ケイスケの時計ブログ

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日本鉄道時計株式会社

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いつもありがとうございます。

 

本日9月19日ですが、台風の影響による臨時休業とさせていただきます。

 

お客様には大変ご迷惑おかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

皆さんこんにちは!

 

皆さんはネットやお店、カタログなのでいろんなベルトを見ることがあると思います。

 

時計革ベルトに限らず、カバンや靴、帽子や小物など、様々だと思います。

 

 

ここで、私から色染め、というか色の出方、見栄えなどの観点から、何かしらお伝え出来ないかと考え、

 

この「色染めについて」というテーマになりました。

 

 

■色の載せ方には「顔料染め」と「染料染め」とがある!

 

実は時計ベルトの色の染め方には概ねこの2種類しかありません。

 

私の実感ですと「顔料染め」7割、「染料染め」が2~3割といった具合かと思います。

 

次にそれぞれについての特徴を説明します。

 

①顔料染め

 

顔料染めとは、いわゆる塗料を革の上から塗り上げると考えてください。

 

特徴は発色がきれいな事、特に美しい光沢感は顔料ならではです。

 

あとは色の安定感、カタログとの色の相違がほとんどなく、製品ごとの色のムラが無く、安定しています。

 

私の感覚からすると、とてもエネルギッシュで活発なイメージです。

 

②染料染め(せんりょうそめ)

 

染料染めとは、「染料」と呼ばれる革に染み込ませる塗料の総称で、革に直に染み込んで染まっていきます。

 

特徴は色の深み、顔料染と違い、色の不安定さがよりその革の良さを引き立てるというか、

 

色の奥行きや深みのある、革独特の風合いが出てきます。

 

顔料染めと違い、強い光沢のある色は苦手ですし、個体個体の色の安定性からいうと、とても不安定です。

 

しかしながら、この染料染めの良いところはまさにその不安定さに凝縮されており、

 

上手に言い換えると「個性」がある。

 

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ものを見続けることで、当初は気付きもしなかったところが見えてきます。

 

おそらく、顔料染めといったベルトはカジュアルな感じやエネルギッシュ感を生み出すと思いますし、

 

染料染めの製品は伝統的な、古風な、ヴィンテージ感といった革本来を楽しむ方にはうってつけだと思います。

 

 

ただ、ファッションというものはその時代時代によってローテーションしていると言われますので、

 

現在はやや染料染めといったレザー感が盛り返してきている感じはします。

 

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いかがでしょうか?

 

私はオイルレザーといった染料染めのバッグやベルトを愛用しています。

 

不思議なことに飽きないのと、エイジングと呼ばれる変化があるので時点時点で楽しんでいます。

 

不安定感というものを受け入れると、なぜか不思議と心に余裕ができたりもします。

 

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色選びや素材選びに困ったら、是非ご相談ください。

 

私の意見も、お客様の「良いもの選びの一助]になれたらと思います。

 

ありがとうございます♪