春のマイル王決定戦、安田記念。今年はGIホース10頭をはじめ18頭が出走してきました。昨年の勝ち馬ソングラインは連覇をめざします。東京芝マイルを得意とする馬も多く、どの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成です。大激戦が予想されます。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、9-5-1、4-3-1、3-1-2、8-1-4、4-2-8番人気の馬で決着しています。ここ5年は1番人気か2番人気の馬が馬券対象を確保しています。この5年の3着以上馬15頭のうち12頭までが1番人気~5番人気までの馬です。例外3頭は2018年の勝ち馬モズアスコット(9番人気)、2021年の勝ち馬ダノンキングリー(8番人気)、昨年の3着馬サリオス(8番人気)。その昨年も勝ったのは4番人気(単勝8.2倍)のソングライン、2着は2番人気(単勝4.9倍)のシュネルマイスターでした。今年の上位人気馬はソダシ、シュネルマイスター、セリフォス、ジャックドール、ソングラインあたりでしょうか。かなり割れていて、人気面では5、6頭が横一線の状況です。

ここ5年の連対馬10頭、3着以上馬15頭は、前走の芝のレースで4着以上に好走しているか、前走で5着以下に負けていて巻き返した馬はいずれもGIレースでの連対実績がありました。昨年もGI・NHKマイル2着のソングライン、同じくNHKマイル1着のシュネルマイスター、GI朝日杯1着のサリオスの1~3着でした。ただし、今年の出走メンバー18頭のうちGIホースは10頭、この10頭以外にGIレースで2着の実績がある馬が2頭、GIレースで連対実績のない残り6頭のうち3頭は前走で4着以上に好走しています。まったく絞れません。

また、この5年、5走前までに東京競馬場の芝の重賞レースで優勝していた馬か、同じく5走前までに海外GIを含めたGIレースで優勝していた馬が、毎年少なくても1頭連対を果たしています。昨年は4走前G2富士ステークス1着のソングライン、3走前G2毎日王冠1着のシュネルマイスターのワンツーフィニッシュでした。今年のメンバー18頭のうち5走前までに東京競馬場の芝の重賞レースで優勝していた馬は10頭もいます。ちなみにこの10頭のうち5走前までにGIレースで優勝していた馬はセリフォス、ソダシ、ダノンスコーピオン、ドルチェモア、シャンパンカラー、ソングラインの6頭です。この6頭以外に5走前までにGIレースで優勝していた馬は、カフェファラオ1頭のみです。

さらに、ここ5年の3着以上馬15頭は3歳~5歳の馬でした。昨年も4歳馬-4歳馬-5歳馬のワンツースリーでした。今年も6歳以上馬3頭出走してきましたが、データ的には不利のようです。

加えて、ここ5年連続して牝馬が1頭連対しています。昨年も4頭出走した牝馬の1頭、ソングラインが1着でした。今年は、メイケイエール、ソダシ、ナミュール、ソングラインの4頭の牝馬が出走しています。

さらに加えて、ここ5年の優勝馬に限ると、海外のレースも含めて前2走のレースで1~2番人気に支持されていた馬でした。昨年の勝ち馬ソングラインも前走GIヴィクトリアマイルが2番人気5着、前々走海外のG3・1351ターフスプリント2番人気1着でした。今年のメーバー18頭のうち前走、前々走で1~2番人気に支持されていたのは、メイケイエール、ジャックドール、ナミュール、レッドモンレーヴの4頭です。

 

馬券は、昨年の勝ち馬18ソングラインの連覇に期待します。強敵は、東京芝1600mは3戦2勝2着1回の05ソダシ。以下、スピードのある03ジャックドール、末脚の切れる04セリフォス、13レッドモンレーヴ、マイラーズカップ惜敗の07ガイアフォースまで。

 

 

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