*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

馬体重:454キロ

調整は順調に進んでおり、今週から周回コースに加え、坂路でも乗り出しました。坂路でのペースはハロン17秒ほど。楽をさせた期間が長く、馬体重も大幅に増えたものの、そこまで緩んだ印象はなく、調教でも体はよく動いていますし、息づかいも気になりません。 このまま順調にいけば、来週後半には坂路での15-15を始めるなどペースアップすることができそうです。次走は10月27日(日)京都3レース・2歳未勝利(芝2000m)が予定されており、レースの1か月前には栗東・福永祐一厩舎に帰厩することになるでしょう。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重: 491キロ

今週も周回コースと坂路を併用して乗り込んでいます。火曜日には坂路で12-13を消化しましたが、体の使い方は良くなっているように感じましたし、時計を出した後の息の入りもだいぶ早くなっています。攻めても脚元や背腰などに筋肉に疲労が溜まることもなく、馬体重も安定。あとは入厩の声が掛かるのを待つだけといった状況です。

 

【ブラゾンロワイヤル】

社台ファームで調整中。入場後は右前のソエに痛みがあり、しばらくは治療優先の調整を行った。ソエも落ち着いてきたため8月20日より馬場入りを開始し、周回キャンター2000mで経過を見た後、27日より坂路調教を再開している。

担当者の話では「休ませていたこともあり馬体も回復し、一時は530キロまで体が戻りました。乗り出した後も歩様、患部共に違和感はありませんでしたので、坂路調教を再開し現在は週3日の頻度での登坂を目標に、周回キャンターを織り交ぜながら調教メニューを組み立てています。登坂時計は直近で3F48秒程です。まだ詳細な日程は決まっていませんが、9月中旬過ぎにグリーンウッドへの移動を予定しており、移動も近いので時計はそこまで出さず、コンディション面を整える事を最優先に3F45秒程までの調整で中身の質の向上に努めます」とのこと。現在の馬体重は518キロ。

 

【キングズトゥルー】

1日(日)に坂路コースで4ハロン59.6-43.8-29.5-14.4を単走で馬ナリに追われ、5日(木)にも坂路コースで4ハロン56.0-40.9-27.1-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「ゲート試験を早々にパスして、今週よりいよいよ時計を消化し始めました。一本目ですので致し方ない部分はあるにせよ、この時計で精一杯という現状。体力面含めて結構時間が掛かりそうな感は否めません。ここからビシビシ負荷を掛けて鍛えてとなるとどこかでガクっときそうです。負荷を掛けた後には必要な分は楽をさせて、そこからまた負荷を掛けてといったように繰り返していくようなサイクルで仕上げていくのも一つの案として考えています。体調面に気になるようなところはありませんので、キングズトゥルーに合わせて進めていきましょう」(大竹正博調教師)

 

【ゴールドエンペラー】

「トレセン内の環境にも慣れてきたようで、徐々に落ち着きが出てきたため、ゲート練習も入り、駐立から発進させるところまで進めています。入りで躊躇する場面はなく、駐立もジッと我慢できるようになってきましたし、あとは発馬とダッシュがもう少しスムーズになればといったところ。ゆっくりながらも順調にきてはいるので、来週中にはゲート試験に臨めるかと思います」(羽月友彦調教師)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も長めからじっくり乗る形で進め、順調にメニューを消化できています。こちらでの調教量もしっかり積めており、そろそろ送り出せそうな雰囲気。小手川師にもその旨連絡したところ『タイミングを見て戻そうと思います』とのことだったので、この状態をキープしつつ、声がかかるまでしっかり負荷をかけていこうと思います」(担当者)

 

【ライラ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週は馬体重こそ減っていますが、細くなった印象はなく、どちらかというと追い切りを開始して締まってきた感じの体つきになっています。暑さのピークも越えて朝晩は涼しいから肌寒いくらいに変わってきたので、そのあたりも馬の状態が上がってくるにはいい傾向でしょう。来週中には入厩予定とのことなので、それまでしっかり乗り込んでいきます。

 

【スピアッジャローザ】

現在は馬場1周と坂路2本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。登坂本数を増やしてからも体調、メンタル面はともに安定しています。血統的な面から調教を進めるにつれてうるさくなってくるかと思っていましたが、どちらかというと環境にも慣れて落ち着いてきた様子。この先さらに負荷を強めていくことを考えても、いい傾向と言えそうです。引き続き坂路主体に乗り込んでいきます。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:492キロ

今週から騎乗調教に特化しており、週2回は坂路で14-14、14-13といった速いところを消化しつつ、普段もハロン15秒前後で連日コンスタントに乗り込んでいます。それでいて馬体重がむしろ増えているのは頼もしい限り。暑さが和らいで過ごしやすくなってきたこともあり、だいぶ活気が出てきた印象を受けます。まだ内地への移動に関しての具体的なスケジュールは決まっていませんが、送り出しに備えて今後も入念に乗り込んで態勢を整えていくつもりです。

 

【レッドエヴァンス】

馬体重:483キロ

入場後はウォーキングマシンでの運動にとどめてリフレッシュを図っています。連戦した後でも脚元など馬体にダメージは確認されていませんし、活気も失っていません。また、馬体重は回復途上ではあるものの、前回滞在していた時よりも明らかに見映えが良くなっています。レースを経験しながら心身ともに成長を遂げているのでしょう。このままコンディションが崩れることがなければ、週明け月曜日に一度跨ってみる予定です。

 

【ルージュルリアン】

馬体重:494キロ

引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっています。連日周回コースで2000mの距離を乗ってから、坂路を4ハロン70秒前後のペースで1本上がっています。馬房では相変わらず気の強さを見せていますが、運動に出ると大人しく、騎乗者の指示に従ってリラックスして走っています。リフレッシュは完了し、コンディションも安定しているため、来週月曜日から坂路でのペースをハロン65秒くらいまで上げる予定です。

 

【ジャンヌローサ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。追い切りを重ねて右半身に少し張りが出てきたため、レーザーでケアしながら進めています。徐々に走りのバランスが整ってきた印象ですが、まだ器用さに欠くところもあるので、この先体の使い方が上手になってくればこういった症状が出ることも少なくなってきそうです。坂路でのタイムも楽に出せるようになり、この後も速めの調教を交えながら来週もしくは再来週の帰厩を目標に進めていきます。

 

【スノーディーヴァ】

この後はトレセン近郊のNSRで調整することになり、本日6日(金)に移動しました。

「ダート適性に関しては、全く走れないというほどではないにせよ、芝の方が良いだろうというコメントをもらっています。それよりも、今回は連闘したことで大分テンションが高かったですね。前回も装鞍所から煩かったのですが、今回はかなり早い段階からそれ以上の様子だったため、厩舎で装鞍をおこなっています。ゲートの中でも落ち着きがありませんでしたし、かなりメンタル面で来ているなと感じたところ。こういう性格の馬なので、キックバックも過敏に反応しますからね。次はやはり芝のレースを狙っていくつもりにしています。4日(水)に札幌を出発し、翌日無事にトレセンに戻ってきています。多少は落ち着きが出たものの、ここで少し間隔を空けないと頭がとんでもないことになりそうなので、このタイミングで一息入れさせてください。移動した後の状態なども見ながら次走を考えていくつもりです」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

