京都競馬場リニューアルオープン。幕開けの重賞レースは安田記念の前哨戦の1つ、マイラーズカップ。優勝馬に安田記念の優先出走権が与えられます。2021~22年は阪神芝1600mに舞台を移して開催されましたが、今年は例年の京都芝1600mに戻っての開催です。今年はGIホース・シュネルマイスターをはじめ15頭が出走してきました。安田記念を占う上でも注目の一戦です。

 

このレース、阪神芝での開催となった2回も含めて、過去5年の1着~3着は、4-2-1、1-5-4、1-7-2、2-3-9、6-1-4番人気の馬で決着しています。上位3番人気までの馬の少なくても1頭は毎年馬券対象を確保、この5年の連対馬10頭のうち9頭まで、3着以上馬15頭のうち14頭までが7番人気以内の馬です。上位人気馬が堅実に走っている印象です。阪神芝1600mで行われた昨年は、6番人気(単勝7.8倍)のソウルラッシュが優勝、2着に1番人気(単勝5.0倍)のホウオウアマゾン、3着に4番人気(単勝7.3倍)のファルコニアという結果でした。今年は、GIホース・シュネルマイスター、3連勝中の上がり馬ジャスティンスカイが抜けた人気。2頭に続くのはソウルラッシュ、ガイアフォースあたりでしょうか。

このレースは、GI戦、G2戦というグレードの高いレースで連対実績のある馬が強いレースです。昨年も該当馬7頭のうちの1頭、阪神カップやマイラーズカップで2着の実績があったホウオウアマゾンが2着に好走しました。今年の出走メンバー15頭のうちGI、G2で連対実績がるのは、ガイアフォース、マテンロウオリオン、シュネルマイスター、ビーアストニッシド、キングエルメス、ソウルラッシュの6頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち14頭は前走の芝のレースで3着以上に好走していた馬(香港マイルから臨んだ2頭は前々走)か、前走で1~4番人気に支持され4着以下に敗れていたものの勝ち馬から0.5秒差以内に好走していた馬でした。例外1頭は昨年の2着馬ホウオウアマゾンで前走はG3東京新聞杯3番人気12着。その昨年も勝ち馬ソウルラッシュの前走は3勝クラスの春興ステークス1番人気1着、3着ファルコニアの前走はリステッドの六甲ステークス2番人気2着でした。今年のメンバー15頭のうち前走芝のレースで3着以上に好走していたのは、ジャスティンスカイ、サヴァ、ザイツィンガー、キングエルメスの4頭、前走で1~4番人気に支持され4着以下に敗れていたものの勝ち馬から0.5秒差以内に好走していたのは、グラティアス、ガイアフォース、シュネルマイスターの3頭、あわせて7頭です。

さらに、この5年の3着以上馬15頭のうち13頭は4歳~5歳馬でした。例外2頭は2019年の2着馬グァンチャーレ(7歳馬)、2020年の2着馬ベステンダンク(8歳馬)。昨年も4歳馬-4歳馬-5歳馬の1~3着でした。今年も6歳以上馬が5頭出走してきましたが、データ的には厳しいようです。

 

馬券は、人気でも前走の中山記念惜敗の10シュネルマイスターが中心。強敵は、マイル路線に変更後3連勝中の上がり馬03ジャスティンスカイ。以下、昨年の勝ち馬15ソウルラッシュ、先行力のある12キングエルメス、距離1600mが合いそうな07ガイアフォースまで。

 

 

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