2歳牝馬のチャンピオン決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズ。昨年の勝ち馬リバティアイランドは桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬三冠を制覇しました。今年のメンバー18頭の中にリバティアイランドに続く可能性を秘めた馬がいるかもしれません。牝馬クラシック戦線に向けて見逃せない一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-2-4、4-6-3、1-2-6、3-8-4、1-12-10番人気の馬で決着しています。この5年の勝ち馬は1番人気~4番人気の馬です。ただし伏兵馬の出番もあり、昨年は1番人気(単勝2.6倍)のリバティアイランドが圧勝しましたが、2着は12番人気(単勝53.9倍)の伏兵シンリョクカ、3着も10番人気(単勝44.5倍)の伏兵ドゥアイズで、三連複は6万円超、三連単は18万円弱の好配当となりました。今年の上位人気は、コラソンビート、サフィラ、アスコリピチェーノ、キャットファイトあたりになりそうですが、人気は割れ加減です。

この5年の3着以上馬15頭のうち14頭はここが3戦目か4戦目の馬でした。例外1頭は昨年の2着馬シンリョクカでここが新馬勝ち直後の2戦目でした。その昨年も、勝ったのはここが3戦目だったリバティアイランド、3着もここが4戦目だったドゥアイズでした。すでに4戦以上を走っている馬、新馬勝ちからここに臨んだ馬はデータ的には少し不利のようです。ただし、今年の出走メンバー18頭のうちここが3戦目か4戦目の馬は12頭もいます。

また、この5年の連対馬10頭のうち9頭は前走でも連対していた馬でした。例外1頭は2022年の2着馬ラブリイユアアイズ(前走はG3京王杯2歳ステークス3番人気3着)。昨年も勝ったのは前走G3アルテミスステークス1番人気2着のリバティアイランド、2着は前走新馬戦4番人気1着のシンリョクカでした。ただし、今年のメンバー18頭のうち前走で連対している馬は14頭もいます。絞れません。

さらに、ここ5年の優勝馬はG3ファンタジーステークスの1着馬か、G3アルテミスステークスの1~2着馬でした。昨年の勝ち馬リバティアイランドは前走G3アルテミスステークス1番人気2着からここに臨んでいました。今年のメンバー18頭のうちファンタジーステークス1着から臨むのはカルチャーデイ、前走アルテミスステークスの1、2着から臨むのはサフィラです。

 

馬券は、サリオスの全妹でアルテミスステークス2着の14サフィラに期待します。相手は、デビュー2連勝でG3新潟2歳ステークスを快勝している07アスコリピチェーノ、前走のアスター賞圧勝からここに臨む03キャットファイト、末脚の切れる16ルシフェル、3連勝でここに臨む10コラソンビートの4頭。

 

 

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