「交突した左前の経過としては順調で、傷も早くに乾いて癒えていますし、もう痛みはない様子です。水曜日から乗り出しを開始して、自分で跨って感触を確かめたところ、楽をさせた分の緩さはあってもまずまず悪くない印象。当初は一旦休ませて4回新潟開催(10/5~)とも考えていましたが、この様子であれば新潟を待たずとも4回中山開催(9/07~)からでも良さそうです。週末、来週と時計を消化して、来週の三日間開催から投票できるようにしておきます。未勝利の立場で計画的に出走させるのはなかなか難しく、いつでも送り出せるように備えておくつもりです」(稲垣幸雄調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:478キロ

先週から坂路で乗っていましたが、少し気が入り過ぎといった様子だったことから、今週は周回コースでのメニューに切り替えています。ダクとハッキングを交えて2000mといった内容ですが、だいぶ落ち着いて動くことができていましたし、脚運びに硬さも見られません。コンディションそのものは問題なく安定していますので、来週から再び坂路に戻していくことも考えています。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:522キロ

相変わらずクリニックが混み合っていて、手術のスケジュールは現時点で未定。順番を待っているところです。馬体や脚元、体調面には問題ないため、今週も坂路に入れてハロン17~18秒ペースで1~2本上がっています。喉を含めて良くも悪くも変わらずといったところで、今後も適度に乗ってコンディションを整えながら手術の実施を待つことになるでしょう。

 

【ウィズアットダンス】

「今回のレース後も両前ともに脚元に気になるところはありませんね。疲れも順調に抜けてきたようなので、次の7回船橋開催(9/23~)での出走に向けて調教を再開しています。あとはこれまでと同様に、なるべく馬体重をキープしながら負荷を掛けていくつもりです」(林幻調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:521キロ

変わらず坂路で14-13のメニューを進めています。下ろしがけから勢い良く走っていきますが、道中のコントロール面に問題はなく、最後まで乗り手の指示を待って動くことができています。上がりの歩様や息遣いも良化を示していますし、集中力を保って稽古に取り組めているのはなにより。飼い食いも安定しており、ここまで順調に乗り込むことができています。

 

【グロリアスヒーロー】

「レース後は使ったなりの疲れが背腰を中心に見られるため、筋注を施して対処していますが、疲労の度合いとしては特段大きなものではありません。今回は前回と比較して前半促さずに自分のリズムで運べた分、4コーナー辺りでの手応えも良かった。思ったほど脚を伸ばせなかったのは良化途上の分でしょう。ジョッキーもトモのはまりがもう一つと言っていますからね。休み明けの2回叩いて、これでまた変わってくるのではないかという期待感があります。来週は三日間開催で頭数もバラけるでしょうから、そこでの出走を狙っていく考えです」(高木登調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:494キロ

周回コースでダク500m、ハッキング2000mを乗って、最後に坂路に入り22-20ほどのペースで1本登坂といった内容で進めています。フットワークを見ても硬さは取れていますし、いい具合に気持ちの入ったキャンターを見せてくれています。暑さのピークが過ぎて、気温が落ち着いてきている影響もありそうですね。飼葉もちゃんと食べてくれて体も増やせていることから、来週は少しペースを上げてみようかと考えているところです。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「現在はウォーキングマシンで調整中です。初めての障害レースを経験して思った以上にダメージが大きい様子。背中から腰にかけての筋肉が落ちて、馬体が寂しく映ります。毛ヅヤも冴えませんし、年齢の分、回復も遅い印象です。今週いっぱいはマシンでの運動に留めて、もう少し体をフックラさせてからペースを上げていければと考えています」(担当者)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:533キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(18-17のペース)を1本、トレッドミル調整(ダク500m、ハッキング1200m)のメニューを消化中。現在は騎乗運動を週4回、トレッドミルを週2回といったメニュー構成で騎乗日を多くしています。だんだんと気候も落ち着いてきて、何とか暑い夏を乗り越えてくれました。稽古での走りにも力強さがありますし、飼葉も毎日完食。下がっていた睾丸も本来の位置に戻っており、夏バテの心配はなくなってきたかなといった状況です。馬の様子に問題がないようであれば、来週から騎乗運動メインでメニューを組んでいくことにします。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「2走前はレース後の疲労回復具合がスローでしたが、前走後は比較的早く疲れが抜けてきたようですね。そのあたりは気温が和らいできた影響もあるようで、やはりここから秋にかけて調子は上がってきそうです。ただ、11/07(木)門別・道営記念(H1・ダ2000m)のステップレースとしてどこを使うかは、もう少し状態を見てから決めるつもりです」(田中淳司調教師)

*****3歳馬*****

【レッドクレメンス】

舎飼。

茶木太樹調教師「ご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ありません。消炎剤は入れずにひたすら冷やしているところですが、その効果は大きく、昨日(水)より患部の痛みが取れたようで歩様も良化傾向にあります。今日一日は獣医師の指示に従って舎飼にとどめたものの、このまま順調に回復すれば明日(金)あたりから引き運動を始め、明後日(土)には乗り出すことができるのではないでしょうか。あきらめずに来週の出走を目指します」

 

【アンデスビエント】

帰厩後も順調。

9月5日、西園調教師からは「本日、坂路で時計を出しています。帰厩後1本目ということで軽く登坂する形でしたが、4ハロン54秒3、ラスト12秒6を計時し、しっかりとした良い動きを見せてくれました。ここからレースに向けてピッチを上げていきます」との連絡が入っている。

9月26日(木)船橋・マリーンC(JpnⅢ・3歳牝馬・ダ1800m)目標で調整する。

 

*****4歳馬*****

【スマラグドス】

千歳・社台ファームで調整中。引き続き週3~4日坂路入りを主軸に、周回キャンター最大3000mやトレッドミル運動を織り交ぜながらの調整。

担当者の話では「登坂時計は3F39~40秒程をコンスタントに計時し、この中間も順調に調整を進めています。9月に入り、朝晩は大分過ごしやすくなってきていますので、今月中旬頃に栗東近郊に向けて移動させられればと考えています。移動も控えていますので、体調面も含めコンディションを上げていきます」とのこと。馬体重は488キロ。

西園調教師からは「先日、牧場で馬の状態を確認してきました。馬体はずいぶんフックラしてリフレッシュしていましたし、調教の時には前向きさを見せてしっかり動けている様子でした。復帰については移動後の状態を見ながらになりますが、10月後半~11月の競馬を目標に進めることになると思います」との連絡が入っている。

 

【ミラクルティアラ】

社台ファーム鈴鹿で調整中。

調教主任の話では「疲れも抜け、予定通り乗り運動を再開しており、現在は坂路で17~18秒程度のキャンターを乗り込んでいます。乗り出した後も変わりなくきており、10月の競馬に向けてピッチを上げていく予定です」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

ドラゴンファームで調整中。

担当者の話では「この中間も変わりなく順調です。角馬場調整の後、トラックコースと坂路併用で順調に乗り込んでいます。週1本は4ハロン58秒(終い14秒)のメニューも消化しており、帰厩に向けてこのまま進めていきます。今のところ蹄の状態は問題ありませんし、コンディションも良好ですので、状態を維持しつつ乗り込みます」とのこと。現在の馬体重は454キロ。

