癒着・不正・犯罪への怒り③ | 探偵言いたい放題 パート2

癒着・不正・犯罪への怒り③

 調査状況は最悪と言ってよかった。しかし、内偵を中心に調査を続けていったのであった。
 すると、やはり多くの情報を収集することができた。そんな中、これだと思われる確信的な情報をつかむ事ができた。その情報とは…
 やはり予想通りの情報が上がってきた。
 与太郎は、自分の土地に面した道を区画整理の名目でまたしても市役所の担当者を操り、更に、議員までも使って土地を拡げようとしていたのである。
 当然、担当者へも金銭的見返り、更には、議員にとっても次期市議会選挙の全面的支援を得ることができたのであった。
 私とA氏は、激しい怒りに胸中が襲われた。
 これら、議員、行政機関の不正が現実起こっているのである。皆さんも真剣に怒っていただきたい!!!
 その後、とうとう与太郎の思惑通り、またしても国有地を自分の財産にしてしまった。人間、一度秘めた味は、忘れられないものであり、どんどんエスカレートしていくものである。しかしこのようなことが何時までも上手く続くのであろうか・・・・・・
 果たして、与太郎はこの次どんな不正をしていくのであろうか・・・
 しかし、予想もつかない誤算が与太郎を襲った。
 それは、"時代"という抵抗することのできない誤算であった。
 つまり、土地の下落どころか、土地など売れない時代となってしまったのである。全てが上手くいっていた計画もこればっかりはどうすることもできなかった。
 そして、もう一つの時の流れが与太郎を襲った。
 与太郎のシャブでおかされたぼろぼろの内臓がついに停止した。
 土地が売れる前に死んでしまったのであった。
 残されたのは、ぶくぶくに太った固定資産税が付いて回る、売れない土地であった…
 与太郎の息子、獣米は近く展開される恐怖に震える日々が続いていくことに、まだ気づくことはなかった………