東京芝1800mを舞台とする名物重賞、エプソムカップ。今年は飛躍をめざす4歳勢6頭をはじめ17頭が出走してきました。昨年1番人気で4着惜敗のジャスティンカフェもリベンジを期します。多彩なメンバー構成で楽しみな一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、2-4-5、5-7-1、9-5-18、3-6-2、4-8-2番人気の馬で決着しています。不良馬場で行われた2020年こそ大波乱となりましたが、それ以外の4年では1番人気、2番人気の馬のどちらかは馬券対象に好走しています。一方でここ4年、5番人気~9番人気の馬の少なくても1頭は連続して連対を確保しています。昨年も勝ったのは4番人気(単勝7.3倍)のノースブリッジでしたが、2着は8番人気(単勝26.9倍)のガロアクリークでした。3着は2番人気(単勝3.7倍)のダーリントンホール。今年の上位人気はジャスティンカフェ、インダストリア、マテンロウスカイ、レインフロムヘヴンあたりになりそうですが、伏兵馬にも注意は必要です。

このレースでは4歳勢の活躍が目立っており、この5年、4歳馬が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年も4頭出走した4歳馬の中の1頭、ノースブリッジが優勝、同じ4歳馬のジャスティンカフェが差のない4着でした。今年の出走メンバー17頭のうち4歳馬はマテンロウスカイ、インダストリア、カワキタレブリー、ショウナンマグマ、ヤマニンサルバム、ルージュエヴァイユの6頭です。

また、この5年の連対馬10頭のうち9頭は近3走の芝のレースのいずれかで上位1~2番人気に支持された馬でした。例外1頭は昨年の2着馬ガロアクリーク。その昨年も勝ったのは該当馬4頭のうちの1頭、前々走のウェルカムステークス2番人気12着のノースブリッジでした。ちなみに3着4着も該当馬のダーリントンホールとジャスティンカフェでした。今年のメンバー17頭のうち近3走の芝のレースのいずれかで上位1~2番人気に支持された馬は、インダストリア、カワキタレブリー、レインフロムヘヴン、ヤマニンサンバ、エアファンディタ、レクセランス、ジャスティンカフェ、ルージュエヴァイユの8頭です。

さらに、この5年の勝ち馬のうち、不良馬場で優勝した一昨年のダイワギャグニーを除く4頭は4歳~5歳馬で、1~5番人気以内に支持された馬、加えてオープンクラスのレースで馬券対象に好走した実績のある馬でした。昨年の勝ち馬ノースブリッジも4歳馬で4番人気に支持されており、G3ラジオNIKKEI賞で3着の実績がありました。今年のメンバーでこれに該当しそうなのは、4歳馬のマテンロウスカイ、インダストリアと5歳馬のジャスティンカフェの3頭です。

 

馬券は、人気でも末脚の鋭い15ジャスティンカフェが中心。相手は、やはり4歳勢、前走のダービー卿チャレンジトロフィーでジャスティンカフェを破っている03インダストリア、安定感抜群の快速馬02マテンロウスカイの2頭、末脚の堅実な05レインフロムヘヴン、伏兵は近走好調のディープインパクト産駒08フィアスプライド、10ヤマニンサンバ。

 

 

 

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