*****2歳馬*****
【ハイファイスピード】
8月30日の検疫で帰厩。9月15日(日)中京・2歳未勝利(芝1,200m)に向けて調整を進める。
4日、宮本調教師からは「帰厩後も順調です。今週が1週前となりますので、国分恭介騎手に跨がってもらい坂路で時計を出しています。4ハロン53秒5、ラスト12秒3を計時し、ジョッキーの感触はすごく良かったようです。前走の新馬戦1,2着馬が小倉2歳S1,2着という結果でしたから、本馬も早く同じ舞台に立てるよう頑張って欲しいと思います」との連絡が入っている。

【バティストゥータ】
西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。3日現在、BTCの屋外直線ダート1600m2本、または屋内600mダートコース6周、または坂路2本のメニューを日替わりで乗り進めており、坂路の2本目は16-16で登坂しています。騎乗スタッフは「毎日の調教で汗をしっかりとかいていますが、まだ動きは全体的に重く、性格的におっとりしている馬なので、調教中にもう少し走る気持ちが前面に出てきてもいいかもしれないなと感じています。引き続き、しっかりと乗り込みを進めます」とのことでした。

【ノースカトレア】
KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。この中間も変わりなく、屋外ダート馬場にてハロン22秒程度のキャンターを2000~3000mと坂路を15-15で1本乗られています。菅野代表は「引き続き変わりなく、順調です。中間は馬場が悪かったので、軽めの調整で様子を見ました。馬場が乾くのを待って、進めていく予定です」とのことでした。

【メロディーロード】
宇治田原優駿ステーブルで調整されています。3日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られており、週2日は坂路に入って、そのうち1日は15-15、もう1日は13-13を計時しています。騎乗スタッフは「厩舎長から10月位の入厩が目標と聞いたので、そこへ向けて進めています。こちらに来た当初は体力的にもまだ頼りなく感じ、走りもワンペースなところがありましたが、今では15-15でもしっかりと走れて、手応えも余裕が出て来ています。体重も、こちらに来た当初より20キロ以上増えていますが、重たい感じはなくて、シルエットの綺麗なまま体重が増えているように、全体的に身体が大きくなっていると思います」とのことでした。

【リビングストン】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整され、1日のレース後、一旦、放牧に出る事になり、4日にチャンピオンヒルズへ移動しました。吉岡調教師は「不利もあって勝てはしませんでしたが、レース内容は格段に良くなりました。ちゃんと“競馬”をしてきた事は評価しています。レース後、両前脚に若干ソエが出ていますが心配するほどではありませんし、身体も全然萎んでいません。このあとワンクッション入れますが、次は京都開催位で使えたらと思っています」とのことでした。

【パステルキュート】
KSトレーニングセンターで調整されています。3日現在、屋外ダート馬場にてハッキングとハロン22秒程度のキャンターを合わせて3000~4000m乗られています。牧場スタッフは「中間から馬場に出て乗り出しました。痛みを感じるのも初めての経験で、まだ挫跖した右前脚を気にして過剰に反応しているところが見られます。中間は雨が多く馬場も悪かったので、無理はさせずに馬場が乾くのを待って進めていく予定です」とのことでした。3日現在の馬体重は448キロ。

【ミッドナイトデュー】
ムラセファームで調整されています。4日現在、馬場でダクとハロン25秒前後のキャンター4000~5000mを乗られています。村瀬代表は「一時期と比べたら、だいぶ過ごしやすい気候になってきました。馬は、特に気になるところはなく、元気いっぱいで、体重も460キロ台で安定しています。引き続き、しっかりと距離を乗って進めます」とのことでした。4日現在の馬体重は464キロ。

【サンタマルティナ】
谷川牧場第一分場で調整されています。先週木曜日に獣医の馬体チェックを受けたところ、股関節周りに疲労がまだ残っているとのことで注射を打って治療しました。その後は様子を見たのち、3日に改めて獣医のチェックを受けてゴーサインが出て、4日から騎乗運動を開始しています。スタッフは「歩様が悪いとかはなかったですが、動かすとちょっと疲労が残っていそうだとのことだったので、注射を打ってもらい、昨日改めて診てもらって問題なしとのことで、まず今日は円形馬場で軽めに乗りました。明日以降、様子を見ながら進めていきます」とのことでした。

*****3歳馬*****
【レッドエヴァンス】
昨日(火)ノーザンファームしがらきへ移動しました。
音無秀孝調教師「レース後から昨日までは引き運動での調整にしていましたが、連闘策で道悪馬場での競馬だったこともあり、さすがに疲れている様子。それでも飼い葉は完食していましたし、馬体や脚元にも異常がなかったので、まずは安心しています。ここまで連戦で頑張ってくれましたから、昨日(火)ノーザンファームしがらきへ放牧に出しています。まずはゆっくり休んで疲れを取ってもらい、回復の具合を見ながら立ち上げてもらうことにします」

【レッドクレメンス】
本日は坂路で追い切りました。
茶木太樹調教師「今朝(水)は中井裕二騎手に手伝ってもらって坂路で追い切りました。馬場が重たい時間帯でしたし、テンから気分良く走らせたこともあってラスト1ハロンは止まってしまったものの、4ハロン52秒0とちょうどいい負荷は掛けられました。ところが追い切りを終えた後の上がり運動中に歩様が乱れてしまって…。獣医師らに診てもらったところ、前回痛めた右前脚とは反対の左前脚の蹄球に痛みを感じているとのこと。走っている時に交突してしまい、しびれが生じている可能性が高いとの見解でした。しっかりカバーは着けて保護していたのですが…。次走を含めた今後については、経過次第になると思います。順調にいかず大変申し訳ありません」

【サミアド】
9月4日、竹内調教師から「暑い時期の遠征競馬だったので、馬体の回復にじっくり時間を掛けています。今週末から強めを始め、来週の来週のレースに向かいます。鞍上は、引き続き菅原明良騎手を予定しています」との連絡があった。
9月15日(日)或いは、16日(月)中山・1勝クラス(ダ1,200㍍)に出走予定。

【ディスペランツァ】
栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末の出走に向けて、先週は、8月31日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、51.6-37.1-24.1-12.0を一杯に追われて計時し、併せた相手に先着しました。今週は、9月4日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、54.7-40.1-26.7-13.4を馬なりで計時し、併せた相手に先着しています。吉岡調教師は「先週末は、申し分ない動きでしたし、今朝も追い出しのタイミングを待つ余裕があり、ゴーサインが出たらいつでも行けそうな雰囲気でした。状態は良い意味で平行線ですが、良い状態と言える出来です。引き続き、古馬相手の重賞ですが、能力をきちんと出せれば通用しない相手ではないと思っています」とのことです。8日中山、3歳以上オープン・京成杯オータムハンデキャップ(GIII)・ハンデ・芝1600mに石川裕紀人騎手、ハンデは55キロで登録を行う予定です。

*****4歳馬*****
【マランジュ】
帰厩後は順調にキャンター調教を重ねています。休養明けということもあり、今週いっぱいは落ち着かせながら普通キャンターで状態の確認に努める方針で、来週からピッチを上げていきます。

【ファントムシーフ】
競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。4日現在もメニューは変わらず、曳き運動20分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動15分が行われています。牧場スタッフは「先週はかなり雨が降ったり、台風が来たりで、屋根付きのマシン運動を中心に動かしていました。体調も落ち着いたまま過ごせています」とのことでした。

