サマー2000シリーズの最終戦、伝統のハンデキャップ重賞、新潟記念。今年は、トップハンデ58キロのユーキャンスマイルから最軽量52キロのイーサンパンサーまでハンデ差6キロの中に14頭というメンバー構成です。ハンデ戦らしい波乱の多いレースですが、今年はどうでしょう。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-6-13、2-6-8、2-3-5、12-3-2、10-9-3番人気の馬で決着しています。ここ5年は1番人気~3番人気の馬の少なくても1頭は馬券対象を確保していますが、この5年の3着以上馬15頭のうち7頭までが6番人気以下の伏兵馬でした。ここ2年は続けて二桁人気馬が優勝しています。波乱の傾向が強いレースの印象です。昨年は勝ったのは10番人気(単勝22.0倍)の伏兵カラテ、2着にも9番人気(単勝21.7倍)の伏兵ユーキャンスマイル、3着に3番人気(単勝7.5倍)のフェーングロッテンという結果で、三連複は9万円超え、三連単は70万円超えの好配当でした。今年の上位人気は、サリエラ、ノッキングポイント、マイネルウィルトス、プラダリアになりそうですが、伏兵陣にも注意は必要です。

この5年の1着~3着馬の斤量は、54-57-53、57-54-57、56-56-54、55-57.5-52(牝)、57.5-57-53。この5年、56キロ以上の重い斤量を背負った馬が、少なくても1頭、毎年連対を確保しています。ちなみに該当馬が1頭だけだった2020年を除く4年では斤量57キロ以上の実績馬が連対を確保しています。昨年も5頭いた斤量57キロの馬のうちの2頭、トップハンデ57.5キロのカラテ、斤量57キロのユーキャンスマイルのワンツーフィニッシュでした。今年の出走メンバー14頭の中で斤量57キロ以上を背負うのは、トップハンデ58キロを背負うユーキャンスマイル、斤量57キロを背負うグランオフィシエ、イクスプロージョン、ブラヴァス、プラダリア、マイネルウィルトス、加えて牝馬で55.5キロ(牡馬換算で57.5キロ)を背負うサリエラのあわせて7頭です。ちなみに、ここ5年、斤量53キロ以下で連対した馬はいません。斤量の軽い馬は3着までです。

また、この5年の連対馬10頭のうち9頭までが過去3走以内にオープンクラスのレースで馬券対象に好走した実績のある馬か、過去2走以内に3勝クラス (旧1600万条件)以上のレースで優勝していた上がり馬でした。例外1頭は昨年の2着馬ユーキャンスマイル。やはり近走好調な馬が走っています。その昨年も勝ったのは3走前にG2中山記念2着のカラテでした。ちなみに3着も前走G3ラジオNIKKEI賞1着のフェーングロッテンでした。今年のメンバー14頭のうち前3走以内にオープンクラスのレースで好走していた馬は、サリエラ、グランオフィシエ、ノッキングポイント、イクスプロージョン、プラダリア、マイネルウィルトスの6頭、過去2走以内に3勝クラス以上のレースで優勝していた馬はファユエン1頭のみです。

 

馬券は、人気でも堅実に走る01サリエラが中心。相手は、GI戦G2戦でも堅実な走りを見せている13プラダリア、前走1年ぶりの函館記念で力のあるところを見せた14マイネルウィルトス、秋のGI戦線へ飛躍を目指す03ノッキングポイント、新潟芝コースは4戦2勝2着2回の11バラジの4頭。02グランオフィシエと09ユーキャンスマイルを少し買います。

 

 

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