リッパーザウィンがハナを切り、タガノヴェルリー以下が追いかける展開。道中、後方を追走したオーミアリスが、ゴール前、大外からすごい脚で追い込み、満を持して先頭に立った人気のレオパルディナをゴール板上でとらえました。上がりは断然の34秒3。8月の小倉芝1200mに続く連勝で初重賞制覇です。ホワイトマズル産駒の牝馬。新馬戦は同着の1位でタイム的にも目立たず、今日は15番人気でしたが、ゴール前の切れる脚は見所がありました。ハナ差の2着に1番人気のレオパルディナ。好位追走から、直線半ばに先頭に立ち、楽勝のように見えましたが、大外を飛んできたオーミアリスの脚に屈しました。惜しい競馬でした。2頭から3/4馬身差の3着にスノーエンジェル。オーミアリスに次ぐ34秒8の末脚を繰り出して、先頭に立ったレオパルディナを外から追いましたが、さらにその外から一気に来たオーミアリスにあっさりかわされてしまいました。4着ゼンノイザナギも含めて、人気上位馬がそれぞれに持てる力を出し切ったレースでしたが、オーミアリスの切れる脚がそれらを上回っていました。

馬券は、スノーエンジェルを中心に馬連。不的中でした。期待したスノーエンジェルは予想通りの走りを見せてくれましたが、伏兵中の伏兵オーミアリスの末脚には驚かされました。しょうがないです。