チャンピオンズカップの前哨戦の1つ、みやこステークス。ここ3年は本来の京都ダート1800mから阪神ダート1800mに舞台を移しての開催となりましたが、今年は本来の京都ダートに戻っての開催となります。データは参考程度に。今年もダート自慢の16頭が出走してきました。近走好調馬が多く、熱戦になりそうな予感です。

 

このレース、京都ダート1800mで行われた2回と阪神ダートで行われた3回のあわせて過去5回の1着~3着は、2-9-3、7-10-6、1-4-9、5-6-10、11-2-1番人気の馬で決着しています。この5回の3着以上馬15頭のうち過半数の8頭までが6~11番人気の伏兵馬です。波乱の多いレースと言えます。阪神ダート1800mで行われた昨年は11番人気(単勝90.7倍)の伏兵サンライズホープが優勝、2着には2番人気(単勝4.5倍)のハギノアレグリアス、3着には1番人気(単勝3.2倍)のオメガパフュームという決着で、三連単は26万円超の好配当でした。今年は、デビュー戦から4戦4勝の3歳馬セラフィックコールが抜けた人気、これに続くのはやはり近走好調のアスクドゥラメンテ、ワールドタキオン、ウィリアムバローズあたりでしょうか。

このレース、ここ5年の3着以上馬15頭のうち11頭までが、前走のダートのレースで馬券対象に好走している馬か、1番人気2番人気に支持されていた馬でした。例外4頭は2019年の2着馬キングズガード(前走はシリウスステークス10番人気5着)、2020年の2着馬ヒストリーメイカー(前走は白山大賞典5番人気4着)、2021年の3着馬アナザートゥルース(前走はシリウスステークス8番人気13着)、そして昨年の勝ち馬サンライズホープ(前走はシリウスステークス5番人気12着)。その昨年も2着は前走太秦ステークス1番人気1着のハギノアレグリアス、3着は前走帝王賞2番人気3着のオメガパフュームでした。やはり近走好調な馬がここでも好走しています。今年の出走メンバー16頭のうち前走のダートレースで馬券対象に好走している馬は、アスクドゥラメンテ、タイセイドレフォン、ワールドタキオン、ホウオウルーレット、ウィリアムバローズ、セラフィックコール、アイオライトの7頭、前走ダートレースで1番人気2番人気に支持されていた馬は上記の7頭以外ではアルーブルト、メイクアリープ、ペプチドナイルの3頭、あわせて10頭です。

また、ここ5年の3着以上馬15頭は同年のJRAのオープンクラスのダートレースで4着以内に好走した実績がありました。昨年の上位3頭、サンライズホープ、ハギノアレグリアス、オメガパフュームはいずれもこの条件をクリアしていました。今年のメンバー16頭のうちこれをクリアしている馬は、タイセイドレフォン、ブリッツファング、メイクアリープ、マリオロード、ワールドタキオン、ペプチドナイル、ウィリアムバローズ、アイオライトの8頭です。

さらに、ここ5年の連対馬のうち少なくても1頭は直近3走以内にJRAのオープンクラスのダートレースで連対した実績がありました。昨年も前走オープン特別の太秦ステークス1番人気1着の実績がありました。今年のメンバー16頭の中で直近3走以内にJRAのオープンクラスのダートレースで連対した実績がある馬は、タイセイドレフォン、メイクアリープ、ワールドタキオン、ペプチドナイル、ウィリアムバローズ、アイオライトの6頭です。

 

馬券は、前走太秦ステークス惜敗の03タイセイドレフォンに期待します。相手は、ダート戦11戦で6勝2着4回、スピードのある14ウィリアムバローズ、先行力のある09ワールドタキオン、まだ底を見せていない4歳馬01アスクドゥラメンテ、3歳馬15セラフィックコールの2頭、堅実に走る07メイクアリープの5頭。

 

 

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