牝馬限定のハンデキャップ重賞、愛知杯。本来は中京芝2000mで開催されていますが、今年は小倉芝2000mに舞台を移しての開催となります。データは参考程度に。今年はトップハンデ55キロのコスタボニータ、ウインピクシス、エリカヴィータの3頭から最軽量49キロのテリオスマナまで斤量差6キロの間に14頭というメンバー構成。どの馬にもチャンスがありそうです。

 

このレース、2020年の小倉芝2000mでの開催も含めて、過去5年の1着~3着は、8-1-4、9-5-11、2-6-8、7-3-6、1-7-2番人気の馬で決着しています。小倉で行われた2020年を除く4年では1~3番人気の馬の1頭は馬券対象を確保しています。また、ここ5年の連対馬10頭のうち半数の5頭まで、3着以上馬15頭のうち実に7頭までが6~11番人気の伏兵馬です。ハンデ戦らしく波乱の多いレースという印象です。昨年も勝ったのは1番人気(単勝3.9倍)のアートハウスでしたが、2着は7番人気(単勝14.9倍)のアイコンテーラー、3着に2番人気(単勝4.4倍)のマリアエレーナという結果でした。今年は、連勝中の4歳馬ミーキーゴージャスが抜けた人気、これに続くのがコスタボニータ、セントカメリアあたりでしょうか。

この5年の1~3着馬の斤量は、54-55-53、56-53-52、54-54-54、52-53-55.5、55-53-56.5。この5年の3着以上馬15頭のうち斤量52キロ~54キロを背負った馬が10頭います。ただし、斤量55キロ以上を背負った実績馬が出走15頭の過半数を占めていた昨年は、斤量55キロのアートハウスが優勝、2着は斤量53キロのアイコンテーラー、3着はトップハンデ56.5キロのマリアエレーナでした。今年の出走メンバー14頭のうち、斤量55キロ以上を背負う馬は3頭のみ。中心はやはり斤量52キロ~54キロの馬になりそうです。

また、この5年、前走か前々走でGIレースを走っていた馬が、少なくても1頭、毎年馬券対象に好走しています。昨年も該当した6頭のうちの2頭、前走秋華賞4番人気5着のアートハウスが1着、前走天皇賞・秋6番人気7着のマリアエレーナが3着でした。ただし、今年は重賞実績のある馬の出走は少なく、前走か前々走でGIレースを走っていた馬はローゼライト1頭のみです。

さらに、ここ5年、前走で5着以上に好走した馬がここでも好走しています。前走で6着以下に敗退していた馬のうちで馬券対象に好走していたのは、前走がGIレースを走っていた馬か、G3ターコイズステークス組でした。昨年も勝ったのは前走GIレースを走っていたアートハウス、前走G3中日新聞杯3着のアイコンテーラー、前走GIレースを走っていたマリアエレーナの1~3着でした。前走GIレースやターコイズステークス以外のレースで6着以下に敗れていた馬の巻き返しは難しいようです。今年のメンバー14頭のうち前走で5着以内に好走していたのは、コスタボニータ、エリカヴィータ、セントカメリア、ミッキーゴージャス、テリオスマナの5頭、前走GIレースを走っていたのはローゼライト1頭、前走ターコイズステークスを走っていたのはウインピクシス、ルージュスティリアの2頭です。

 

馬券は、人気でも連勝中の12ミッキーゴージャスに期待します。相手は、先行力のある08ローゼライト、芝2000mは得意の11セントカメリア、前走惜敗の02コスタボニータ、小倉芝でも実績のある04ウインピクシスの4頭。

 

 

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