長男が高校の部活動で「関東大会」に出場することになり、会場は茨城県取手市。

 

 

 高1から3年連続での関東大会で、例年土日の開催なのだが、今回は「前泊」するとのこと。
 昨年は千葉県松戸市、一昨年は群馬県高崎市で、当日出発しても「直前練習」が可能だったものの、今年はそれをやろうとすると、集合時刻が早くなり過ぎる、ということらしい。

 長男の「ボール」などを会場まで持ち込む必要があるのだが、自力で持って行くのは大変なので、多くの参加選手は「宅配便」で事前に発送しておくか、自家用車などで持ち込んでいる。
 金曜日の授業(この日は4時限目まで)が終わった後に出発し、16時頃に現地入りして「直前練習」をするとのこと。
 色々と考えた結果、自家用車で運搬して、昼前後までには着けそうだから、それで搬入することにした。

 そうなると、金曜日は「一日休暇」になるから、可能な限りどこかで「100円テーリング」しておきたい。

 この近辺の茨城県南西部と、隣接する千葉県北西部は、それなりに訪問済ではあるものの、かなり「歯抜け」状態になっている。
 自家用車でのテーリングだから、鉄道利用で容易に行けそうな所は除外し、かつなるべく「ゆうちょラリー」で3ポイントになる郡部(町村部)を狙いたい。

 そう考えて、訪局記録とにらめっこをした結果、結城郡八千代町の6局(全て未訪)と、猿島郡境町で1局だけ未訪局があるので、これらを「第一候補」に考えた。
 両町の間には坂東市が挟まっており、周囲の古河市、常総市、下妻市などにも未訪局はそれなりにあるから、「町」優先にしてもその7局の他に数局は巡れるだろう、と踏んだ。

 しかし、現地までのルートを考えると、首都高湾岸線から外環道に入って、三郷JCTから常磐道という流れが普通だろう。そうなると、谷和原ICでは若干行き過ぎに思えるので、手前の柏ICで出ることになりそうだ。
 この直後の動きにとってのポイントは二つあり、会場の「フジ取手ボウル」に長男のボールを運び込むことと、宿である「東横INN取手駅東口」の駐車場を確保すること、がある。

 この東横INNの駐車場は「先着順」の「1泊900円」で、かつ「宿泊中の出入庫フリー」になっている。
 近隣の所謂「コインパーキング」などは、見た限りでは一番(駅に近いからか)高い所でも「入庫後24時間1,000円」で、それ以外は「同900円」以下。東横INNの周辺でも700円くらいが多く、少し歩くなら500円とかもあったりする。これらと比較すると、決して安くはない。
 しかし「宿泊中の出入庫フリー」がポイントだ。
 会場の「フジ取手ボウル」への送迎をした後に、改めてどこかほかに出かける可能性などもあるので、その都度、時間貸駐車場に入れたり出したりするのは、却って高くなりかねない。「上限料金」が設定されているとはいえ、数時間での出し入れが重なれば、それだけその「上限料金」が何度もかかる可能性もある。

 そのため、経験上このような設定の駐車場がある東横INNの場合は、通常のチェックイン時刻(会員なら15時から)よりも前に取り敢えず辿り着いて荷物を預けるなり(部屋には入れない前提で)チェックイン手続・料金前払をしてしまうのが「吉」だと思っている。

 そうなると、「フジ取手ボウル」も東横INNも常磐道より東側(東横INNのほうが「フジ取手ボウル」よりも更に東側)に位置するのに対し、目指そうとする境町や八千代町は常磐道の西側(というより北側だが、どちらにしろ下り方向に対して左側)に当たってしまう。
 早い時間帯に取手まで辿り着ければ、常磐道から「フジ取手ボウル」経由で東横INNまで「往復」して、改めて境町・八千代町へと折り返すこともできるかも知れないが、渋滞などで遅れてしまうと、中途半端なこと(目標を完訪できず一部だけ残るとか)になりかねない。

 その場合、取手市内もさほど訪問済の局が多い訳でもないが、さらに東側に目を向ければ、稲敷郡阿見町や同郡美浦村に未訪局が残っている。
 阿見町は、常磐線・荒川沖駅から近い2局だけ訪問済。また美浦村は、06760:美浦トレーニングセンター内簡易郵便局(2013年12月2日一時閉鎖・2020年12月1日廃止)のみ、何故か訪問している。訪問したのは2001年3月1日、通算4,390局目としてだったので、別に「なくなりそうだから早目に訪問した」ということでもなさそうだ(そういう記憶もない)。
 この時に巡った記録を確認すると、元々稲敷郡の一部だった龍ケ崎市の郵便局もまとめて巡っていて、この2001年の9月25日から、それまで「竜ケ崎……」となっていた局名を一斉に「龍ケ崎……」に改称しているから、このためか、というとそうでもない。この改称が発表されたのがいつだったかは正確に判らないのだが、半年以上も前に判っていたとは思えないし、むしろ「こないだ回っておいて良かった」と思った記憶も朧気ながらある。
 前年の2000年11月13日に設置された06472:龍ケ崎中根台局だけは、開局時から「龍ケ崎」だったため、妙にバランスが悪いな、と思っていたことはあり、もしかすると、という「勘」が働いた可能性がないとは言い切れないが。
 その時たまたま、美浦トレーニングセンターの中にあった簡易郵便局だけ寄った、ということなのだろうが、そのため筆者にとって美浦村は「訪局実績はあるが現存局は全て未訪」という妙な状態になっている。

 16時までの「有効時間帯」が終わってしまったら、近隣の「ボウリング場めぐり」に移行する可能性もあるが、それは別途考えることにする。とは言え、どちらに転んでも、対象になるべきボウリング場はある。

 長男か「フジ取手ボウル」に到着するのが16時前後だということなので、流石にそれまでには着かないといけない。
 「フジ取手ボウル」は、テーリングのターゲットになる「郡部」からは距離があるため、テーリング後では間に合わなくなる可能性があるから、まずはここを目指すことになる。
 いくら何でも、直行して16時に間に合わないということはないだろうし、そうなってしまったらテーリングどころではない、ということにもなる。

 順調に進めば、柏ICを出てから取手市内やそこに至るまでの間にある「車でないと訪問が難しそうな局」も拾えるかも知れないが、それはあくまでも10時前後までに常磐道から出られたら、くらいでないと厳しいと思う。
 慌てずとも、それほど遠い場所ではないし、これまでもこの千葉・茨城県境付近はよくテーリングのために遠征しているから、いずれまた機会があるだろう。

 そう考えて、計画段階としては、この程度まで考えておくだけにしようと考えた。

 (つづく)