オークスのトライアルレース、東京芝2000mで行われるフローラステークス。上位2頭にオークスへの優先出走権が与えられます。今年は本番を目指して15頭が出走してきました。桜花賞を圧勝したリバティアイランドに対抗できるような新星が登場するのか、注目の一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、1-13-5、3-2-9、4-2-5、5-14-2、5-4-9番人気の馬で決着しています。ここ5年の連対馬10頭のうち8頭、3着以内馬15頭のうち11頭は5番人気以内の馬です。例外4頭は9番人気~14番人気の伏兵馬です。昨年も勝ったのは5番人気(単勝13.6倍)のエリカヴィータ、2着に4番人気(単勝7.0倍)のパーソナルハイでしたが、3着は9番人気(単勝33.1倍)の伏兵シンシアウィッシュという結果で、三連単は25万円超の好配当でした。今年の上位人気は、ソーダズリング、ブライトジュエリー、ドゥムーランあたりでしょうか。

この5年の3着以上馬15頭は前走で芝の重賞レースを走っていた馬を除けば、前走でも重賞以外のレースで馬券対象に好走していた好調馬でした。昨年も前走G3フェアリーステークス2番人気10着のエリカヴィータ、前走GI桜花賞17番人気6着のパーソナルハイ、前走1勝クラスの君子蘭賞3番人気2着のシンシアウィッシュの1着~3着でした。ただし、今年の出走メンバー15頭のうち前走で芝の重賞レースを走っていたのは、ゴールデンハインド、イングランドアイズの2頭ですが、前走重賞以外のレースで馬券対象に好走していた馬は10頭もいます。ちなみに、この5年の3着以上馬15頭のうち未勝利勝ちからここに臨んだ馬は、2018年の2着馬パイオニアバイオ、2020年の3着馬フアナの2頭。未勝利勝ち直後の馬はデータ的には少し厳しいようです。上記した前走重賞以外のレースで馬券対象に好走していた10頭のうち未勝利勝ちからここに臨んでいるのは6頭、前走未勝利勝ち以外で馬券対象に好走していた馬は、クイーンオブソウル、アウフヘーベン、キミノナハマリア、ティファニードンナの4頭です。

また、ここ5年、前走で芝の重賞レースを走っていた馬が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年も該当した6頭のうちの2頭、前走G3フェアリーステークス10着のエリカヴィータ、前走GI桜花賞6着のパーソナルハイが1着、2着でした。今年のメンバー15頭のうち前走芝の重賞レースを走っていたのは、ゴールデンハインド、イングランドアイズの2頭です。

さらに、ここ5年の優勝馬はいずれも多頭数(10頭以上)の新馬戦で優勝した馬で、デビュー戦から2戦~4戦の馬でした。昨年の勝ち馬エリカヴィータも東京芝1600mの18頭の新馬戦で1番人気1着、そこから3戦目がここでした。今年のメンバー15頭のうちこれに該当するのは、クイーンオブソウル、ティファニードンナ、イングランドアイズ、ピクシレーションの4頭です。

 

馬券は、オークス馬ヌーヴォレコルト産駒で前走クイーンカップ惜敗(4着)の14イングランドアイズに期待します。相手は、末脚の切れる02ソーダズリング、堅実な末脚の04クイーンオブソウル、君子蘭賞圧勝からここに臨む06キミノナハマリア、東京芝が向きそうな15ピクシレーション、先行力のある07ゴールデンハインドの5頭。

 

 

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