2023年の幕開けは中山芝2000mのハンデキャップ重賞、中山金杯。今年は明け4歳馬が4頭も出走してきました。明け5歳馬が3頭、6歳以上馬は10頭です。トップハンデは58キロを背負うラーゴム、ワンダフルタウンの2頭、最軽量は53キロのエヴァーガーデン。斤量差5キロの中に17頭というメンバー構成です。白熱した戦いになりそうです。

 

このレース、最近5年の1着~3着は、1-2-10、3-7-9、2-6-11、1-5-11、4-7-1番人気の馬で決着しています。この5年の勝ち馬は1~4番人気の馬、連対馬10頭は例外なく、3着以上馬15頭のうち11頭までが7番人気以内の馬です。ただし、一昨年までの4年は9番人気から11番人気までの伏兵馬が馬券対象に好走して波乱が続いていました。昨年は、勝ったのは4番人気(単勝15.9倍)のレッドガラン、2着に7番人気(単勝19.3倍)のスカーフェイス、3着に1番人気(単勝2.8倍)のヒートオンビートという結果で三連単は7万円を超える好配当でした。今年の上位人気は、マテンロウレオ、ラーグルフ、アラタ、フェーングロッテンあたりになりそうですが、上位人気は割れ加減です。

この5年の3着以上馬の斤量は、55-56-54、58-56-53、58-55-56、54-53-56、56-54-56。ここ5年では毎年斤量56キロの馬が少なくても1頭、馬券対象に好走しています。昨年は出走17頭のうち8頭もいた斤量56キロの馬の2頭、レッドガランが1着、ヒートオンビートが3着でした。今年の出走メンバー17頭のうち斤量56キロの馬は、ラーグルフ、フェーングロッテン、スカーフェイス、カレンルシェルブル、ヒュミドール、コスモカレンドゥラの6頭です。

また、この5年の3着以上馬15頭のうち12頭までが前走で芝1800mか芝2000mのレースを走っていました。例外3頭は、芝2500mのアルゼンチン共和国杯から臨んだ2018年の勝ち馬セダブリランテス、芝1600mのマイルチャンピオンシップから臨んだ2019年の勝ち馬ウインブライト、そして芝1600mのリゲルステークスから臨んだ昨年勝ち馬レッドガラン。その昨年も芝2000mのチャレンジカップ5着から臨んだスカーフェイスが2着、同じくチャレンジカップ2着から臨んだヒートオンビートが3着でした。ただし、今年の出走メンバー17頭のうち実に11頭までが前走で芝1800mか芝2000mのレースを走っています。

さらに、これはたまたまかもしれませんが、ここ5年、毎年、1枠~3枠の馬の少なくても1頭は馬券対象に好走しています。昨年も2枠4番のヒートオンビートが3着好走しました。今年、1~3枠に入ったのは、マテンロウレオ、クリノプレミアム、ラーグルフ、レインカルナティオ、フェーングロッテン、スカーフェイスの6頭です。

 

馬券は、末脚の切れる03ラーグルフに期待します。強敵は、先行力のある05フェーングロッテン。以下、オールカマーで好走実績のある12ウインキートス、堅実に走る07アラタ、3連勝中の上がり馬15レッドランメルト。

 

 

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