先日、札幌市の中心部でライラックの花が咲いているのを見かけました。ライラックは札幌の市木であり、市内の至る所に植えられています。

モクセイ科の木で、日本での名前は「ムラサキハシドイ」というそうです。アメリカから札幌に持ち込まれたのは19世紀末なのだそうで、もう百何十年もの間、札幌市民に親しまれてきたということになります。

ライラックまつり開催に先んじて5月10日、白石区の川下公園に行ってみました。

地下鉄白石駅から白石営業所行きのバスに乗り、川下公園または白石高校で下車。白石営業所行きでも、一部川下公園も白石高校も通らない便があるので注意が必要です。

川下公園はライラックの名所ですが、その時期にはまだ早かった模様。

中心部ではほとんどが咲いていたので、それと同じような感覚でこちらに来てしまいましたが、こちらのほうが涼しい気候なのか、蕾のままの状態。ちょっと失敗だったかもしれません。後でインターネットで調べてみたら、公式サイトで開花情報が掲載されていました。ちゃんと見てからくればよかったです。

ですが、たまにしっかり咲いているものもあります。

園内には「ライラックの森」という区画があり、様々な品種のライラックが植えられています。なのですが、遠目から見ると全然咲いているようには見えません。

「ライラックの森」に入ってみると、中には咲いているものも。白いライラック。なんという品種かは見ていませんでした。

比較的大きな木。ほとんど咲いていません。咲いているものより蕾の方が濃い紫色です。

公園の西口には水遊びができるような場所があるのですが、まだ時期でないため水は止められている模様。

滞在時間は少々短かったですが、白石高校前からバスに乗り込みます。帰りは白石駅行きには乗らず、新札幌行きに乗りました。まあ、ただゲーセンに行きたかっただけです。

現在、26日まで大通公園でライラックまつりが開催中ですが、25日からは川下公園でも開催されるようです。

リラの花咲く前