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日本ロシア学生会議のブログ

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どうも、おひさしぶりです。まっつんです。

この留学記の6週間ぶりの更新ということになりますね。

何故、この長期間更新が無かったのかというと、実は先月の更新のすぐあと、A型肝炎を発症してしまいまして、だいたい5週間ほどこちらの病院に入院していたからです。^^;

前回の記事にあったスキーに行く数日前からすでに風邪を引いて高熱を出していたのですが、その日は熱が下がっていたのでどうにかフラフラの頭で(その前日に日本人の飲み会でウォッカを5-6杯飲んでいました。今思えばこれは僕の肝臓にさらなる追い討ちをかけたのではないかと思います。)この機会を逃せば、一生ロシアでスキーをすることができないんじゃないかと焦り(阿呆)、ついつい行ってしまったのでした。その後調べると、A型肝炎はまず、はじめに普通の風邪のような症状が出て、それが一旦収まった数日後に本格的な症状が発症するようで、ちょうどそのインターバルの休憩時間(?)に飲み会とスキーを入れてしまったようです。^^;

で、スキーの次の日には肝炎の症状で体の中から色んなものが出て、お腹が空っぽになり、出るものがなくなった後さらに数日間耐えて授業に出席しようとつとめてみたものの、体に力が入らない(授業中、背筋をまっすぐ伸ばせない、階段が上れない。)、お腹がからっぽで何か食べたいのに、食べ物の匂いを嗅ぐと吐き気に襲われるという、軽い地獄を味わったのち、「これはおかしいんじゃ・・・・・・?」と思い(二つ目の症状が出てから2,3日経つまでまったく気づかなかった。)、病院に連れて行ってもらいました。

最初の病院で肝炎と宣告され、そのまま救急車に乗せられ感染症病院へ。なぜか、その救急車の中が汚かったのが強く印象に残っています。

そうして、僕の入院生活が始まりました。^^; 一日のスケジュールは検温、朝食、点滴、昼食、検診、点滴、夕食、検温。さすがに、キツかったです。インターネットが使用できず(=外界との断絶)、病室にテレビも無く(あってもわからない。)、隣に無愛想な刺青したおっそろしいおっちゃんが来たり(怖い。同じくA型肝炎を患っていたようでした。)、保険の話でもめたり(こっちの人日本の保険会社に慣れてない。)、主治医の先生が何をしゃべっているのかわからなかったり、言葉が伝わらなかったり(ロシア語しゃべれないから軽く馬鹿にされる。)、得体の知れない真っ黒な錠剤を毎食後4錠飲まされたり(口にいれたとたんシュワシュワする。後に活性炭であったことが判明。)、飯がまずい、特に主食のジャガイモのピューレがまずかったり(一切調味料なし、塩味もない。)…そういう地味な苦しみが来る日も来る日も繰り返され、積み重なって最終的には、主治医から食べることを許されたクッキーを日に3枚食べることが日々の生活における至高の幸せになっていました(そのおかげで今も、クッキーがとてもおいしい。)。

そんな感じで、退院したいまも、幸福の基準がかなり入院時の生活に犯されているのですが、とりあえず、今は普通の(?)生活にもどることが出来ました(もどったら、即テストラッシュでしたが)。

体調は未だ十全というわけにはいきませんが、これから日常生活に順応していくために体調を整えていきたいです。また、今回入院にあたってお世話になった皆様に感謝したいと思います。ほんとうにありがとうございました。

というわけで、ぼちぼちブログの更新を再開していきたいと思います。