みなさん、ご無沙汰しております。
おたけでございます。
1ヶ月近く多忙を極めており、投稿ができず申し訳ございません。
今後も「ぼちぼち」投稿してまいります。
今回から画像のサイズを「中」で投稿させていただきます。
私が今いるのは阪和線、天王寺駅。
まず乗車するのは関空・紀州路快速、関西空港・和歌山行き。
日中は環状線を一周してから阪和線に入るのですが、朝や夜は阪和線専用の地上ホームから発車する列車もあります。
今回はその地上ホームから発車する、7:59分発の列車。
列車は途中日根野で切り離し。
前4両の関空快速を見送ったということは、私が向かうのは和歌山。
後4両紀州路快速で終点の和歌山に向かいます。
大阪府内最後の駅、山中渓に到着。
なにやら地域のお祭りを行っていたようです。
次は和歌山県に入り、紀伊です。
そして、紀ノ川を渡りました。
終点の和歌山まではもう少しです。
列車は終点、和歌山に到着。
列車は到着後、折り返しとなりました。
さて、和歌山まで来て何をするのかと申しますと、こちら和歌山駅9番線から出ている、
和歌山電鐵貴志川線に乗車します。
「たま」と書かれたポスターがありますが、この貴志川線は猫が駅長を務めるということで有名になった路線です。
想像のつかない方も多いと思いますので、早速乗車していくことにしましょう。
初めに乗車するのはこの「うめ星電車」。
貴志川線、もともとは南海の路線だったため、いくら観光列車でも顔は南海です。
実はこの列車、界隈では超有名な水戸岡鋭治氏のデザインで、通じる人にはこの「水戸岡イズム」が感じられると思います。
「水戸岡イズム」の特徴は、何と言っても木をふんだんに使用していること。
見ただけで和の雰囲気が感じとれますよね。
ちなみに見ていただければわかるとおり、座席の座り心地はソファーそのものです。
貴志川線の主要駅となっている、伊太祈曽に着きました。ここでいったん下車します。
駅名の由来は伊太祁曽神社です。今回はスルー。
と、ここで対向の列車と行き違い。「たま電車ミュージアム号」です。
あとで乗車しますので、軽く触れる程度にしておきます。
また珍しいものを発見しました。手動式ポイントです。
このレバーを操作して線路を切り替えています。
やっと本題に入る訳なんですが、こちらが伊太祈曽駅長、よんたまさん。
(反射して見えにくくなってしまい申し訳ございません。)
なんともかわいいですよね。あ、にゃんとも。
貴志川線の終点貴志駅にも猫駅長がいますので、そちらに向かいます。
後続の「いちご電車」で貴志川線の終点、貴志駅に着きました。
「いちご電車」はそこまで改造されておらず、普通の座席にいちごの絵が描かれているくらいでした。
貴志駅の駅舎です。手前の木で見えにくいですが、猫の形をしています。
こちらが貴志駅の駅長、ニタマさんです。
よんたまさんよりふわふわとした毛並み。
最後に乗車するのは、折り返し和歌山行きの普通列車、「たま電車ミュージアム号」です。
これまでの観光列車とは打って変わって黒を基調としたシックな印象です。
では、車内に入りましょう。
これまた「水戸岡イズム」を感じる車内です。
直角に曲がったソファーに座れば、クロスシート気分も味わえます。
丸い暖色系のライトが高級感を演出。
左手に見えるのはこの列車が生まれ変わる前の「おもちゃ電車」から引き継いだものです。
社外に描いてあったニタマさんとよんたまさんの絵です。
首の角度があざとい。
ということで、和歌山に戻ってきました。
駅名標が南海そのもの。
奥にはJRきのくに線の列車が見えています。
ということで、今回は和歌山電鐵貴志川線のご紹介でした。
初代猫駅長、たまさんはすでに他界していますが、ニタマさんとよんたまさんは元気に勤務中ですので、ぜひ訪れてみてください。
余談ですが、時間に余裕がありましたのでJR和歌山駅改札外にあったこちらの駅ピアノを弾いてから帰りました。
では最後に今回の旅程表を。
天王寺7:59→和歌山9:14
和歌山9:30→伊太祈曽9:50(うめ星電車)
伊太祈曽10:20→貴志10:32(いちご電車)
貴志11:08→和歌山11:40(たま電車ミュージアム号)
※走る列車は日によって異なります。
和歌山電鐵公式ホームページからどの列車が運用されるか確認できます。
それでは、また!
おたけ