【パレルモ】
大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。来週の出走に向けて変わりなく乗り込まれています。米田英世調教師は「状態は特に変わりありませんが、先週末は台風の影響で馬場が酷い状態だったので追い切りは行いませんでした。競馬は予定通り、開催4日目の1600mに編成されていて、追い切りは今週末に1本ビシッと行って競馬に向かいます。今日の時点で体重が鞍を着けて468キロと、現時点では若干余裕があるように感じますが、元々無駄肉がつき難いタイプですし、直前に1本ビシッと行けば態勢は十分整うと思います。鞍上については、今回、笹川騎手が乗れず、何人か他の騎手にもオファーしましたが乗れないとの回答だったため、今回は普段の調教に乗ってこの馬の癖は分かっている所属の仲原騎手で登録します」とのことです。11日、大井競馬12R、B3(二)選抜特別・宮益坂賞・ダート1600mに仲原大生騎手で登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

*****5歳馬*****
【ラッキーガブリエル】
美浦・高木登厩舎で調整されています。中間も順調に進められており、1日にはウッドチップコースにて助手が騎乗して、51.8-37.3-11.6を馬なりで計時しました。今週の追い切りは、4日にウッドチップコースにて助手が騎乗して行われて、52.2-36.7-11.7を馬なりで計時しました。高木登調教師は「中間、脚元も含めて、問題なく順調に進めることができています。あとは追い切り前の角馬場運動の時点でかなりテンションが高いので、それが落ち着いてできるようになるともっと良いのですが、気性的になかなか難しいですね。それでも前回在厩時は角馬場にも入れないほどのテンションだったので、それと比べるとまだ何とかなっている方です。出走予定は、14日中山の牝馬限定ダート1200mを第一候補に考えていますが、もし入らない場合は来週ダート1200mの一般戦が2鞍あるので、そのどちらかに回る可能性もあります」とのことでした。

 

*****2歳馬*****

【リビングストン】

西村淳也騎手 レース後コメント

「1コーナーの入りのところで勝ち馬を蓋したかったのですが、逆に外に張られてしまって、3〜4馬身分外を回って不利を受けてしまいました。それ以外は道中もスムーズでしたので、その分が無ければと思うと悔やまれます。馬場はこなせない事は無いですが、良馬場の方が良さそうです」

吉岡辰弥調教師 レース後コメント

「最初のコーナー以外は上手に競馬が出来ていたので、デビュー戦よりは学習もしてくれています。出来れば最後は交わして欲しかったですが、まだ身体も持て余している段階ですし、外から馬が来たらまた伸びた様に気持ちの強い馬です。この後は、ワンクッション入れてあげたいと思います」

 

*****3歳馬*****

【レッドエヴァンス】

8月31日レース後コメント(1着)

団野大成騎手「前半はいつも前向き過ぎるくらいで折り合い面に課題があるのですが、今日は下(馬場)がぬかるんでいた分、馬も慎重になっていたのか、ちょうどいいところで収まってくれたのが大きかったと思います。それでも直線で抜け出してからやめようとしていたのですが、何とか押し切ってくれました。最後のチャンスでしたからね。ここでキッチリ決めたいと思ってレースに臨み、こうして結果を出すことができて本当に良かったです。ホッとしました。能力的には1勝クラスでも十分やれるはずですし、前半の折り合いと最後にソラを使うといった気性面の課題が解消してくれば、もっと出世できるのではないでしょうか」

音無秀孝調教師「おめでとうございました。他場でのモニター確認となりましたが、スタートは我慢して出てくれましたね。前でのレースも考えてはいましたけど、いつもと同じようなポジションからの競馬に。4コーナーの手応えから伸びてきてくれるのか不安になりましたが、直線に向いてからはしっかり走ってくれて、最後も差し返して捻じ伏せてくれましたからね。連闘で臨んだ一戦は嫌な馬場での競馬にもなりましたから馬もしんどかったと思いますけど、いい勝負根性を見せてくれました。最後の最後ですからね。ここまで時間が掛かってしまったこと、それに皆さんを不安にさせてしまったことは本当に申し訳なく思っています。いまは勝利を掴めてホッとしたというのが正直な気持ちですけど、アヴァンセの子供で挙げた勝利ということで特別な1勝にもなりました。ここまで使い詰めできましたので、火曜日にノーザンファームしがらきへ放牧に出して、しっかり休んでもらうことにします。やはり今日のレースを見ると1200mの方がいいようにも思いましたので、今後はそのあたりも考えながらレース選択をしていきます。また応援よろしくお願いします」

 

【スノーディーヴァ】

★9/01(日)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1700m・牝)黛弘人騎手 結果8着

「駐立でジッと我慢できず寄りかかったりしていて、スタートのタイミングが合いませんでした。真ん中の枠でしたし、出遅れて砂を被り、リズムよく走らせてあげることが出来なかったのですが、フットワークからはダートよりも芝向きの印象を受けました。慣れてくれば変わるかもしれませんが、嫌なことに対しての抵抗が強い感じがしました」(黛弘人騎手)

 

【ゲンブ】

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。担当者は「入場後は飼い葉食いも良好で元気いっぱいの様子が見受けられる一方、初めての環境で落ち着かない面も見られるところ。今月中はこのままマシン運動で体調面を整え、暑さが和らぐ来月上旬を目処に去勢手術をおこなう予定です」と話していました。

 

*****4歳馬*****

【フェミナフォルテ】

20日(火)に北海道・ノルマンディーファームへ移動しました。

現在は坂路1本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「到着後も体調面に気になるところはなく、使ったなりの疲れは見られるものの全体的に元気な様子が窺えます。入場当初は飼い葉食いも少し細かったのですが、現在はペロリと平らげていて体調も良さそうです。馬体もフックラとしてきたことから、今月下旬より騎乗を開始しました。まだ緩やかなペースではあるものの、調教での動きに気になるところはなく状態は良好。疲労の蓄積に注意しつつ徐々にペースアップを図っていきます」と話していました。

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

★9/01(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800m・混)菅原明良騎手 結果6着

「パドックからもう一つというか、いい時はもっとトモがパンとしてるんですね。ハミに突っかかるような感じもありました。手前替えもぎこちなく、前は替えられてもトモが後からついてくるといった具合。全体を通してあまりスムーズじゃなかったなというのが率直な感想としてあります。いい時を知っているだけに、本調子であればもっとやれていいですからね」(菅原明良騎手)

【160走目(2795走目)・2024/8/31・中京4R・レッドエヴァンス・・・優勝!】

【161走目(2796走目)・2024/9/1・中京3R・リビングストン・・・2着】

【162走目(2797走目)・2024/9/1・札幌8R・スノーディーヴァ・・・8着】

【163走目(2798走目)・2024/9/1・新潟8R・グロリアスヒーロー・・・6着】

 

***2024年 22-14-11-116***

(内 地方交流 1-0-0-4 地方6-5-1-13 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 301-283-252-1962***

(内 地方交流 9-10-9-34地方93-68-51-185 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****1歳馬*****

【ボインビューティーの23】

馬体重:463キロ

7月下旬に当場へ移動。当初は放牧をおこないながら馴致を進めていましたが、8月上旬から放牧を取り止め、騎乗運動に専念しています。ロンギ場での乗り運動を経て、現在は周回コースでのハッキングも始めたところ。重厚な馬体の持ち主ですが、身のこなしは軽やかで、身体を上手に使った、伸びやかで綺麗な動きを見せています。気性が素直で、人に対して従順な点も強調材料。騎乗者とのコミュニケーションも上手に図れています。コンディションも良く、今後の進化を楽しみにしています。

