日本ダービーの前哨戦の1つ、京都新聞杯。一昨年、昨年と中京芝2200mで開催されましたが、今年は新装なった本来の京都芝2200mに戻っての開催となります。今年も収得賞金を加算してダービー出走を目指す12頭が参戦してきました。ここから新星が登場する可能性もあり、ダービーに向けて見逃せない一戦です。

 

このレース、中京芝2200mで行われた一昨年、昨年も含めた過去5年の1着~3着は、7-11-4、11-2-7、4-3-2、3-1-2、8-7-5番人気の馬で決着しています。2020年2021年は比較的堅い決着でしたが、それ以外の3年は伏兵馬が好走、波乱を演出しました。昨年も勝ったのは8番人気(単勝17.8倍)のアスクワイルドモア、2着に7番人気(単勝17.3倍)のヴェローナシチー、3着に5番人気(単勝10.4倍)のボルドグフーシュで、三連単は15万円超の好配当となりました。今年は、連勝中の素質馬サトノグランツが抜けた人気。これに続くのはダノントルネード、マイネルラウレア、ドットクルーあたりでしょうか。

この5年の3着以上馬15頭のうち13頭までが、前走でオープンクラスの芝のレースを走っていた馬か、前走1勝クラス (旧500万条件)の芝のレースで連対していた馬でした。例外2頭は前走いずれも1勝クラスを走っていた馬で、2019年の勝ち馬レッドジェニアル(前走はアザレア賞5番人気4着)、同年の3着馬サトノソロモン(前走は大寒桜賞1番人気7着)。昨年も、前走G3のきさらぎ賞4着のアスクワイルドモア、前走リステッドの若葉ステークス2着のヴェローナシチー、前走1勝クラスのゆきやなぎ賞1着のボルドグフーシュの1着~3着でした。今年の出走メンバー12頭のうち前走オープンクラスの芝のレースを走っていたのは、オメガリッチマン、マイネルラウレア、ドットクルーの3頭、前走1勝クラスの芝のレースで連対していたのはサトノグランツ、ダノントルネード、リビアングラスの3頭、あわせて6頭です。

また、この5年のうち該当馬が1頭だけだった2019年を除いて、前走1勝クラス以上の芝のレースで優勝していた馬が少なくても1頭、馬券対象に好走していました。昨年もこれに該当した4頭のうちの1頭、前走1勝クラスのゆきやなぎ賞1着のボルドグフーシュが3着に好走しました。今年のメンバー12頭のうち前走1勝クラス以上の芝のレースで優勝していたのは、サトノグランツ、リビアングラスの2頭です。

さらに、この5年、前走1勝クラス以上の芝のレースで上位3番人気以内に支持されていた馬が少なくても1頭、毎年馬券対象に好走しています。昨年はこれに該当した6頭のうちの1頭、前走のゆきやなぎ賞2番人気1着のボルドグフーシュが3着でした。今年のメンバー12頭で前走1勝クラス以上の芝のレースで上位3番人気以内に支持されていた馬は、サトノグランツ、ダノントルネード、アスクドゥポルテの3頭です。

 

馬券は、人気でも前走のゆきやなぎ賞2番人気1着の06サトノグランツに期待します。相手は、前走のG3毎日杯惜敗の03ドットクルー、末脚の切れる07ダノントルネード、連勝中の12リビアングラス、良血馬09マキシの4頭。

 

 

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