さて、2日目のテーリングを終わらせ、沼田市街に戻った。

 しかし、時刻はまだ16時になろうかという頃。片品に20時に迎えに行くまでの間、妙に時間が空く。

 

 そこで、沼田にはローカルなボウリング場がある、と気付いていたので、行ってみることにした。

 ローカルすぎて、情報もなく、料金もわからず行ってみたが、1ゲーム700円という明朗会計。ただし、それでは何ゲームもは投げられない。

 結果はともかくとして、学生時代以来ではないかと思える、ウッドレーン特有の「ゴロゴロゴロ……」というサウンド。今時のシンセティックレーンでは考えられないような、レーン表面の微妙な凹凸。何とも懐かしいものを感じながら、1時間半ほど滞在して5ゲーム投げてみた。

 

 さて、その後は前日の「反省」から、幾許かの買い物をしたりして時間調整し、片品に向かう。

 

 花咲の民宿エリアの手前に、日帰り温泉施設の「花咲の湯」という施設がある。21時まで営業らしく、まだ19時過ぎだったので寄ってみた。

 しかし、温泉に入るほどの余裕はないので、売店とレストランを除く程度。フロントで受付は必要だが、この場合は入館料はかからない。

 

 折角なので、レストランでそばを頼んでみた。

 レストランの窓からは、片品・花咲の里の夕暮れ時の風景がよく見える。

 雨は昼までに上がっていたが、湿気は多いままで、山間には雲のような靄がかかっているところもある。

 

 売店に、「ぐんまちゃん」グッズが売っていたので、ぬいぐるみも1体購入。

 子供達は、お土産代として財布を持って来てはいる筈だが、お土産購入は最終日の日光のみなので、群馬県内での購入機会がない。なのに2泊とも群馬県内なので、やや何だかなぁ……と思った。

 

 そんなことをしていると、民宿に着いたのは19時50分頃になってしまった。

 別に遅れた訳ではなかったが、昨日よりも早く予定が進んていたようで、もう少し早く到着しても待たずに連れ帰ることができたようだった。

 

 ということで、この日も長男を連れ、沼田市内で宿泊。

 

 (つづく)