牝馬限定のハンデキャップ重賞、中山芝1600mのターコイズステークス。今年はトップハンデ56.5キロのミスニューヨークから最軽量52キロのルージュエクレールまで斤量差4.5キロの中に16頭というメンバー構成です。昨年、連覇を果たしたミスニューヨークが3連覇をめざしてここに出走してきました。ハンデはさらにきつくなりましたが今年はどうでしょう。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、5-10-13、3-2-1、1-3-9、4-3-13、2-4-12番人気の馬で決着しています。大波乱となった2018年を除く4年では1番人気~3番人気の少なくても1頭は馬券対象を確保しています。ただし、ハンデ戦らしく伏兵馬の好走もあり、ここ5年の3着以上馬15頭のうち5頭は9番人気~13番人気の馬でした。昨年も、勝ったのは2番人気(単勝5.6倍)のミスニューヨーク、2着に4番人気(単勝9.1倍)のウインシャーロットでしたが、3着には12番人気(単勝37.2倍)のフィアスプライドという決着で、三連単は7万円超えの好配当でした。今年の上位人気はミスニューヨーク、ヒップホップソウル、コナコースト、フィアスプライド、サウンドビバーチェあたりでしょうか。人気は相当に割れそうです。

この5年の1~3着馬の斤量は、56-54-55、54-53-54、54-54-56、53-56.5-54、55-55-53。以前は重い斤量を背負った実績馬の好走も目立っていましたが、ここ5年は斤量の比較的軽い3歳馬が好走していることもあり、斤量53~55キロの馬が目立っています。トップハンデが56キロだった昨年も斤量55キロのミスニューヨーク、同じく斤量55キロのウインシャーロット、斤量54キロのフィアスプライドの1着~3着でした。今年は、連覇中のミスニューヨークがトップハンデ56.5キロ、5頭も出走してきた3歳勢のうち斤量53キロがライトクオンタム、ソーダズリング、キタウイングの3頭、斤量54キロのヒップホップソウル、斤量55キロのコナコーストの5頭です。

また、この5年の1~3着馬の馬齢を見ると、4歳-3歳-5歳、3歳-3歳-3歳、3歳-4歳-4歳、4歳-5歳-4歳、5歳-4歳-4歳。連対馬10頭中8頭までが3、4歳馬です。例外2頭は2021年の2着馬アンドラステと昨年の勝ち馬ミスニューヨークでともに5歳馬です。その昨年も2着3着は6頭出走してきた4歳馬のうちの2頭、ウインシャーロットとフィアスプライドでした。今年は、3歳勢が5頭、4歳勢が7頭、あわせて12頭が出走しています。絞れません。

さらに、この5年の3着以上馬15頭は同年の重賞レースで4着以上に好走した実績のある馬か、前走で1着だった馬でした。昨年も、前走G3京成オータムハンデ4着のミスニューヨーク、前走リステッドのオーロカップ1着のウインシャーロット、前走3勝クラス・秋風ステークス1着のフィアスプライドの1着~3着でした。ただし、今年のメンバー16頭のうち今年の重賞レースで4着以上に好走した実績のある馬は実に10頭もいます。これに加えて前走で1着だった馬が5頭います。まったく絞れません。

 

馬券は、悩ましいところですが、マイル戦は強い桜花賞2着の15コナコーストに期待します。相手は、先行力のある07サーマルウインド、中山芝は得意の10ヒップホップソウル、トップハンデでも3連覇をめざす05ミスニューヨーク、末脚の切れる11ルージュリナージュ、近走好調の07サーマルウインドまで。

 

 

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