「珠理奈・・・・・・・・?」
声に出して呼ぼうとしたのに、
驚きすぎてか、口だけが動いた。
『あははっ!
玲奈ちゃん声になってないんだけど!』
と笑いだす。
驚きと、嬉しさと、寂しさと、怒りが混ざった。
そういう時、何が一番勝つかで、
人間性が決まってしまう気がするけど、
私は、怒りが勝った。
「なんで・・・・?
なんでずっといなかったの?なんでいなくなっちゃったの?
どっか行くならなんか言ってってよ。
帰ってくるからって、
一言でいいから、
伝言でもいいからなんかしてくれればよかったじゃん。
私、ずっと寂しかったよ。
ずっと珠理奈の事考えてた。
珠理奈が来るかもしれないって毎日学校来たんだからね?
あんた自分の影響力、責任取りなさいよ!」
言葉が次から次から出てきて、
溢れてしまいそうだった。
『玲奈ちゃん。ごめんね。』
その優しさ100%な声に、
涙がスっと、こぼれ落ちた。
「謝られたら、なんて言えばいいかわからなくなるじゃない。」
珠理奈は微笑んで、
私に向かって手を出した。
まるで、握ってっていうかのように。
『足、結構やばかったんだ。
でもかっこ悪いとこ見せたくなくてさ。
手術して、リハビリして・・・。
こんなに時間かかっちゃった。』
私の大好きな、
太陽のような笑顔でニカッと笑った。
珠理奈は、優しい声のまま、
話し続けた。
『でも、私も玲奈ちゃんのこと忘れた日なんて一度もなかったよ。
一秒たりとも玲奈ちゃんを考えない時間はなかった。
ずーっと玲奈ちゃんに会いたい、会いたいって、リハビリ頑張ったんだよ。』
『ねぇ、玲奈ちゃん。
お願い、聞いてくれるって言ってたよね?』
そう言うと、
優しさに少し意地悪顔を含めた顔をした。
お願い・・・。約束。
「うん。聞くよって、あの日、言った。」
『お願い・・・聞いてくれる?』
私は、ゆっくりと
珠理奈が伸ばした手に、
自分の手を重ねた。
すると、珠理奈はニヤリと笑い、
ぎゅっと掴んで、
私を引っ張り抱きしめた。
『玲奈ちゃん、
私玲奈ちゃんが好きだ。
私と、付き合ってください。』
珠理奈。
私、ずっと、
その言葉を待っていたんだよ。
「珠理奈。」
『なに?玲奈ちゃん。』
珠理奈の声から体温から、
少しの緊張から伝わってくる。
緊張しなくても、答えはわかってるくせに(笑)
「珠理奈。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・大好きです。」
桜の花びらが、珠理奈の頭の上に乗っかった。
私は、とってあげようと手を伸ばし、
珠理奈はその手を掴んで少し引っ張り、
私たちは、キスをした。
ー完ー
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長い間いつまでもだらだらと書いてしまい、
結局ケータイ変えたと同時にブログが見つからなくなり、
今回やっと見つけられて、最後まで書けました。
久しぶりにブログが開けられた時、
一番最新になっていたページのいいね数が、
以前より増えていて、嬉しく思いました
また、妄想が膨らんでおりますので、
書きたいなぁと思います
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました