サマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドカップ。今年もスピード自慢の16頭が出走してきました。今年は、サマースプリントシリーズの1つ、函館スプリントステークスを制したキミワクイーン、昨年のこのレースの2着~4着ウインマーベル、ヴァトレニ、トウシンマカオなども出走してきました。今年は3歳馬の出走はなく、4歳勢6頭、5歳勢6頭でこのあたりがレースの中心になりそうです。
このレース、過去5年の1着~3着は、1-4-9、1-2-3、5-2-9、3-7-9、6-2-4番人気の馬で決着しています。この5年、1~3番人気の少なくても1頭は連続して連対を確保しています。ただここ5年の3着以上馬15頭のうち5頭は6番人気~9番人気の馬で伏兵勢の出番もありそうです。昨年も勝ったのは6番人気(単勝12.3倍)のヴェントヴォーチェでした。2着には2番人気(単勝6.0倍)のウインマーベル、3着には4番人気(単勝7.8倍)のヴァトレニという決着で、3連単は5万円超の好配当でした。今年の上位人気は、前々走のGI高松宮記念2着のナムラクレア、函館スプリントSの勝ち馬キミワクイーン、昨年の2着馬ウインマーベルあたりになりそうです。
この5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが3歳~5歳馬でした。例外2頭は、2020年の3着馬ディメンシオン(6歳馬)、2021年の3着馬セイウンコウセイ(8歳馬)。昨年も5歳のヴェントヴォーチェ、3歳のウインマーベル、4歳のヴァトレニのワンツースリーでした。ただし、今年は4歳馬が6頭、5歳馬が6頭、あわせて12頭が出走してきました。絞れません。
また、この5年の3着以上馬15頭は例外なく芝のオープンクラスのレースで連対実績のある馬でした。3勝クラス (旧1600万条件)優勝止まりの実績ではここでは少し厳しいようです。昨年も3走前のリステッド・春雷ステークスを制したヴェントヴォーチェ、前走G3葵ステークスを制したウインマーベル、前走オープン特別の青函ステークスを制したヴァトレニの1着~3着でした。ただし、今年の出走メンバー16頭のうち実に15頭までが芝のオープンクラスのレースで連対実績があります。
さらに、この5年の連対馬10頭は例外なく芝1200m戦での複勝率が50%以上でした。昨年もこれに該当する2頭、ヴェントヴォーチェ、ウインマーベルのワンツーフィニッシュでした。ちなみに3着馬ヴァトレニもこれに該当していました。今回のメンバー16頭のうち芝1200m戦での複勝率が50%以上の馬は、キミワクイーン、ウインマーベル、ジュビリーヘッド、ゾンニッヒ、トウシンマカオ、ナムラクレア、シュバルツカイザーの7頭です。
加えて、この5年の優勝馬に限れば、前走1着馬か前走で1番人気に支持されていた馬でした。昨年の勝馬ヴェントヴォーチェも前走のアイビスサマーダッシユで1番人気に支持されていました(結果は9着)。今年のメンバー16頭のうち前走1着馬は、キミワクイーン、シナモンスティック、ゾンニッヒ、シュバルツカイザーの4頭、前走で1番人気に支持されていたのは、トウシンマカオ1頭です。
馬券は、人気でも実績上位の14ナムラクレアが中心。相手は、昨年1番人気4着から巻き返したい12トウシンマカオ、芝1200mで連勝中の16シュバルツカイザー、前走初めての芝1200mを快勝した10ゾンニッヒ、先行力のある08シナモンスティック、函館スプリントステークス惜敗の09ジュビリーヘッドの5頭。
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