小倉名物のハンデキャップ重賞、芝1800mの小倉大賞典。今年も平坦巧者を中心に15頭が出走してきました。毎年のように伏兵馬が好走して波乱の決着となるこのレース。今年はトップハンデ58.5キロのカテドラルから最軽量53キロのゴールドエクリプスまでハンデ差5.5キロの中に15頭です。熱戦が予想されます。

 

このレース、過去5年の1着~3着は3-1-14、4-10-2、11-1-12、1-3-8、2-9-10番人気の馬で決着しています。この5年、1番人気か2番人気の馬の1頭は馬券対象を確保しています。その一方で、ここ5年はハンデ戦らしく8番人気~14番人気馬が馬券対象に好走して波乱を演出しています。昨年も1着は2番人気(単勝4.9倍)のヒンドゥタイムズでしたが、2着は9番人気(単勝17.7倍)のカテドラル、3着は10番人気(単勝18.8倍)のバジオウという結果で、3連単は10万円超の好配当でした。今年の上位人気は、アルナシーム、ゴールドエクリプス、エピファニー、ロングラン、ダンディズムあたりでしょうか。上位人気は割れ加減です。

この5年の1~3着馬の斤量は、57-54-53、57-52-55、56.5-57-53(牝)、54-55.5(牝)-57.5、57.5-58-55。ここ5年、57キロ以上の重い斤量を背負った実績馬が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年も57.5キロを背負ったヒンドゥタイムズが1着、トップハンデ58キロを背負ったカテドラルが2着でした。ただし、今年はトップハンデ58.5キロのカテドラルをはじめ牝馬で55.5キロのクリノプレミアムを含めて実に11頭が57キロ以上の重い斤量を背負います。絞れません。

また、この5年は7歳以上馬が少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年も7歳のヒンドゥタイムズ、同じく7歳のカテドラルのワンツーフィニッシュでした。今年の出走メンバー15頭のうち7歳以上馬はカテドラル、ダンディズム、クリノプレミアム、アドマイヤビルゴ、マイネルファンロン、シフルマンの6頭です。

さらに、ここ5年、前走で芝2000m以上の距離の重賞レースを走っていた馬が少なくても1頭連続して連対しています。昨年も該当馬5頭のうちの2頭、前走芝2000mのG3チャレンジカップを走っていたヒンドゥタイムズが1着、前走芝2000mのG3福島記念を走っていたカテドラルが2着でした。今年のメンバー15頭のうちで、前走芝2000m以上の距離の重賞レースを走っていたのは、カテドラル、クリノプレミアム、アドマイヤビルゴ、フェーングロッテン、マイネルファンロン、エピファニー、ゴールドエクリプス、ホウオウアマゾンの8頭です。

 

馬券は、芝1800m戦で4勝している12エピファニーが中心。強敵は、同じく芝1800m戦は7戦して4勝している07アルナシーム。以下、末脚の利く14ゴールドエクリプス、小倉日経オープン快勝から臨む03ダンディズム、昨年の4着から巻き返しを期す11ロングランの3頭。昨年2着の02カテドラルは押さえます。

 

 

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