ところが、三郷JCT付近を先頭に、外環道が大渋滞。
 松戸ICで出て、国道6号を進むことも考えたが、そこも既に渋滞に巻き込まれている上に、出口に向かって別の渋滞列までできている。
 三郷JCTから先の常磐道も、合流や料金所がネックになって詰まっており、流山IC前後まで続いている。
 これだけが「先頭」ということでもなく、実は三郷料金所付近で事故もあったらしく、それによる渋滞と「融合」してしまって、収拾のつかない事態になっていたらしい。
 高野JCTから三郷JCTまで、何もなければ20分やそこらで走れるところを、何と2時間以上かかってしまった。

 柏ICを出た時点で、既に正午を過ぎてしまっており、このまま進んだとしても「フジ取手ボウル」に寄ってから東横INNに着くのは13時前後だろう。
 そうなると、そこから40km前後ある八千代町まで、境町の一部を経由したとして、テーリングに充てられる時間は実質2時間も取れない。
 経験則ではあるが、1時間当たり4~5局程度が目安なので、これでは「取りこぼし」も出かねないことになる。

 ここは、仮に取りこぼしたとしてもリカバーしやすそうな稲敷郡方面を攻めるほうが無難だと判断した。

 「フジ取手ボウル」に12時30分頃到着し、長男のボールは預かってもらえた。


 明日からの関東大会だけではなく、夕方16時頃に練習に来ることも伝えたので、大丈夫だろう。

 そこから東横INNまでは、15分とかからなかった。
 これならば、明日からの「本番」は、関東鉄道常総線で行くよりも絶対に楽な筈だ。
 常総線でも、取手から「フジ取手ボウル」最寄の新取手までは6分ほどで着くが、基本的に20分毎で運転され、新取手駅からも歩くと15分ほどかかってしまう。

 13時頃に着いた東横INNでも、駐車場の確保に成功。


 2泊で1,800円だが、結局この後も何度となく出し入れすることになったので、これで良かろう。

 

 

 長男のスーツケースも預けられたが、長男の「予約」は高校でまとめて電話で取ったらしく、顧問の先生の名前になっていたため「特定」に若干時間を要した。
 既にチェックインだけならできる、ということで、カードキーも受け取る。

 改めて、稲敷郡方面へ向けて出発する。
 カーナビはどうしても国道6号を行かせたいようだが、牛久沼に出るまでは、敢えて「裏ルート」を進む。
 茨城県道11号・取手東線から県道229号・取手谷中線、そして県道208号・長沖藤代線と進んで、牛久沼の畔で国道6号と合流するコースを選択した。

 このルートは、藤代駅近辺を通過するのだが、駅から近い2局(06069:藤代局と06399:藤代宮和田局)は、時期こそ違うものの、北相馬郡藤代町が取手市に編入される以前に訪問済だ。恐らく「ゆうちょラリー(当時は『国際ボランティア貯金ラリー』)」的に、茨城県のマルチを確保しやすく、かつ3ポイント局になることから選ばれたと思われる。
 その少し手前の県道229号沿いに、06387:藤代清水局があり、局前にある数台分の駐車場にも車がいなかったことから、現在は取手市内なので1ポイントではあるが、立ち寄っておくことにした。

 

 

 局名のゴム印は、前に丸ポストと思われるものと、後にスズランらしきイラストが入ったものが用意されていたが、通常のものとどちらがいいか訊かれた。勿論、迷わずイラスト入りをチョイスする。


 局前の駐車場の一角には、ちょっと色が濃い目の丸ポストも立っており、ゴム印はこれとも関係しているのだろう。

 まずはこれで、通算7,284局所目として、やっとのことで本日のテーリングが始まった。既に13時半を過ぎている。

 牛久沼の畔で国道6号に合流し、すぐに右折。竜ヶ崎ニュータウン方面へと向かう。

 このルート、実は昨年も通っている。

 

 

 昨年のゴールデンウイークに、長男とその年の関東大会の会場だった「北小金ボウル」を「下見」するついでに、近隣のボウリング場も巡ってみたのだが、牛久沼の畔で右折した地点は「サウンドボウル牛久店」の至近で、竜ヶ崎ニュータウンには「STAR LIKE BOWL」があり、この道を同じように辿ったのだった。

 

 

 その時は、そこから北上して牛久阿見ICから圏央道に入った(その後、東関道から湾岸線経由で帰宅した)が、今回はやや東寄りのルートを経由する。こちらだと阿見東IC入口付近を通ることになる。

 このルートで進むと、すぐ近くに06458:龍ケ崎長山局、06472:龍ケ崎中根台局、06276:龍ケ崎藤ケ丘局があるのだが、このうち中根台局だけは既訪になるものの、長山局と藤ケ丘局は「竜ケ崎……」だった時代に訪問したきり。
 改称後未訪なので、気にはなるのだが、他にも同様の改称後未訪の局がいくつかあるので、今回は見送り、後日改めてまとめて片付けることにしよう。

 (つづく)