GI高松宮記念に向けた前哨戦の1つ、ハンデキャップ重賞のシルクロードステークス。今年も一昨年、昨年に引き続いて従来の京都芝1200mから中京芝1200mに舞台を移しての開催となります。今年もスピード自慢の15頭が出走してきました。トップハンデは59.0キロのウインマーベル、最軽量は53キロの牝馬ショウナンバニラまでハンデ差6キロの中に15頭というメンバー構成。激戦になりそうです。

 

このレース、京都芝1200mで行われた3年と中京芝1200mで行われた一昨年、昨年の2,年あわせて5年の1着~3着は、4-5-15、1-11-12、3-6-8、4-3-2、2-7-3番人気の馬で決着しています。ここ5年の勝ち馬は1~4番人気の馬です。中京芝1200mで行われた昨年も、勝ったのは2番人気(単勝4.0倍)のメイケイエール、2着に7番人気(単勝11.5倍)のシャインガーネット、3着に3番人気(単勝7.0倍)のナランフレグという結果で、三連単は4万円超の好配当でした。今年の上位人気は、ナムラクレア、マッドクール、ウインマーベル、トウシンマカオあたりでしょうか。上位人気馬とそれ以外の馬の人気は少し離れています。

この5年の上位3頭の斤量は、57-58-55、56.5-53(牝馬)-57、55(牝馬)-53(牝馬)-54、56-57.5-57、55(牝馬)-54(牝馬)-56。毎年57キロ(牝馬55キロ)以上の重い斤量を背負った実績馬が少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年も牝馬で55キロを背負ったメイケイエールが優勝しました。ちなみに昨年は57キロ以上を背負った牡馬は4頭、55キロ以上を背負った牝馬は3頭でした。ただし、今年の出走メンバー15頭のうち牡馬で57キロ以上を背負う馬は5頭、牝馬で55キロ以上を背負う馬が7頭、あわせて12頭もいます。絞れません。

また、この5年の連対馬10頭は例外なく、3着以上馬15頭のうち14頭までが4歳~6歳の馬でした。例外1頭は2019年の3着馬ティーハーフで9歳。昨年の1着~3着も4歳馬-5歳馬6歳馬でした。昨年も7歳以上馬が7頭出走しましたがいずれも着外でした。今年も7歳以上馬が7頭出走してきましたが、データ的には厳しいかもしれません。

さらに、ここ5年の優勝馬に限れば、4歳~6歳の馬で上位4番人気以内に支持された馬。2018年の勝ち馬ファインニードル以外の4頭は前走で5着以内に好走していた馬でした。なお、ファインニードルの前走はGIスプリンターズステークス12着。昨年も4歳牝馬で2番人気に支持されたメイケイエールが優勝、同馬の前走はGIスプリンターズステークス4着からここに臨んでいました。今年のメンバー15頭のうち上位4番人気以内に支持されそうな4歳~6歳馬で、前走5着以内に好走していたのは、ナムラクレア、マッドクール、ウインマーベル、トウシンマカオあたりでしょうか。

 

馬券は、人気でも4連勝中の上がり馬08マッドクールに期待します。強敵は、連勝で京阪杯を快勝した15トウシンマカオ。以下、トップハンデ59キロでもスプリンターズステークス2着から臨む14ウインマーベル、堅実に走る02ナムラクレア、先行力のある05シゲルピンクルビー、中京芝は相性の良い13キルロードまで。

 

 

にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村  ←ほかの予想記事を見たい場合にはこちら