3歳馬によるダート重賞、東京ダート1600mで行われるユニコーンステークス。近年のこのレースの勝ち馬は後々ダートのGIレースでも活躍しています。昨年の勝ち馬ペイシャエスも次走のGIジャパンダートダービーで2着に好走しました。今年もこの後ダートのGI戦線で活躍しそうな有力馬・期待馬15頭が出走してきました。見逃せない一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-3-7、3-2-6、1-3-11、7-14-3、7-9-8番人気の馬で決着しています。2020年までは上位人気馬が期待に応えて好走、比較的堅いけっちょくになっていましたが、ここ2年は人気薄馬が好走、波乱の展開が続いています。昨年も、勝ったのは7番人気(単勝20.1倍)のペイシャエス、2着に9番人気(単勝24.4倍)のセキフウ、3着に8番人気(単勝21.8倍)のバトルクライという結果で、三連複は10万円弱、三連単は62万円超えの好配当でした。ここ2年の波乱傾向が今年も続くのか、それとも2020年までの堅めの決着となるのか。今年は、ペリエール、ブライアンセンス、グレートサンドシーの3頭が抜けた人気になりそうです。ただし伏兵馬も多士済々といった印象です。

このレース、ここ5年の3着以上馬15頭のうちここが初ダートだった2019年の3番人気1着のワイドファラオ、2021年の14番人気2着のサヴァ、前走が海外のレースだった昨年の2着馬セキフウの3頭を除く12頭は、前走のダートのレースで5着以上に好走していた馬でした。その昨年も勝ったのは前走オープン特別の青竜ステークス2番人気5着のペイシャエス、3着は前走同じく青竜ステークス9番人気3着のバトルクライでした。前走のダート戦で大敗していた馬の巻き返しは難しいようです。ただし、今年の出走メンバー15頭のうち前走ダート戦で大敗していた馬は、ラフエイジアン、アイアァーテイオー、カレンアルカンタラの3頭くらい。ほかの12頭は前走のダートのレースで5着以内に好走しているか、前走が芝のレースです。絞れません。

また、この5年、前走でリステッドを含むオープン特別のレースを走っていた馬が少なくても1頭、連続して連対を果たしています。昨年も前走オープン特別の青竜ステークス2番人気5着から臨んだペイシャエスが1着でした。ちなみに3着も前走青竜ステークス9番人気3着のバトルクライでした。今年のメンバー15頭のうち前走でリステッドを含むオープン特別のレースを走っていた馬は、ジャスパーバローズ、ラフエイジアン、アイファーテイオー、カレンアルカンタラ、グレートサンドシーの5頭です。

 

馬券は、人気でも前々走今回と同じ舞台のヒヤシンスステークスを快勝した03ペリエールが中心。強敵は、末脚の強烈な09グレートサンドシー。以下、スピードのある04ラフエイジアン、連勝中の12ヘンリー、堅実に走る13ブライアンセンスまで。

 

 

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