 

【レッドアヴァンセの23】

馬体重:444キロ

8月27日に、ノーザンファームYearlingから当場へ移動してきました。当面は新しい環境に慣れることを優先しながら、じっくりと騎乗運動を進めていく方針です。身のこなしが柔らかく、推進力が大きい、弾力性に富んだ動きがセールスポイント。体高はそれほどではありませんが、胸部、トモに十分な厚みがある、バランスの取れた馬体も、見どころ十分なものとなっています。気性が素直で、常に落ち着きを保っている点も強調材料。成長力に優れた母系の出身でもあり、今後の変化を楽しみにしています。

 

【レッドシルヴァーナの23】

現所在地/谷川牧場

育成牧場/谷川牧場・BTC(予定)

馬体重:450キロ

心身のさらなる成長と、トレーニングに向けての体力養成を目的に、昼夜放牧を継続しています。だいぶ体幹が強化されてきたことで、生来の柔軟性に優れた、伸びやかな動きに力強さが加わってきました。また、飛節の伸びが良い、推進力に富んだ歩きも、有力なセールスポイントとなっています。成長途上の段階ですが、体高があり、シルエットも綺麗な馬体の持ち主。もう少し幅が出てくれば、よりバランスが整ってくるはずです。元気で、活気に充ちた若駒。今後も順調にステップを踏んでいくと見ています。

 

【レッドルレーヴの23】

現所在地/社台ブルーグラスファーム

育成牧場/社台ファーム(予定)

馬体重:456キロ

夜間放牧を継続しながら、腹帯を締めてのウォーキングマシン、馬房内での跨りなど、じっくりと初期馴致を進めています。馬格があり、胸部の厚み、トモの雄大さが目立っていますが、身のこなしに堅苦しいところはなく、スムーズで力強い動きを見せています。普段から理解力の高いタイプですが、写真や動画撮影などの際も、堂々と対応出来ているのは、芯の強さを保持している証。血統的にも高い期待が懸けられる有望株だけに、心身両面の逞しさに磨きをかけながら、大きく育て上げていきます。

 

【ミッドナイトラヴの23】

馬体重:444キロ

牧場内で厩舎を移動したのを機に、放牧を取り止め、騎乗運動に専念しています。すでに周回コースにも入り、ハッキングをおこなっていますが、身のこなしが柔軟で、スムーズさと力強さを併せ持つ、良い動きを披露しています。気性は大人しい方ですが、前向きさも保持していて、トレーニングには積極的に取り組んでいます。夏を越え、背肉が載ってきたことも強調材料。トモの容量が大きく、胸部には厚みと深みがあります。健康状態も申し分なく、今後のステップも極めて順調に踏んでいけるはずです。

 

*****2歳馬*****

【キングズトゥルー】

松風馬事センターで調整され、先週24日(土)に美浦・大竹正博厩舎に入厩し、本日30日(金)にゲート試験を無事に合格しました。

「松風でもしっかりゲートを練習していた甲斐もあって、非常にスムーズでしたね。まずは扉を開けた状態のゲートを通して、次に前扉を閉めて、手動から自動開閉のゲートといった具合に段階を踏みながら。これであればと試験を受験したところ、難なくクリアしてくれました。ゲート練習と並行しながら坂路コースにも入れていますが、まだ緩いですし、体力がもう一つな印象。松風で見た時ほど煩い感じはなく、よく言えば落ち着いているのでしょうが、裏を返せば現状のメニューでも余裕がないのだろうと捉えられます。良くなってきそうな雰囲気は感じますので、まずはこのまま在厩で体力面含めて鍛えていく考えです」(大竹正博調教師)

 

【ゴールドエンペラー】

吉澤ステーブルWESTで調整され、昨日29日(木)に栗東・羽月友彦厩舎に入厩しました。

「早速今朝から調教を開始してポリトラックコースを1周させましたが、台風の影響でゲート練習は通過だけにしています。初日ということもありますが、騎乗してからはかなり煩い面を見せて落ち着くまでに少し時間がかかりましたね。育成場の話では基本的に大人しいタイプとのことでしたので、慣れてくれば問題なさそうですし、あまり焦らずに進めていきます」(羽月友彦調教師)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間に大きく変わり身はないものの、順調にメニューをこなせていますよ。馬自身は元気いっぱいで、カイバ食いも旺盛なため、この後もしっかり乗り込みを重ねていきます」(担当者)

 

【ライラ】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。馬場状態が悪かったことから17日(土)の追い切りはスライドし、20日(火)より15-15を開始してペースを上げながら進めています。速いペースで行っても動きは良く、フォームも伸び切ったりすることはないので、ここまでの調教で中身がしっかり出来てきました。そう遠くないうちに入厩となる予定なので、この後も週に2回は負荷を掛けていくつもりですが、問題なく対応してくれるはずです。

 

【スピアッジャローザ】

現在は馬場1周と坂路2本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。この中間も順調で、今週から登坂本数を2本に増やしています。気性面が改善されてきた印象で、併せ馬での調教も問題なくこなせるようになってきました。馬体面にはまだメリハリがないものの、ここから筋肉がついてくれば変わってくるはずです。良化を促すべく、引き続き坂路を主体に乗り込みを重ねていきます。

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:455キロ

先週末以降もウォーキングマシンで運動をおこなってきましたが、血腫が出来た左後肢の患部の状態が良くなってきたことから、火曜日と水曜日の2日間はトレッドミルで調整し、昨日(木)乗り出しました。現在は周回コースで軽めの調整を続けています。多少の気負いはあるものの、患部を気にする素振りも見せていないことから、来週半ば以降に坂路での調整をスタートすることができそうです。休んでいたとはいえレアリーズ自身の成長もあり、体は大きく逞しくなってきました。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重: 491キロ

引き続き調整は順調に進んでおり、先週土曜日には15-15を、今週火曜日には12-13と牧場坂路での上限となる時計を出しました。緩さを残しながらでも動きは悪くありませんし、息づかいといった中身も良くなっており、速い時計にも問題なく対応できています。脚元など馬体に疲労感が出ることもありません。ゲート試験に耐えられる体力も備わってきているところで、厩舎サイドに入厩を打診しています。

 

【レッドアトラーニ】

馬体重:512キロ

疲労が蓄積しないよう、定期的に短期間のリフレッシュ休暇を設けながら調教に励んでいます。現在は引き続き週4日の坂路調教をおこなっており、周回キャンターは最大3000m、登坂時計は3ハロン45秒といった構成で反復トレーニングを継続中です。時計を詰めていく予定でしたが、トモの筋力不足からかキャンター時に身体が流れ気味。この状況で焦って進めていくと故障のリスクも伴うことから、まずはフィジカル面を安定させてから調教負荷を上げていくといった方針で進めていきます。

 

【レッドエソール】

馬体重:501キロ

先週月曜日からトレッドミル調整(ダク500m、ハッキング2000m)をはじめています。脚取りは良く喉の状態も気にならないことから、今週より騎乗運動を開始しました。火曜日には坂路に入れて17-16のペースで1本登坂。休んでいたぶんの緩さなどはあるものの、前進気勢も十分で、最後までフットワークは軽快でした。このメニューで乗っていても喉に問題はありません。この中間には杉山晴紀調教師が来場。本馬の状態や稽古の様子も見てもらったところ、『乗り出してからも順調にきているようですね。このまま乗り込みを進めてください』とのお話。この後も喉の状態を観察、またケアを継続しながら乗り進めて体力を戻していきたいと思います。

