京都新春開催の名物ハンディキャップ重賞、日経新春杯。ここ3年は中京芝2200mに舞台を移しての開催でしたが、今年、本来の京都芝2400mに舞台を戻しての開催となります。データは参考程度に。今年はトップハンデ58キロのヒンドゥタイムズから最軽量53キロのナイママ、シンリョクカの2頭まで斤量差5キロ差の中に14頭というメンバー構成になりました。今年も熱戦になりそうです。
このレース、京都競馬場で開催された2回と中京開催の3回をあわせた過去5年の1着～3着は、1-5-3、2-5-11、7-13-4、3-1-9、2-10-4番人気の馬で決着しています。毎年、1番人気～4番人気馬の少なくても1頭は馬券対象に好走しています。ただし伏兵馬の出番もあり、ここ4年は9番人気～13番人気の伏兵馬が馬券対象に好走して好配当を演出しています。昨年は、勝ったのは2番人気(単勝3.8倍)のヴェルトライゼンデでしたが、2着は10番人気(単勝35.8倍)の伏兵キングオブドラゴン、3着は4番人気(単勝6.7倍)のプラダリアで、三連単は10万円弱の好配当でした。今年の上位人気は、ブローザホーン、ハーツコンチェルト、サヴォーナ、サトノグランツあたりでしょうか。上位人気は割れ加減です。
この5年の3着以上馬15頭の負担重量は、55-55-55、52-54-51、53-52(牝)-56、55-57-54、59-55-56。ここ2年はトップハンデ馬が連対しています。今年のトップハンデ馬はヒンドゥタイムズ。これに続くのが57.5キロを背負うディアスティマ、サトノグランツの2頭です。また、ここ5年、好走が多いのは斤量54キロ～55キロあたりでしょうか。昨年も斤量55キロのキングオブドラゴンが2着荷好走しました。今年の出走メンバー14頭のうち斤量54キロを背負うのは、リレーションシップ、リビアングラスの2頭、斤量55キロを背負うのはレッドバリエンテ、ハーツコンチェルトの2頭です。
さらに、この5年の3着以上馬15頭の馬齢を見ると、4歳-6歳-6歳、4歳-5歳-6歳、5歳-6歳-5歳、4歳-4歳-5歳、6歳-6歳-4歳。馬券対象馬は4歳～6歳馬です。今年も7歳以上馬が5頭、リレーションシップ、ナイママ、ディアスティマ、ハーツイストワール、ヒンドゥタイムズが出走してきましたが、データ的には少し厳しいようです。
加えて、この5年の優勝馬に限れば、一昨年までの4年ではいずれも前走の斤量から2キロ以上減っていた馬が優勝しました。一昨年は該当馬4頭のうちの1頭、前走日本ダービーの斤量57キロから2キロ減の55キロで出走したヨーホーレイクが1着でした。今年の出走メンバー14頭のうち前走から斤量が2キロ以上減っているのは、リレーションシップ、インプレス、リビアングラス、ハーツコンチェルトの4頭です。
馬券は、人気でも08ブローザホーンが中心。強敵は京都新聞杯、神戸新聞杯を制している14サトノグランツ。以下、末脚の利く05レッドバリエンテ、先行力のある13サヴォーナ、04リビアングラスの3頭。
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