突然ですが、


私は、本が好きです。



まず、何が好きかと言いますと・・・


所有しているという優越感(笑)、


次に、手触り、デザイン、本独特の紙のにおい。


そして、あの表紙を開くときのワクワクした気持ち。


です。(単純・・・)



そして年に数回、「本病」という病気にかかります。


1.トイレにまで持って行く。


2.読んでいて、気づくと朝(または夜)になっている(時間の感覚がなくなる)。


3.人と喋るのが面倒になり、約束をキャンセルしまくる。

  (たとえ会っても心ここにあらずという状況になり、「もう帰るね」と短時間で帰ってしまう)



この3つが揃ったら、発病した合図です。


実はその状態がここ2週間ほど続いてました。






というわけで、今日は、特に心に残った本を3冊をupしておこうと思いました




1.
Ludy Go!

夏になると戦争ものの本を読みたくなる私、なんの気なしに入った本屋で目にとまり、

買ったものです。あの太平洋戦争の激戦地、硫黄島を舞台に、そこで指揮を執った栗林中将の

半生が描かれてます。薄い本ですが、内容は非常に濃く、読み終えた後、しばらく放心状態に

陥りました。


教科書で習う戦争。私の知っている歴史。

そんなものはうすっぺらい知識にすぎない。

想像を絶するほどの辛い戦場での出来事、そして、その中で人として誇りを見失わずに

生き続けた日本人の姿が描かれています。


最近は人生の指南書的な内容の本が売れてますが、あんなものが売れること自体不思議で

なりません。

リーダーシップとはどういうものか、人を気遣うということはどういうことなのか、

人としてどう生きればいいのか、これ一冊で事足ります。

心がくじけた時に何度も読み直したい本です。(9月末日、読了)


2.
Ludy Go!
お友達から勧められた本です。私は意外とオカルト好きだったりします。

スピリチュアルハウツー本もちょっと前にはやりましたが、こちらは、古代マヤ人のスピリチュアル

(マヤ人の使っていた暦を解説、更にそれを現代に生かすにはどうすればよいか)を

解き明かしています


文明などに関する専門書は、難解なものが多いものですが、この本はアホな私が読んでも

良いように展開されていてる気がしました。


「地球の自転・公転、月の満ち欠けを体感できるようになる?!

地球の生物圏のリズムに同調しテレパシーを呼び覚まされる…?!」

と帯に書いてありました。「うっそーん」まさにオドロキです。


マヤ人はすごい!って改めて思ったし、そんなテレパシーが芽生えたら私の人生もちょっとは

変わるかもと思い、さっそくこの本に書いてあるような生活をしてみようと思い立ったのですが

ふと考えたら、本当にテレパシーなんてものが芽生えて、地球のリズムを感じるようになって

しまったら、今のように惰性で生きられなくなるのではないか、と思い、怖くてやめました(笑)。


ただ、「古代マヤ人は宇宙人だった説」をひそかに信じている私にはとても興味深い本でした。

(10月上旬、読了)


3.
Ludy Go!

私の美の救世主であり、バリキャリのリリーちゃんが勧めてくれました。


恋愛小説です。

私は乱読家といいつつ、恋愛小説だけはどうしても途中で飽きてしまうという傾向にあるのですが

思い切りハマリました。


無駄のないシンプルな文体。音にたとえるとオルゴール、のような本でした。

想像を働かせなくても、映像として浮かび上がってくるような不思議な既視感。

損得ばかりが横行し、果てにはビジネスまで絡んでくるような今の恋愛市場がもてはやされる中に

あって、こういうごく普通の恋愛は逆にとっても新鮮でした。


最後は死んでしまうんですよ・・・、だけど、一生の間に一時期だけでも、こゆい時間を過ごせた

2人は幸せなんだよな、と自分を納得させサラリと読み終えました。

あああ、純愛。スバラシ。 (10月7日、読了)




以上、この数日間で読んで感銘を受けた本3冊でした。

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私は日頃からインターネットで沢山の情報を得ていますが、何故かネットで得た情報は

コロリと忘れてしまっている事が多いです。逆に、本で読んだことは案外何年たっても

覚えていたりするわけで。


つまり単に「記憶の質」ということで考えると、本で得た情報・感覚の方が

断然深いのだろうなと思います。


あ。やばい~!ルディーちゃんのお散歩行くの忘れてた!!
Ludy Go!

ごめん、ごめん(≧▽≦)