古馬牝馬による今年最初の牝馬限定重賞、京都牝馬ステークス。ここ3年は本来の京都芝1400mから阪神芝1400mに舞台を移しての開催となりましたが、今年は本来の京都芝1400mに戻って開催されます。今年もスプリンターズステークス3着のナムラクレアをはじめスピード自慢の18頭が出走してきました。激戦になりそうです。

 

このレース、京都芝1400mで行われた2回と、阪神芝1400mに舞台を移して行われた3回のあわせて5年の1着~3着は、9-7-13、1-6-13、3-5-9、5-1-2、2-1-3番人気の馬で決着しています。大波乱となった2019年を除くここ4年は、1番人気~3番人気の馬が少なくても1頭、連対を果たしています。昨年は比較的堅い決着で、勝ったのは2番人気(単勝5.1倍)のララクリスティーヌ、2着に1番人気(単勝4.1倍)のウインシャーロット、3着に3番人気(単勝6.0倍)のロータスランドでした。今年は実績上位のナムラクレアが抜けた人気。これに続くのはメイケイエール、ソーダズリング、ロータスランドあたりでしょうか。

この5年の連対馬10頭はいずれも4歳~5歳馬。6歳以上馬は3着までという結果になっています。昨年も5歳馬のララクリスティーヌ、同じく5歳馬のウインシャーロットのワンツーフィニッシュでした。6歳馬のロータスランドが3着でした。今年も6歳以上馬が6頭出走してきましたが、データ的には少し厳しいようです。

また、ここ5年の連対馬10頭は例外なく前走で芝の1400m以上の距離のレースを走っていました。昨年も前走芝1600mのリステッド・キャピタルステークス1着から臨んだララクリスティーヌが1着、前走芝1600mのG3ターコイズステークス2着から臨んだウインシャーロットが2着でした。前走で芝1200mの距離のレースを走っていた馬、あるいはダートのレースを走っていた馬は少し不利のようです。今年の出走メンバー18頭のうち前走芝1200m戦を走っていた馬は実に10頭もいます。また前走ダートを走っていたメイケイエールもいます。

さらに、ここ5年の連対馬10頭のうち9頭には芝1600m以上の距離のレースで優勝実績がありました。例外1頭は2020年の2着馬プールヴィルで優勝実績は距離1400mまで。昨年の勝ち馬ララクリスティーヌは芝1600mのリステッド・キャピタルステークス1着、2着のウインシャーロットは芝のマイル戦で2勝していました。今年のメンバー18頭のうち4歳~5歳馬で、前走芝1400m以上の距離のレースを走っていた馬は、アルーリングウェイ、プレサージュリフト、モズゴールドバレル、ソーダズリングの4頭ですが、4頭とも芝のマイル戦で優勝実績があります。

加えて、ここ5年の連対馬の1頭は、4歳~5歳馬で重賞レースでの連対実績のある馬、かつ前走で距離1400m以上の重賞レースを走っていた馬でした。昨年も該当した3頭のうちの1頭、ウインシャーロットが2着荷好走しました。今年のメンバー18頭のうち4歳~5歳馬で重賞レースでの連対実績があり、かつ前走で距離1400m以上の距離の重賞レースを走っていた馬は、プレサージュリフト、ソーダズリングの2頭です。

 

馬券は、人気でもやはり実績上位の12ナムラクレアが中心。相手は、近走好調の10プレサージュリフト、前々走の三年坂ステークスで接戦を演じた15ソーダズリングと11モズゴールドバレルの3頭。18ロータスランドは押さえます。

 

 

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