牝馬クラシックの最後の一冠、秋華賞。ここ2年は阪神競馬場の芝2000mを舞台に開催されましたが、今年は本来の京都競馬場に舞台を戻して開催されます。今年は桜花賞、オークスを連勝して久しぶりの牝馬三冠に挑むリバティアイランドをはじめ18頭が出走してきました。三冠牝馬が誕生するか、大注目の一戦です。

 

このレース、京都芝2000mで行われた3年と阪神芝2000mで行われた一昨年、昨年のあわせて5年の1着~3着は、1-5-3、4-2-10、1-10-9、4-2-3、3-2-1番人気の馬で決着しています。ここ5年の優勝馬は1番人気~4番人気の馬、連対馬10頭のうち9頭までが5番人気以内の馬でした。例外1頭は2020年の2着馬、10番人気のマジックキャッスル。基本的には上位人気馬が堅実に走っている印象です。昨年も3番人気(単勝5.7倍)のスタニングローズが優勝、2着に2番人気(単勝3.3倍)のナミュール、3着に1番人気(単勝3.0倍)のスターズオンアースという人気上位3頭による堅い決着でした。今年は、二冠牝馬のリバティアイランドが圧倒的な人気、これに続くのはハーパー、マスクトディーヴァ、コナコーストあたりでしょうか。

この5年の連対馬10頭のうち9頭まで、3着以上馬15頭のうち13頭までがオークスからの直行、あるいはトライアルのローズステークス、紫苑ステークスからここに臨んだ馬でした。例外2頭は2018年の2着馬ミッキーチャーム(前走は1000万条件の藻岩山特別1着)、2020年の3着馬ソフトフルート(前走は2勝クラスの夕月特別1着)。昨年も勝ったのは紫苑ステークス1番人気1着のスタニングローズ、2着にはオークス4番人気3着から直行のナミュール、3着にやはりオークス3番人気1着から直行のスターズオンアースでした。今年の出走メンバー18頭のうちオークスからの直行組はハーパー、コナコースト、リバティアイランド、ドゥアイズの4頭。トライアルのローズステークスからは優勝馬のマスクトディーヴァをはじめ4頭、同じく紫苑ステークスからは優勝馬のモリアーナをはじめ6頭がここに駒を進めてきました。あわせて14頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが年明け以降の芝の重賞レースで馬券対象に好走した実績がありました。例外2頭は2018年の2着馬ミッキーチャームと、2020年の3着馬ソフトフルート。昨年もGIオークス2着、G3紫苑ステークス1着のスタニングローズ、GIオークス3着のナミュール、GIオークス1着のスターズオンアースの1着~3着でした。ただし今年のメンバー18頭のうち年明け以降の芝の重賞レースで馬券対象に好走している馬は10頭もいます。絞れません。

さらに、この5年の3着以上馬15頭はいずれも前走で4着以上に好走していた馬でした。昨年も1着スタニングローズは前走紫苑ステークス1着、2着ナミュールは前走オークス3着、3着スターズオンアースは前走オークス1着でした。上記した年明け以降の芝の重賞レースで馬券対象に好走している馬10頭のうちこの条件をクリアしているのは、ハーパー、マラキナイア、ドゥーラ、リバティアイランド、マスクトディーヴァ、モリアーナ、ヒップホップソウルの7頭です。

 

馬券は、人気でも三冠牝馬に挑む06リバティアイランドが中心。相手は、ローズステークス快勝の07マスクトディーヴァ、オークス3着の05ドゥーラ、桜花賞2着の04コナコースト、オークス2着の02ハーパーの4頭。

 

 

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