さて、どうやら伊勢崎市内に心残りをやらかしつつも、いつまでも悔いているだけでは始まらないので、先に進む。

 

 北関東道の北側に移り、カーナビの地図に現れた〒マークを目指すと、04053:前橋東局だった。

 ここは、見た目でも判るが、集配も扱う大規模な局で、来客もそれなりには多い。

 ただし、窓口もそれなりに複数対応しており、それほど待ち時間が長くなった訳でもない。

 

 ここで通算6,814局目となった。

 翌日、恐らくテーリングは片品村スタートになるだろう。片品村には、郵便局が2つあり、ともに未訪。

 今回は、その経緯や趣旨から、その片品村の2局のうち、どちらかを6,820局目にしたいな、と考えていた。

 そうすると、この後、本日中には、あと4局ないし5局巡れば良い。

 

 だが、この後、もう少し進んだ前橋大島駅の近くにある「ラウンドワンスタジアム前橋店(店舗ID:79)」に寄りたい。

 その手前には、前橋広瀬、前橋天川大島の両局が待っており、これを計上すれば、あと2局ないし3局。そして、ラウンドワンの後には、18時までに前橋中央局に併設されているゆうちょ銀行・前橋店に寄りたい。そうなると、残り1局ないし2局、となる。

 そこで、地図に目を転じると、少し西に回り込んで、鶴光路と佐鳥の2局を経由する、という案が浮上。

 こうすると、天川大島局が6,818局目となり、前橋中央局内のゆうちょ銀・前橋店に18時までに辿り着ければ、翌日の1局目が、前橋店が無理だった場合でも翌日の2局目が6,820局目となる。

 ということで、前橋店の訪問可否に関わらず調整が可能なので、ラウンドワンでの時間的制約が緩くなる。尤も、20時までには片品に到着する必要があるため、18時半くらいまでには前橋を離れなければなるまい。

 

 ということで、やや南に戻りながら西進し、04139:前橋鶴光路局へ。

 貯金後、通帳を返される際、窓口の局員さんが「まえばし・つるこうじ・郵便局です、よろしく」と読みを確認するように言っていたのが印象的。決して難読ではないと思うのだが、一発変換できないので「かくこうじ」とか「かくこうろ」「つるみつろ」などと読む人もいるのだろうか。

 

 続いて北上し、04159:前橋佐鳥局へ。

 局内待合室では、すぐ横でベテラン局員らしき人が客と簡保の相談をしていて、妙に個人情報が飛び交うので落ち着かない。尤も、こちらは余所者なので、誰の話なのかさっぱりわからないが、落ち着かないことには変わりがない。

 

 いよいよラウンドワンに迫りつつ、04284:前橋広瀬局へ。

 県営団地の中にあり、すこしわかりにくい。

 丁度その時、カーステレオではランダム選曲で「夢の中へ」が流れていた。

 

 探し物は何ですか

 見つけにくいものですか

 カバンの中も 机の中も

 探したけれど見つからないのに

 

 いやいや、

 

 探す局はどこですか

 見つけにくい場所ですか

 団地の中も お店の中も

 探したけれど見つからないのに

 

でしょう(爆)。

 

 そして、取り敢えずの「中間目標」となった04248:前橋天川大島局へ。

 中央分離帯もある大きな道路の反対側にあるため、かなり先まで進んでUターンするしかなかった。

 何と、この局、まさにラウンドワンの隣。

 なので、まずはUターンの結果「手前」になったラウンドワンの駐車場に車を止め、徒歩で郵便局へ。

 ところで、この前橋周辺の郵便局の窓口には、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が置いてあることが多い。

 何かの景品でもなく、販売している訳でもなさそうだが、妙に気になる。少なくとも、長女は好きそうだ。長女は、3歳くらいの頃に買った「ピンクのブタのぬいぐるみ」をずっと大事にしていて、どこに旅行に行く時にも連れて行ったので、「全国各地を渡り歩いたぬいぐるみ」になっている。ちなみにグアムにまで連れて行ったが、パスポートはない。

 今回は「修学旅行」なので、流石に連れて来てはいないだろうが、長女のことだからリュックに忍ばせていたりして。何しろ、そのグアムに渡航した時には、機内に持ち込んだリュックの中に工作用のハサミを入れっぱなしにしていた「前科」がある。何とこれ、手荷物検査でスルーされたが、全く同じ日に国内線で中学生が機内に持ち込んだリュックからハサミが見つかり、全員降機して再検査、そのために大幅に遅延、という「事件」が起きている。あまりのタイミングでびっくりしたが、代わりに?筆者は航空券に「SSSS」が印字され、特別検査を受けさせられた。(詳しく書くと長くなるので「詳細はWEBで」検索願いたい)

 

 ということで、6,818局に達したところで、15時少し前。

 別な「めぐり系」のため、隣のラウンドワンへと戻ることにする。

 

 (つづく)