最強ステーヤー決定戦、伝統の天皇賞・春。一昨年、昨年と阪神競馬場での開催でしたが、今年は新装なった京都競馬場の芝3200mに戻っての開催となります。今年は、昨年の勝ち馬タイトルホルダー、昨年の菊花賞の勝ち馬アスクビクターモアのGIホースをはじめ17頭が出走してきました。大熱戦が期待されます。

 

このレース、阪神競馬場で行われた一昨年、昨年までの2回を含めて、過去5年の1着~3着は、2-1-4、1-6-8、1-11-4、3-1-4、2-1-4番人気の馬で決着しています。ここ5年の勝ち馬は1番人気~3番人気の馬、特に1番人気馬は毎年連対を続けています。ここ5年の3着以上馬15頭のうち12頭までが1番人気~4番人気の馬。例外3頭は2019年の2着馬グローリーヴェイズ、同3着馬パフォーマプロミス、2020年の2着馬スティッフェリオ。上位人気馬が堅実に走っている印象です。阪神芝3200mで行われた昨年も、勝ったのは2番人気(単勝4.9倍)のタイトルホルダー、2着に1番人気(単勝2.1倍)のディープボンド、3着に4番人気(単勝9.9倍)のテーオーロイヤルという堅い決着でした。今年は、前走の日経賞を圧勝した昨年の勝ち馬タイトルホルダーが抜けた人気、これに続くのは、昨年の菊花賞の上位3頭、アスクビクターモア、ボルドグフーシュ、ジャスティンパレスあたりになりそうです。

このレースでは、毎年、菊花賞で1~3着した実績のある馬が少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年もこれに該当した2頭のうちの1頭、タイトルホルダーが1着でした。ちなみに2着馬ディープボンドは菊花賞4着。今年の出走メンバー17頭のうち菊花賞で1~3着の実績があるのは、ジャスティンパレス、タイトルホルダー、アスクビクターモア、ボルドグフーシュの4頭です。

また、この5年、前走、GI、G2のレースで連対していた馬の少なくても1頭はここでも馬券対象に好走しています。昨年もこれに該当した馬5頭のうちの2頭、前走G2日経賞1着から臨んだタイトルホルダーが優勝、前走G2阪神大賞典1着から臨んだディープボンドが2着でした。今年のメンバー17頭のうちこれに該当するのは、前走G2阪神大賞典の上位2頭、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュと、前走G2日経賞の勝ち馬タイトルホルダーの3頭です。

さらに、この5年の勝ち馬に限れば、菊花賞の勝ち馬、前年のこのレースの勝ち馬、あるいは前哨戦の阪神大賞典の勝ち馬でした。昨年も菊花賞馬のタイトルホルダーが優勝しました。今年のメンバーの中でこれに該当するのは、菊花賞馬のタイトルホルダーとアスクビクターモア、前哨戦の阪神大賞典の勝ち馬ジャスティンパレスの3頭です。

 

馬券は、人気でも前走の日経賞圧勝から臨む菊花賞馬03タイトルホルダーが中心。相手は、やはり昨年の菊花賞の上位3頭、06アスクビクターモア、13ボルドグフーシュ、01ジャスティンパレスの3頭。伏兵として16シルヴァーソニック、12ブレークアップを少し買います。

 

 

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