 

*****3歳馬*****

【ジャンヌローサ】

現在は馬場1周と坂路2本(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。こちらに入場した当初より、だいぶハミ受けも良くなってきた印象で、先週から15-15を開始しました。トモの力がまだ付ききっておらず、理想のフォームからは少しバランスの悪い走りになっていますが、それも徐々にいい形に変わってきている感触はあります。現状コーナリングで前後がうまく連動せずにやや膨れがちな走りとなるため、そのあたりが改善されれば前走のような馬場でもしっかり走れるようになってくるはずです。

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:489キロ

この中間も坂路主体の調整。トレッドミルとの日替わりメニューですが、坂路に入れる日は14-14、14-13といった速いところを消化するなど、メリハリをつけて入念に乗り込んでいます。動きには特に気になるところもなく、コンスタントに乗り込んでいる割に馬体重が減らずに踏みとどまっているのも好材料と言っていいでしょう。今後も移動に備えつつ、更なる成長を促しながら地道に乗り込んでいきたいと思います。

 

【ルージュルリアン】

馬体重:494キロ

先週末から騎乗調教を開始しました。現在は周回コースでハッキング調整をおこなってから、坂路を4ハロン70秒くらいのゆったりしたペースで上がっています。乗り出した直後はカリカリした面が見られたものの、日に日に落ち着いて調教に臨めるようになりました。到着後にケアしたことで疲労は抜けたように感じますし、脚元などに異常も確認されていませんが、次走予定もないことから9月中旬までは軽めの調整を続けます。

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

グリーンウッドTでは順調に調教を進めていることから、本日30日(金)に栗東TCへ帰厩しました。こちらでも追い切りを重ねながら出走態勢を整えていきます。

 

【ウィズアットダンス】

★8/30(金)船橋・馬い! 篤やのハニーペッパー発売記念 C2(六)(七)(ダ1200m)矢野貴之騎手 結果:優勝

「ハナを切った1番人気馬を見ながら矢野ジョッキーが2番手をうまく運んでくれましたね。ゲート内でかなり待たされたものの、もともと駐立は大人しく、長く入っていた分より馬が冷静になれたようです。今日のような不良の馬場コンディションが問題ないのも心強いですし、馬自身も使いつつ力を付けている印象です」(林幻調教師)

 

【レッドシュヴェルト】

馬体重:476キロ

先週の土曜日に入場。レースでの疲れが抜けるのも早く、飼葉の食いも良好。これといった不安点もないことから月曜日より乗り出しを開始しています。火曜日には坂路で14-14のペースで1本登坂。乗っていても硬さなどは感じませんし、覇気もちゃんとありますので、まずはスムーズに立ち上げることができたかと思います。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:522キロ

相変わらずクリニックが混み合っていて手術をおこなう目処が立っていないこともあり、週明けからは坂路に入れてハロン17~18秒ペースで登坂しています。やはり喉は鳴っているものの、それ以外に気になるところはありません。適度に動かしてガス抜きしながら手術の実施を待つことになりそうです。

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:519キロ

引き続き坂路で14-13のメニューをおこなっています。集中力を欠かすことなく最後まで走りきることができていますし、この馬らしい機敏な動きを見せてくれています。息遣いも良くなっており、体調面も良好。暑さも和らいできて過ごしやすい日が続いていることもあり、心身のコンディションも申し分なく、うまく軌道に乗せることができています。

 

【ルージュエクレール】

本馬は8月24日の新潟競馬・朱鷺ステークス(L・芝1400m)に出走して12着での入線。レース後、左前の膝に腫れと熱感が確認されたため、8月29日(木)午前にレントゲン検査を実施した結果、左前橈側手根骨遠位端の骨折が判明しました。全治3か月の診断でしたが、「完治した後に騎乗運動を再開してレースへ向かうには、少なくとも半年は掛かるだろう」という獣医師の見解を踏まえ、年齢的なものも考慮して関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。なお、本馬は繁殖牝馬となる予定です。長い間、ルージュエクレール号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。

萩原清調教師「昨日(木)レントゲン検査を受けた結果、左前橈側手根骨遠位端の骨折が判明しました。全治3か月の診断で、『手術は不要で保存治療ではあるものの、そこからトレーニングを進めてレースに向かうとなると、少なくとも半年ほどは掛かるのではないか」という獣医師の診断を受けて関係者の間で協議した結果、残念ではありますが、ここで引退することになりました。未勝利戦を勝つまでに時間を要してしまいましたが、そこからはコンスタントに勝ち星を挙げてオープン馬になってくれました。そこからもうひと花咲かせてあげることができず、会員の皆様には申し訳ない気持ちで一杯です。今後は母親としての大事な仕事が待っています。筋の通った血統ですし、良い仔を産んでくれるはず。私の年齢的にエクレールの初仔を預からせていただけるか分かりませんが、エクレールの子供というだけで応援したいという気持ちは変わりません。今日までルージュエクレールにたくさんの応援をありがとうございました」

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:486キロ

先週の金曜日に入場。レースを続けて使った後には北海道からの輸送もありましたからね。到着後に気が抜けたようで疲れがハッキリと見られましたので、到着翌日に補液を入れています。月曜日まではウォーキングマシン調整のみで楽をさせていましたが、気も戻ってきて飼葉も食べてくれていることから、火曜日より角馬場でダクとハッキングを交えて1500mといった内容で乗っています。歩様には硬さもあり、まだ乗っていても疲れが残っている様子を感じますので、この後もケアをしながら乗っていくつもりです。次走は秋の福島開催が有力かと思いますので、慌てず馬の状態にあわせてジックリ進めていきます。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、本日30日(金)に移動しました。

「心配していたことがモロに出たレースとなってしまいました。調教では大分まともになっていたのですが、レースでは飛越前にかなりブレーキを掛けていましたからね。あの状態でよく転んだりしなかったですし、完走してきたなと思います。かなり練習を積んできて、そろそろ大丈夫かなと思っていただけに、あのような結果となってしまい申し訳ありませんでした。レース後も脚元などに問題はないものの、障害が上手くなるにはかなり時間を要しそう。クラブ側ともやはり平地の方が良いという話になり、10月の新潟開催を目指すことになりました。障害練習を含めてここまでしっかりやってきたので、一旦短期で放牧に出す予定。リフレッシュを図った後に、また競馬に向けて進めていこうと思っています」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:536キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(18-17のペース)を1本、トレッドミル調整(ダク500m、ハッキング1200m)のメニューを日替わりでおこなっています。トレッドミルを併用したメニュー構成は変わりませんが、騎乗運動のメニューアップは今週からおこなっています。しっかりと走る気を出してきていますし、フットワークにはこの馬らしい力強さを感じることができています。暑さが落ち着いてきたことで、馬自身にも余裕が出てきているようです。コンディションはキープできていますので、引き続き入念に乗り込みながら状態アップを図っていきます。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「休み明けを一度叩いて今回の方がコンディションは良かったのですが、それでもまだ良化途上といったところですからね。ここから秋にかけて調子はもっと上向くでしょうし、大一番では巻き返せるよう調整を進めていきたいと思います。この後のローテーションについてはもう少しレース後の状態を確認してから決めるつもりですが、もう1戦して11/07(木)門別・道営記念(H1・ダ2000m)に向かうスケジュールを組もうかと考えています」(田中淳司調教師)

