3歳世代の頂上決戦、日本ダービー。今年は、ホープフルステークスを制したドゥラエレーデ、皐月賞を制したソールオリエンスの2頭のGIホースを含む18頭が出走してきました。ソールオリエンスは無敗の二冠を目指します。大注目の一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着馬は、5-4-16、12-3-2、1-2-10、4-1-9、3-2-7番人気の馬で決着しています。ここ5年の連対馬10頭のうち9頭まで、3着以上馬15頭のうち10頭までが5番人気以内の馬です。上位人気馬が堅実に走っている印象ですが、ここ5年は7番人気~16番人気の伏兵馬が毎年馬券対象に好走、波乱を演出しています。昨年も勝ったのは3番人気(単勝4.2倍)のドウデュース、2着に2番人気(単勝3.8倍)のイクイノックスでしたが、3着は7番人気(単勝24.7倍)の伏兵アスクビクターモアでした。今年も伏兵馬の台頭はあるのでしょうか。今年はデビュー戦から3戦3勝で皐月賞を制したソールオリエンスが抜けた人気。それに続くのは3連勝で青葉賞を制したスキルヴィング、皐月賞の上位馬タスティエーラ、ファントムシーフあたりになりそうです。

この5年の連対馬10頭は例外なく近4走以内に芝の重賞レースで連対実績のある馬でした。昨年の勝ち馬ドウデュースは前々走のG2弥生賞2着、2着馬イクイノックスは前走GI皐月賞2着でした。ただし、今年の出走メンバー18頭のうちショウナンバシット、メタルスピード、シャザーン、パクスオトマニカの4頭を除く14頭までがこの条件を満たしています。

また、この5年の連対馬10頭は例外なく前走皐月賞に出走していた馬か、前哨戦の青葉賞、京都新聞杯、毎日杯で連対していた馬でした。昨年の勝ち馬ドウデュースは前走皐月賞1番人気3着、2着馬イクイノックスは前走皐月賞3番人気2着でした。加えて前走が皐月賞だった馬の場合、そこで3着以内に好走していたか、4着以下に負けていた馬は5番人気以内の支持を集めていた馬でした。今年のメンバー18頭のうち前走皐月賞で3着以内に好走していたのは、ソールオリエンス、タスティエーラ、ファントムシーフの3頭、この3頭以外に5番人気以内に支持されていたのは、3番人気のベラジオオペラ、4番人気のフリームファクシの2頭、あわせて5頭です。また前哨戦の青葉賞、京都新聞杯、毎日杯で連対していた馬は、青葉賞のスキルヴィング、ハーツコンチェルト、京都新聞杯のサトノグランツ、毎日杯のシーズンリッチ、ノッキングポイントのあわせて5頭です。

さらに、ここ5年の連対馬10頭のうち9頭は前走で1着か、2着以下に敗れた場合でも勝ち馬から0.5秒以内に好走していた馬でした。例外1頭は2018年の勝ち馬ワグネリアンで前走は皐月賞1番人気7着(勝ち馬から0.8秒差)。昨年の勝ち馬ドウデュースは前走皐月賞で勝ち馬から0.3秒差の3着、2着馬イクイノックスは前走皐月賞で勝ち馬から0.1秒差2着でした。今年のメンバー18頭のうち前走で1着か、2着以下に敗れた場合でも勝ち馬から0.5秒以内に好走していた馬は、スキルウィング、ソールオリエンス、メタルスピード、ハーツコンチェルト、タスティエーラ、シーズンリッチ、ファントムシーフ、ノッキングポイント、パクスオトマニカ、ドゥラエレーデ、サトノグランツの11頭です。

加えて、この5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが前走と同じ騎手が騎乗していた馬でした。例外は、2018年の3着馬コズミックフォース(前走ルメール騎手から石橋騎手への乗り替わり)、昨年の勝ち馬シャフリヤール(前走川田騎手から福永騎手への乗り替わり)。騎手が乗り替わった馬は少し不利のようです。今年のメンバー18頭のうち騎乗騎手が前走と変わるのは、ベラジオオペラ、ホウオウビスケッツ、フリームファクシ、タスティエーラ、シーズンリッチ、ファントムシーフ、ノッキングポイント、ドゥラエレーデの8頭です。

 

馬券は、人気でも皐月賞で圧巻の末脚の光った05ソールオリエンスに期待します。相手は、3連勝で青葉賞を制した02スキルヴィング、堅実に走る皐月賞2着馬12タスティエーラ、末脚の切れる11ハーツコンチェルト、3連勝で京都新聞杯を制した18サトノグランツの4頭。

 

 

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