ばんえい競馬で前代未聞の発走除外事件があった。2月28日(土)の帯広競馬4レースに出走を予定していた2番ヤマトミノルと10レースの1番クメノビューティーは、前日午後に2頭を管理する前原調教師宅に、飼料の中に異物を混入したという不審電話があったため、出走を取りやめる除外措置がとられた。
ばんえい競馬では一昨年2月に優勝馬含む4頭からカフェインが検出されたほか、ばんえい競馬調騎会会長が名義貸しに関与し、告発者を脅迫したとして暴力団組員とともに逮捕されている。また7月と10月にはコース上にろうそく原料のバラフィンがまかれているのが見つかり、開催中止となっていた。
2004年02月28日
引用: 『netkeiba.com』