先日、年内いっぱいで廃止になる名古屋貯金事務センター内分室に「遠征テーリング」したばかり。
僅か5日後に、これまた12月28日廃止予定の宇部西本町郵便局を目指すことになった。
山口県に限らず、中国地方は、新幹線で行くには遠く、飛行機で行くには空港が不便(特にHIJ:広島やOKJ:岡山)。
しかし、今回の目的地である宇部は、市街地の傍にUBJ:山口宇部空港があり、空路の利用が効果的だ。勿論、新幹線で新山口(筆者などは未だに「小郡」と言ってしまうが)からでもアクセスは良いのだが、東京から新山口まで「のぞみ」でも4時間半近くかかってしまう。HND(東京羽田)からUBJまでは1時間半程度と3分の1で済むから、その分、現地での「有効時間帯」も長く確保できる。
思い返すと、山口県での「テーリング」は、2005年1月以来、ほぼ15年ぶり。初の山口県内テーリングは、「最長片道切符の旅」の際の1990年3月で、その間には「単発」の訪問しかなかった。1992年に「国際ボランティア貯金ラリー」で、「79:奄美」を除く62マルチを稼ぐため、九州本土の7マルチとともに2日間で巡ろうと下関局にだけ足を記した。また、2003年には、広島への出張(偉い人の随行)の際、足を延ばした岩国で1局だけ訪問している。
なので、まともな山口県でのテーリングとなると、概ね15年に一時、というような状況である。
やはり、山口県や山陰は、首都圏からの「距離感」」が大きいのだろうと思う。
2006年に、「マイレージ修行」を兼ねて全国を飛び回った際にも、中国地方は手付かずだった。そのため、UBJ自体が「未踏」の空港である。
実際には、一度、IWJ:岩見への「修行」を目論んだ。ダイヤの都合で、片道は直行便でB737だが、もう一方はITM(大阪伊丹)乗継となり、ITM-IWJ間は悪名高き「ボンバルディアQ400(DHC-8-400)」になる予定だった。
ところがこの「Q400」。筆者は、色々と見聞していたことから「いつか何か『やらかす』に違いない」と毛嫌いしていた機種で、特にNH(全日本空輸/ANA)の「Q400」はヤバい、と思っていた。それでも、IWJに行くためにはNHしか選択肢がなく、「致し方なくNHのQ400に乗る」という覚悟を決めるしかなかった。
ところが、実際にその「予約」の直前となって、祖母が亡くなるという突発事態が発生。そのため、割引運賃で予約していたから半額以上の「手数料」を支払ってキャンセルすることになった。
が、その半年後、NHのQ400が、KCZ:高知で「胴体着陸」での緊急着陸を余儀なくされるインシデントが発生した。
結果として、筆者はNHのQ400には未だに乗ったことがない。が、この「経験」から、あれは「NHのQ400には乗ってはいけない」という啓示だったのではないか、とまで思っている。
閑話休題、(未訪の)郵便局がなくなると聞くと、取り敢え何とか行けそうならば行ってみようと画策するのが常。
そして今回は、廃止となる宇部西本町局からほど近い「宇部山大病院内郵便局」も一時閉鎖になる(尤も、半年後には耐震工事が終わって再開するらしいが)と知り、アクセスがそれほど悪い場所でもないので行ってみることに。ここ何年か、富山県や鹿児島県での廃止情報を聞いて、文字通り「飛んで」駆けつけたことがあったが、一方で山形県などは陸路では時間がかかり過ぎ、空路では便数が少ないなどで諦めたりした。
今回は、貯まっているNHのマイレージを「ANAスカイコイン」に換えて充当したので、往復の航空券は「タダ」になったし、ダイヤ的にも悪くはなかった。
ところが、当日の未明に、首都高速湾岸線での車両火災と、それが遠因となった多重衝突事故が影響して、HNDへのリムジンバスが大幅なダイヤ乱れ。
いざYCATからバスに乗ろうとしてみたが、「60分以上」の所要予定に愕然とする。まあ、多少の余裕を持って出て来てはいるので、60分で着くなら問題ないのだが、(折返しとなるべき)バスが来ない。
8時45分頃にYCATを出たバスは、それでも9時半過ぎにはHND1タミに到着。
今回搭乗するのは、2タミから出るNH693便なのだが、折角なので00297:羽田空港局に寄って行く。
ターミナル間連絡バスで2タミに移動。
その時点で10時が近くなっており、10時30分発の便に乗るので、それほどの時間の余裕がなくなってきた。
出発ロビーでAMEXの勧誘部隊に捕まりそうになったが、「たたかう」……ぃゃ、相手をするには時間が半端なので「にげる」を選択。「しかし、回りこまれてしまった!」とはならずにカウンタへ。時間があるなら、色々と「駆け引き」を楽しみたいところではあったが……。
カウンタで搭乗券を発券してもらうが、今回は復路分もまとめて発券してもらった。
セキュリティ・ゲートを抜けたところで10時。多少の余裕はあるので、ANAラウンジへ。
レンタカーなど借りる予定はないので、午前中ではあるがビールで「セルフ乾杯」。
10時30分発のNH693便は、B767-300ER(JA615A)が充当され、ほぼ定刻での運航。
UBJには定刻12時15分よりも5分ほど早着した。
(つづく)



