平成6年11月 池袋にて
東武鉄道といえば、画像のような「東武顔」と呼ばれる8000系電車を想像しますが、6月末で東上線にいた最後の1編成が引退して全滅しました。(前面のデザインが変更になった更新車は現役です)
小生にとっては高校の通学で伊勢崎線や大師線を使っていたので、とても懐かしい電車だったりします。
この塗装になってから既に25年くらい経ちますが、小生には現行の塗装前に塗られていたのセイジクリーム色(いわゆるカステラ電車)のイメージが強いのですが、市販の8000系のキットでは現行塗装の塗装済みキットがグリーンマックスから市販されているだけで、クリーム色のキットや未塗装のものは市販されていないのです。
(小生マイクロエースの製品は好きではなかったりします)
そんな中グリーンマックスの直営店「ジーエムストア」のショップ限定品として、東武8000系未塗装キットが市販されました。塗装済みキットは高価ですし、色を落とすのは惜しく、更にはキットのプロトタイプが側面の方向幕が付いた更新車で、クリーム色時代には設定が合わないので、未塗装キットは好都合だったりします。
キットの構成です。塗装済みキットと同じ組立て説明書が入っているので、初心者にはわかりづらくなっています。(塗装済みキットで製作するには問題はありません)
また動力や台車、パンタグラフなどは別売りとなっています。小生は台車は新品を、動力はヤフオクで1000円で入手した中古を使用しています。
説明書に書いていない部分のみ解説したいと思います。
注
あくまで説明書に載っていない内容ですので、自己責任で行ってください。怪我をしたり、失敗をしたとしても、小生は一切の責任は負いません。
製作するのは4R(4両編成)で行います。台車は初期のFS536を選びました。この重々しい台車こそ、小生は8000系らしいと思うのですが、これは作り手の好みで選べばよいでしょう。
まずクリーム色で製作するなら不要な、側面の方向幕と側灯のうち、上の方を削ります。(下の車体は加工前、上の車体が加工後)
鉄道模型メーカーの場合この位「知っている」ことを前提に説明書が書かれていて、初心者にはとても不親切です。説明書とはいわないまでも、コピーでもいいので加工箇所の解説位入れて欲しいものですね。
前面と側面の角付近に「バーティングライン」と呼ばれる、金型の継ぎ目の跡みたいなものが見られます。未塗装キットならここは是非、耐水ペーパー(400番~1000番)で切削して整えましょう。(下が加工前、上が加工後)
加工が終わりましたら塗装します。今回の塗装は塗り分けの無い単色なので、とても簡単です。缶スプレーならクロスポイントカラー(ジーエムストアのみで販売)103番の「セイジクリーム」か、GM鉄道カラーの28番(アイボリー2)が指定になっています。
小生はエアブラシを使用していますので、GMカラー28番に、12番(黄色5号)を数滴入れたものを調色しています。
因みに正面上にマーカーランプを取り付ける場合、塗装前に0.4mmのドリルで穴を開け、取り付けることを強くお勧めします。作例は省略していますが、説明書の方には取付け方の説明が記載されています。
仮に台車を履かせて塗装状態を確認したものです。もし斑を見つけた時は、再塗装してみましょう。明るい色の斑というものは結構目立つものです。
内装は未更新車の場合、床グリーンに座席はオレンジです。作例はグリーンは原色グリーンにブラックを少々混ぜたものをエアブラシで吹き付けています。また見た目では常磐線のエメラルドグリーン(GM36 青緑1号)でも、雰囲気的に似ているかもしれません。座席は水性塗料を筆塗りしています。
ここから先は説明書どおりの作成で大丈夫ですが、屋根板に表現されている雨樋の塗装を、グランプリホワイトからクリーム色に置き換えて塗装して下さい。
パーツが全て揃っていないので、完成したら作品を掲載したいと思います。












