ダートGIフェブラリーステークスの前哨戦に位置づけられているダート1800mの名物重賞、東海ステークス。2020年は京都競馬場での開催でしたが、2021年からは例年の中京ダート1800mに戻って行われています。今年もダート重賞で実績豊富なメンバーを中心に16頭が出走してきました。フェブラリーステークスに向けて注目の一戦です。

 

このレース、京都開催となった2020年を含めた過去5年の1着~3着は、1-2-4、2-3-1、2-7-12、7-1-3、2-1-3番人気の馬で決着しています。この5年、1番人気馬か2番人気馬の少なくても1頭は連対を果たしています。ここ5年の3着以上馬15頭のうち12頭までが1~4番人気の馬です。上位人気馬が堅実に走っている印象です。昨年も、勝ったのは2番人気(単勝5.1倍)のプロミストウォリア、2着は1番人気(単勝2.7倍)のハギノアレグリアス、3着は3番人気(単勝6.3倍)のハヤブサナンデクンでした。今年は、オメガギネスが抜けた人気、これに続くのはウィリアムバローズ、ヴィクティファルス、ペプチドナイル、ブライアンセンスあたりでしょうか。

ここ5年の1~3着馬の馬齢は、5歳-4歳-4歳、5歳-7歳-6歳、5歳-7歳-6歳、7歳-6歳-6歳、6歳-6歳-7歳。3着以上馬15頭はいずれも4歳~7歳馬。とくにここ4年は明け7歳馬が連続して馬券対象に好走しています。昨年も明け7歳のハヤブサナンデクンが3着に好走しました。ただし、今年の出走メンバー16頭のうち明け7歳馬はここが初ダートとなるバビット1頭のみです。

また、この5年、連対した馬の少なくても1頭は近3走以内にダートの重賞で4着以内に好走した実績のある馬でした。昨年はこれに該当した7頭のうちの1頭、前走G3みやこステークス2番人気2着のハギノアレグリアスが2着に好走しました。今年のメンバー16頭のうち近3走以内にダートの重賞で4着以内に好走した実績のある馬は、キリンジ、ペプチドナイル、オメガギネス、タイセイドレフォン、ウィリアムバローズの5頭です。

さらに、ここ5年の優勝馬に限れば、いずれも前年のダートのレースで連勝した実績のある馬でした。昨年もこれに該当した3頭のうちの1頭、1勝クラスのレースから3連勝でここに臨んだプロミストウォリアが優勝しました。今年のメンバー16頭のうち前年にダートレースで連勝した実績のある馬は、キリンジ、ペプチドナイル、レッドファーロ、ブライアンセンスの4頭です。

 

馬券は、人気でもデビューから4戦3勝と底を見せていない10オメガギネスが中心。相手は、連勝中の13ブライアンセンス、前走初ダートを快勝した03ヴィクティファルス、先行力のある06ペプチドナイル、堅実に走る14ウィリアムバローズまで。

 

 

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