牝馬クラシックの第1弾、桜花賞。今年も2歳女王リバティアイランドをはじめ18頭がここに駒を進めてきました。昨年はスターズオンアースがここを制し、2歳女王サークルオブライフは4着に敗れています。今年の2歳女王リバティアイランドはどうでしょう。伏兵馬も多士済々、楽しみな春のクラシックの幕開けです。
このレース、過去5年の1着～3着は、2-1-3、2-7-3、2-1-9、2-1-8、7-3-6番人気の馬で決着しています。この5年、上位1番人気～3番人気の馬の少なくとも1頭は連対を果たしています。昨年も勝ったのは7番人気(単勝14.5倍)のスターズオンアースでしたが、2着は3番人気(単勝6.2倍)のウォーターナビレラでした。3着には6番人気(単勝14.5倍)のナムラクレア。今年はやはり阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬、2歳女王のリバティアイランドが人気の中心。2番手はデビューから2戦2勝でシンザン記念を制したディープインパクト産駒のライトクオンタム。3番手は4、5頭が横一線といった状況です。
この5年の連対馬10頭は例外なく前走でも芝1600mのレースを走っていました。昨年も前走芝1600mのG3クイーンカップ1番人気2着のスターズオンアース、前走芝1600mのG3チューリップ賞3番人気5着のウォーターナビレラのワンツーフィニッシュでした。ただし、今年の出走メンバー18頭のうち前走芝1600mを走っていた馬は13頭もいます。まったく絞れません。
また、この5年の連対馬10頭のうち9頭は前走でも馬券対象に好走していました。例外1頭は昨年の2着馬ウォーターナビレラ(前走はG3チューリップ賞3番人気5着)。その昨年も1着はG3クイーンカップ1番人気2着のスターズオンアースでした。ただし、上記した前走芝1600mを走っていた13頭のうち馬券対象に好走していた馬は10頭もいます。ここでも絞れません。
さらに、この5年、毎年、前年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズを走っていた馬の少なくても1頭がここで馬券対象に好走しています。昨年はジュベナイルフィリーズ4番人気3着のウォーターナビレラが2着、同じジュベナイルフィリーズ6番人気5着のナムラクレアが3着にそれぞれ好走しました。今年のメンバー18頭のうち阪神ジュベナイルフィリーズを走っていた馬は8頭いますが、このうち前走芝1600mのレースを走りそこで馬券対象に好走していたのは、ドゥアイズ、シンリョクカの2頭です。
加えて、ここ5年はデビュー戦、2戦目で連勝していた馬が少なくても1頭、毎年連続して連対を果たしています。昨年はこれに該当した4頭のうちの1頭、ウォーターナビレラが2着に好走しました。今年のメンバー18頭のうち新馬戦と2戦目を連勝しているのは、ブトンドール、ライトクオンタム、ラヴェルの3頭です。
馬券は、人気でも阪神ジュベナイルフィリーズを圧勝した2歳女王の03リバティアイランドが中心。相手は、勝ち切れないまでも堅実に走る04ドゥアイズ、スピードのある06モズメイメイ、先行力のある05ハーパー、ジュベナイルフィリーズ2着から臨む11シンリョクカ、末脚の切れる13ドゥーラの5頭。09コナコースト、14ペリファーニアを少し。
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