GI高松宮記念に向けた前哨戦の1つ、ハンデキャップ重賞のシルクロードステークス。ここ3年は中京芝1200mで開催されましたが、今年は本来の京都芝1200mに戻っての開催となります。今年もスピード自慢の18頭が出走してきました。トップハンデは58.0キロのアグリ、トゥラヴェスーラの2頭、最軽量は54キロの牝馬4頭、ハンデ差4キロの中に18頭というメンバー構成で激戦が予想されます。

 

このレース、京都芝1200mで行われた2年と中京芝1200mで行われた昨年までの3,年、あわせて5年の1着~3着は、1-11-12、3-6-8、4-3-2、2-7-3、2-10-1番人気の馬で決着しています。ここ5年の勝ち馬は1番人気~4番人気の馬です。ただしハンデ戦らしく伏兵馬の出番もあり、ここ5年では7番人気~12番人気の5頭が馬券対象に好走しています。昨年も、勝ったのは2番人気(単勝4.8倍)のナムラクレアでしたが、2着は10番人気(単勝35.7倍)のファストフォース、3着は1番人気(単勝2.5倍)のマッドクールという結果で、三連単は5万円弱の好配当でした。今年の上位人気は、ルガル、アグリ、エターナルタイム、バースクライあたりになりそうです。

この5年の上位3頭の斤量は、55(牝)-53(牝)-54、56-57.5-57、55(牝)-54(牝)-56、54(牝)-56-58、56.5(牝)-57.5-56。毎年57キロ(牝馬55キロ)以上の重い斤量を背負った実績馬が少なくも1頭は馬券対象に好走しています。昨年も牝馬で56.5キロ(牡馬換算58.5キロ)のナムラクレアが優勝、2着も斤量57.5キロのファストフォースでした。今年の出走メンバー18頭のうち斤量57キロ以上を背負うのは、ホープフルサイン、ルガル、サンライズオネスト、アグリ、トゥラヴェスーラ、オタルエバーの6頭、牝馬で55キロ以上を背負うのはテイエムスパーダ1頭です。

また、この5年の連対馬10頭のうち9頭まで、3着以上馬15頭のうち13頭までが4歳~6歳の馬でした。例外2頭は、2019年の3着馬ティーハーフ(9歳)と、昨年の2着馬ファストフォース(7歳)。今年も7歳以上馬が5頭出走してきましたが、データ的には厳しいかもしれません。

さらに、ここ5年の優勝馬に限れば、4歳~6歳の馬で上位4番人気以内に支持された馬、かつ前走で5着以内に好走していた馬でした。昨年の勝ち馬ナムラクレアも4歳牝馬で2番人気支持されていました。同馬は前走GIスプリンターズステークス5着からここに臨んでいました。今年のメンバー18頭のうち上位4番人気以内に支持されそうな4歳~6歳馬で、かつ前走5着以内に好走していたのは、ルガル、アグリ、バースクライ、オタルエバーあたりでしょうか。

 

馬券は、人気でも堅実に走る04ルガルが中心。強敵は、連勝中の17オタルエバー。以下、阪神カップ惜敗の13アグリ、芝1200mは3戦3勝の15バースクライの2頭。スピードのある14テイエムスパーダを少し。

 

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