ジャパンカップ、有馬記念と続く秋のGIシリーズの第一関門、天皇賞・秋。今年は、GIレース4連勝中のイクイノックスをはじめ11頭が出走してきました。少頭数となりましたが豪華なメンバーによる大一番。どんなレースになるか楽しみです。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、2-4-6、1-3-6、1-5-2、3-1-2、1-7-4番人気の馬で決着しています。ここ5年の勝ち馬は1番人気馬~3番人気の馬、連対馬10頭のうち9頭は5番人気以内の馬、3着以上馬15頭のうち14頭までが6番人気以内の馬です。例外1頭は昨年の2着馬大逃げをうったパンサラッサ(7番人気)。やはり上位人気馬が堅実に走っている印象です。その昨年も勝ったのは1番人気(単勝2.6倍)のイクイノックス、3着に4番人気(単勝7.3倍)のダノンベルーガという結果でした。今年は、イクイノックス、ドウデュースの2頭のGIホースが抜けた人気。これらに続くのは前走札幌記念圧勝から臨むプログノーシス、昨年の3着馬で末脚の切れるダノンベルーガ、昨年の4着馬でスピードのあるGIホース・ジャックドールあたりでしょうか。

この5年の3着以上馬15頭はいずれも3歳~5歳馬でした。昨年も3歳イクイノックス、5歳パンサラッサ、3歳ダノンベルーガの1~3着でした。今年の出走メンバー11頭のうち6歳以上馬はエヒト、ヒシイグアスの2頭ですが、データ的には少し不利な印象です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち13頭は東京芝コースのオープンクラスのレースで馬券対象に好走した実績のある馬でした。例外2頭は2018年の2着馬サングレーザーと2020年の2着馬フィエールマン。サングレーザーは安田記念(3番人気5着)の1走のみ、フィエールマンは東京芝の重賞戦は初めてでした。昨年の勝ち馬イクイノックスはGIダービー2着馬、2着パンサラッサはリステッドのオクトーバーステークスの勝ち馬、3着ダノンベルーガはG3共同通信杯の勝ち馬でした。今年のメンバー11頭のうち、東京芝コースでのオープンクラスのレースで馬券対象に好走した実績がないのは、エヒト、ガイアフォース、ジャスティンパレス、ヒシイグアス、プログノーシスの5頭です。

さらに、この5年の優勝馬に限ればいずれもGIレースで連対実績のある馬で、同時に単勝人気が4倍未満の馬でした。昨年もただ1頭の該当馬、GIダービー2着の実績があり、かつ単勝2.6倍のイクイノックスが優勝しました。今年のメンバー11頭のうちこれに該当するのはイクイノックス、ドウデュースのGIホースの2頭になりそうです。

 

馬券は、圧倒的な人気でも昨年の勝ち馬07イクイノックスが中心。相手は、ダービーでイクイノックスを破っている03ドウデュース、昨年、2着パンサラッサにクビ差まで迫った04ダノンベルーガ、札幌記念圧勝から臨む09プログノーシス、先行力のある10ジャックドールの4頭。

 

 

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