ヴィクトリアマイルの前哨戦の1つ、阪神牝馬ステークス。阪神芝1600mを舞台に実施されています。今年も本番を目指して12頭が出走してきました。どの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成といった印象で、熱戦が予想されます。ヴィクトリアマイルを占う上でも見逃せない一戦です。

 

このレース、過去5年の1着~3着は、4-11-1、4-12-9、2-6-11、1-2-8、9-1-2番人気の馬で決着しています。ここ5年は1~4番人気の馬の少なくても1頭は連対を果たしています。その一方、毎年、8番人気~11番人気の伏兵馬が馬券対象に好走して波乱を演出しています。昨年は、9番人気(単勝68.7倍)の伏兵メイショウミモザが優勝、2着に1番人気(単勝3.1倍)のアンドヴァラナウト、3着に2番人気(単勝3.4倍)のデゼルでしたが、三連単は11万円弱の好配当となりました。今年の上位人気はルージュスティリア、ウインシャーロット、イズジョーノキセキあたりになりそうですが、伏兵馬にも注意が必要のようです。

この5年の連対馬10頭のうち7頭までが前走で優勝している馬か、負けても勝ち馬と0.6秒差以内の好勝負をしていた馬でした。例外3頭は2019年の勝ち馬ミッキーチャーム(前走はG3中山牝馬ステークス2番人気14着)、2020年の2着馬スカーレットカラー(前走はGI有馬記念11番人気15着)、、昨年の勝ち馬メイショウミモザ(前走はオープン特別・北九州短距離ステークス3番人気13着)。メイショウミモザが勝った昨年も2着は前走G3愛知杯1番人気で勝ち馬から0.6秒差11着のアンドヴァラナウトでした。今年の出走メンバー12頭の中で、前走優勝している馬はコスタボニータ、ルージュスティリアの2頭、勝ち馬から0.6秒差以内に好走していた馬は、ウインシャーロット、フラーズダルム、ママコチャ、テンハッピーローズ、ピンハイ、ディヴィーナの6頭、あわせて8頭です。

さらに、この5年の連対馬10頭は例外なく4歳~5歳馬でした。昨年も5歳馬のメイショウミモザ、4歳馬のアンドヴァラナウトのワンツーフィニッシュでした。今年も6歳以上馬が1頭、イズジョーノキセキが出走してきましたが、データ的には厳しいようです。

加えて、ここ5年の連対馬10頭はいずれも3走前までのレースで連対実績のある好調馬でした。昨年の勝ち馬メイショウミモザは前々走3勝クラスの巌流島ステークス1着、2着のアンドヴァラナウトは3走前G2のローズステークス1着でした。ただし、今年はこれに該当する馬が9頭もいます。絞りきれません。

ちなみに、この5年、毎年、ディープインパクト産駒が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年も3頭出走していたディープインパクト産駒の1頭、デゼルが3着に好走しました。ただし今年出走してきたディープインパクトの産駒はルージュスティリア1頭のみです。

 

馬券は、前走京都牝馬ステークス惜敗の03ウインシャーロットに期待します。強敵はソダシの全妹05ママコチャ。以下、先行力のある09サウンドビバーチェ、3連勝中の上がり馬07ルージュスティリア、末脚の切れる08ピンハイまで。

 

 

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