*****1歳馬*****

【ボインビューティの23】

馬体重:463キロ

7月下旬に当場へ移動。当初は放牧をおこないながら馴致を進めていましたが、8月上旬から放牧を取り止め、騎乗運動に専念しています。ロンギ場での乗り運動を経て、現在は周回コースでのハッキングも始めたところ。重厚な馬体の持ち主ですが、身のこなしは軽やかで、身体を上手に使った、伸びやかで綺麗な動きを見せています。気性が素直で、人に対して従順な点も強調材料。騎乗者とのコミュニケーションも上手に図れています。コンディションも良く、今後の進化を楽しみにしています。

 

【レッドアヴァンセの23】

馬体重:444キロ

8月27日に、ノーザンファームYearlingから当場へ移動してきました。当面は新しい環境に慣れることを優先しながら、じっくりと騎乗運動を進めていく方針です。身のこなしが柔らかく、推進力が大きい、弾力性に富んだ動きがセールスポイント。体高はそれほどではありませんが、胸部、トモに十分な厚みがある、バランスの取れた馬体も、見どころ十分なものとなっています。気性が素直で、常に落ち着きを保っている点も強調材料。成長力に優れた母系の出身でもあり、今後の変化を楽しみにしています。

 

【レッドシルヴァーナの23】

現所在地/谷川牧場

育成牧場/谷川牧場・BTC(予定)

馬体重:450キロ

心身のさらなる成長と、トレーニングに向けての体力養成を目的に、昼夜放牧を継続しています。だいぶ体幹が強化されてきたことで、生来の柔軟性に優れた、伸びやかな動きに力強さが加わってきました。また、飛節の伸びが良い、推進力に富んだ歩きも、有力なセールスポイントとなっています。成長途上の段階ですが、体高があり、シルエットも綺麗な馬体の持ち主。もう少し幅が出てくれば、よりバランスが整ってくるはずです。元気で、活気に充ちた若駒。今後も順調にステップを踏んでいくと見ています。

 

【レッドルレーヴの23】

現所在地/社台ブルーグラスファーム

育成牧場/社台ファーム(予定)

馬体重:456キロ

夜間放牧を継続しながら、腹帯を締めてのウォーキングマシン、馬房内での跨りなど、じっくりと初期馴致を進めています。馬格があり、胸部の厚み、トモの雄大さが目立っていますが、身のこなしに堅苦しいところはなく、スムーズで力強い動きを見せています。普段から理解力の高いタイプですが、写真や動画撮影などの際も、堂々と対応出来ているのは、芯の強さを保持している証。血統的にも高い期待が懸けられる有望株だけに、心身両面の逞しさに磨きをかけながら、大きく育て上げていきます。

 

【ミッドナイトラヴの23】

馬体重:444キロ

牧場内で厩舎を移動したのを機に、放牧を取り止め、騎乗運動に専念しています。すでに周回コースにも入り、ハッキングをおこなっていますが、身のこなしが柔軟で、スムーズさと力強さを併せ持つ、良い動きを披露しています。気性は大人しい方ですが、前向きさも保持していて、トレーニングには積極的に取り組んでいます。夏を越え、背肉が載ってきたことも強調材料。トモの容量が大きく、胸部には厚みと深みがあります。健康状態も申し分なく、今後のステップも極めて順調に踏んでいけるはずです。

 

*****2歳馬*****

【レッドアトラーニ】

馬体重:512キロ

疲労が蓄積しないよう、定期的に短期間のリフレッシュ休暇を設けながら調教に励んでいます。現在は引き続き週4日の坂路調教をおこなっており、周回キャンターは最大3000m、登坂時計は3ハロン45秒といった構成で反復トレーニングを継続中です。時計を詰めていく予定でしたが、トモの筋力不足からかキャンター時に身体が流れ気味。この状況で焦って進めていくと故障のリスクも伴うことから、まずはフィジカル面を安定させてから調教負荷を上げていくといった方針で進めていきます。

 

【エテルノレガーメ】

山元TCでのワンクッションを挟み、22日出発の便でグリーンウッドTへ移動。

29日、野中調教師から「移動後も問題は無く順調にきていましたので、本日の検疫で入厩させています。まずはゲート試験クリアを目指して調整を進めます」との連絡が入っている。

 

*****3歳馬*****

【タキザクラ】

レース後は新潟競馬場に滞在したまま調整を続けていましたが、今朝になって左前の歩様が少し乱れたため診療所でレントゲン検査を行ないました。幸い骨に異常はなかったものの、獣医からは挫跖による跛行と診断を受けたため、予定していた日曜日の番組に投票するのは厳しい状況です。どうやら先週のレースで交突(一方の蹄鉄で反対側の肢の球節や蹄冠などに接触)を起こしていたようで、左前蹄底内側の患部にまだ少し炎症も残っている状態。最後の未勝利戦に出走できる機会を得られましたし、なんとかここで結果を出したかったのですが、申し訳ありません。クラブ側とも意見を交わし、この後は一旦美浦へ戻して様子を見るなかで、4回中山開催(9/07~)もしくは4回新潟開催(10/5~)を目標に1勝クラスの番組への出走を目指していきます」(稲垣幸雄調教師)

 

【アンデスビエント】

ノーザンファームしがらきで順調に乗り込まれ、8月28日の検疫で帰厩している。

29日、西園調教師からは「リフレッシュして良い状態で戻ってきてくれました。馬体も程良くふっくらしており、ここからレースに向けてしっかりと仕上げていきます」との連絡が入っている。

9月26日(木)船橋・マリーンC(JpnⅢ・3歳牝馬・ダ1800m)目標で調整する。

 

*****3歳馬****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

音無秀孝調教師「今日は坂路1本のメニューで調整しました。気負っている感じはなく、軽快なフットワークで動けていますね。最後にゲート練習をおこないましたが、おとなしく我慢していましたよ。飼い葉もしっかり食べていて、デキ落ちの兆候は見られません。予定通り今週の土曜・中京4レース(芝1400m)に団野騎手で向かいます。台風の影響で開催日がスライドされる可能性もあるだけに、状態面をしっかりと整えていくつもりです」

※8月31日(土)中京4R・3歳未勝利(芝1400m)に団野大成騎手で出走します。

 

【レッドクレメンス】

本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「昨日(水)坂路で乗った後も脚元を気にする素振りは見せず、歩様も正常。獣医師に診てもらっても『蹄や肩の出についてケアは続けるべきだが、このままコースで調整して問題ない』とのことでした。その助言をもとに今朝(木)も元気良く坂路入りしたところ。普通キャンターで1本上がっています。前運動では若さを覗かせて危ないシーンもあるものの、走り出してからは優等生。騎乗者に反抗することなく、リラックスしています。未勝利戦には間に合わず、上のクラスの馬たちと走ることになりますが、そこで通用するようなら可能性は広がりますからね。いい競馬をお見せできるようトレーニングを入念に重ねていきます」

 

