少し前の話になってしまいますが、
創新特別セミナー「長寿企業に学ぶ、生き残る経営」
に参加してまいりました。
講師は法政大学大学院 教授の久保田章市 先生でした。
ポイントとしては、まず長寿企業(100年以上)が日本には
約5万社あるとのこと。1,000年以上に至っては
なんと、19社もあるらしい。こんな国はどこにもない。
その内の96%が中小企業だそうだ。びっくりである!
では、なぜ日本には長寿企業が多いのだろうか?
と言う疑問がわいてくる。
先生の答えは、後継者と経営革新だそうだ。
日本伝統の制度で家業を子供が継ぐことと、
養子縁組による一族経営が今までの長寿企業の
あり方であった。
ところが、90年代以降の社会の変化が激しく、
それだけでは生き残れなくなってきているらしい。
そこでこれからは、経営革新が重要である。
その為には人材の確保と教育が重要であるとのこと。
その他まだまだためになる話しの、オンパレードで
あったが、私も二代目として考えさせられることが
多かった。
経営革新の方向性を決め、決断し、推進することが
経営者の役割である。心に沁みました!
by mukae
