こんにちは👋😃

とても久しぶりにblog更新します❗

自宅にある文部省(現文科省)明治7年(1874年)発刊の理科の教科書



1874年というと今から146年前❗

どんな時代かというと

・学制が発されて2年後
・福沢諭吉が「学問のすすめ」を刊行して2年後
・鉄道開業(新橋ー横浜間)の2年後
・ペリー来航から20年
・東京警視庁が設置の年
・西南戦争の3年前
・西郷隆盛、板垣退助、岩倉具視、大久保利通が活躍した時代


この時代に使われていた教科書(読本)に太陽系の惑星が示されていました。


よく見ると、現在の教科書と同じ8個の惑星が記載されています。

何か違和感に気づきましたか❓❓❓

実は、冥王星がまだ発見されていない時代だったのです😄

冥王星が発見されたのは1930年なので、この教科書にはまだ記載されて
いないのです。

冥王星が発見されてから2006年までは、教科書での惑星の数の取り扱いは
9個となりました。多分、30代以降の方は、惑星数は9個と習った時代だと
思います🤗

しかし、2006年以降は冥王星が惑星としての基準に満たないとみなされて
しまい太陽系外縁天体の位置付けとなりました。

従って、2006年以降は太陽系惑星の数は8個に戻り、結果的に1874年発刊
教科書(読本)は、時代を経て正しいことを記載していることになってしま
ったんですね😄

古書を見るとなかなか面白いことが発見できます❗

まだまだ興味深いことがたくさんあるので機会を見て紹介したいと思います🤗