【スノーディーヴァ】

「ジョッキーとは今週に入ってから話したのですが、『特に癖などもなく乗りやすかったです。体重増に加えて、息も少し重かった感じがしますが、これで変わってきそうですよ』と言われています。レース後はすぐに連闘も視野に入れていて、休み明けを走った後だったのでしっかり確認をしたものの大きな問題は見られず、体が硬くなるようなこともなかったため、使う方向で考えていたところ。ただ、芝の中距離戦は2節がボーダーラインで入らなかったため、クラブ側ともここで一旦ダートに適性があるかどうかを試してみようという話になり、この番組に投票しています。牝馬ですがまずまず馬格がありますし、切れ味タイプというわけでもないので、全く走れないという事はないのではないかと見ています。ここで好走できるようだと今後の選択肢が広がりますし、頑張ってもらいたいですね」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

レース後は新潟競馬場に滞在したまま調整を続けていましたが、今朝になって左前の歩様が少し乱れたため診療所でレントゲン検査を行ないました。幸い骨に異常はなかったものの、獣医からは挫跖による跛行と診断を受けたため、予定していた日曜日の番組に投票するのは厳しい状況です。どうやら先週のレースで交突(一方の蹄鉄で反対側の肢の球節や蹄冠などに接触)を起こしていたようで、左前蹄底内側の患部にまだ少し炎症も残っている状態。最後の未勝利戦に出走できる機会を得られましたし、なんとかここで結果を出したかったのですが、申し訳ありません。クラブ側とも意見を交わし、この後は一旦美浦へ戻して様子を見るなかで、4回中山開催(9/07~)もしくは4回新潟開催(10/5~)を目標に1勝クラスの番組への出走を目指していきます」(稲垣幸雄調教師)

 

*****5歳馬*****

【ルージュエクレール】

レントゲン検査。

萩原清調教師「昨日(水)浮腫と熱感が確認された左前のレントゲン検査を今日(木)午前に実施した結果、左前橈側手根骨遠位端骨折の診断が下りました。発症から数時間経過後、あるいは翌日になって跛行を示すケースが多く、今回のエクレールはまさにそのような状態。歩様は昨日に比べてスムーズではなかったですし、患部の痛みも続いています。『全治としては3か月程度だが、そこから騎乗運動を再開してレースに向かうとなると、少なくとも半年は掛かるのではないか』という獣医師の見解でした。検査結果を受けて、今後について関係者の間で協議し、決まり次第、改めて報告させていただきます。このようなことになってしまい大変申し訳ございません」

 

【グロリアスヒーロー】

25日(日)に坂路コースで4ハロン56.7-41.2-26.4-12.7を単走で馬ナリに追われ、28日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、68.6-53.3-38.6-11.9をゴール前仕掛けて追い切りました。「この中間もいい意味で状態面に変わりはなく、順調に調整を進められています。暑い日がまだ続きますが、飼い葉もしっかり食べれており、ここにきて体質面がだいぶ強くなってきた印象を受ける。以前に比べると稽古でも動けていますから、去勢した効果は間違いなく大きいでしょう。前走は道中早めに仕掛けて行った分、3角過ぎからフットワークがバラバラになってしまいました。前有利の新潟コースで、道中ペースが流れるかの懸念はありますが、この馬の場合は直線までジッと構えてあまり動かさない方がいいタイプ。そのあたりは癖を掴んで乗り慣れている鞍上に今回替わるので、巻き返せればと思っています」(高木登調教師)

*****1歳馬*****

【レッドアヴァンセの23】

育成先のノーザンファーム早来へ移動しました。

 

*****2歳馬*****

【リビングストン】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末の出走に向けて、先週は、8月24日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、52.3-37.8-25.0-12.6を一杯に追われて計時し、併せた相手に遅れました。今週は、28日に坂路に西村敦也騎手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、55.5-40.0-25.8-12.7を馬なりで計時し、併せた相手に先着しています。騎乗した西村騎手は「現段階では、溜めて脚を伸ばすという事を馬が理解出来ていない感じで、乗り手の細かい指示に反応出来そうな感じではありません。現状、良いポジションにつけて、早めに動いてそのまま押し切る競馬が合っていそうです」とのことで、吉岡調教師は「今朝は相手の後ろに入れて最後の2ハロンまでは我慢し、その後は並走するかたちの追い切りでした。西村騎手が抑えて乗ってくれていたのもありますが、我慢しながら走れていたと思います。体調は前走時より良くなっており、改めて期待したいと思います」とのことです。9月1日中京、2歳未勝利・芝2000mに西村淳也騎手で登録を行う予定です。

 

【ミッドナイトデュー】

ムラセファームで調整されています。28日現在、馬場でダクとハロン25秒前後のキャンター4000~5000mを乗られています。村瀬代表は「まだまだ暑いですが、それでも朝夕は徐々に涼しくなってきています。跨ってみた感じだと、現状ちょっとトモの緩さを感じますが、休ませて緩んでいる分もあると思いますので、まずは体調を崩さないように注意しながら距離をしっかりと乗っていきます」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

引き続き、谷川牧場第一分場で調整されています。中間はウォーキングマシン運動が行われています。高沢場長は「本州の暑さの中、調教試験と競馬を3戦使った割に馬は元気で、見た目にも馬体が傷んでいる感じはありません。明日、念のため、獣医の馬体チェックを受ける予定で、それで問題なければ週末あたりから乗り出しを開始します」とのことでした。

 

【ハイファイスピード】

8月28日、宮本調教師から「次走に向けて30日の検疫で帰厩させます」との連絡が入った。

9月15日(日)中京・2歳未勝利(芝1,200m)に向けて調整を進める。

 

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。27日現在、BTCの屋外直線ダート1600mと屋内1000mウッドチップ直線コースを日替わりで使いながら進められており、週1本は坂路にも入って16-16で登坂しています。26日には清水久詞調教師が来場して状態を確認しています。スタッフは「跨っていても背中の感触は良いものがあると感じますが、まだ身体が太いのと、トモをしっかり踏み込めていない分、坂路調教の最中、苦しくなって、後ろ脚を空を切りながら蹴ることが時折あります。昨日、来場された清水調教師からは、引き続き、しっかり乗り込んでいくように改めて指示がありました」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。この中間も、屋外ダート馬場にてハロン22秒のキャンターを2000~3000mと週に2回は坂路を15-15で1本乗られています。菅野代表は「中間も問題ありません。ゲート試験くらいまでならとも思いますが、トレセンで競馬まで進めていくにはまだ乗り込みが足りていないように思います。現時点では特に入厩の話も出ていないので、こちらでしっかり乗り込んでいきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。27日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日で坂路に入って、そのうち1日は15-15、もう1日は13-13の時計で進めています。寺島良調教師は「調教自体はしっかりと消化出来ていて、恐らく体力的にもゲート試験はクリアできる位は備わってきたと思います。ただ、宇治田原の田辺厩舎長からは『最近は、乗り込めば乗り込むだけ馬が変わってきている』ということなので、もう少し宇治で進めてから入厩させた方がいいと判断しました。今後は10月位の入厩を目標にして進めてもらいます」とのことでした。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。右後脚の状態は落ち着き、今週から騎乗運動を再開しました。27日現在、厩舎周りで常歩を乗られています。牧場スタッフは「鉄橋蹄鉄を履かせた翌日から曳き運動、ウォーキングマシンと段階を踏んで、今週から乗り出しました。出だしを少し気にして慎重に動きますが、痛くないと分かるとスムーズな歩様になります。今はコンクリートの上を歩かせていますが、このあと砂の上を歩かせてみて問題がなければ、徐々に元のメニューに戻していけると思います」とのことでした。27日計測の馬体重は450キロ。

 

*****3歳馬*****

【ディスペランツァ】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、8月24日にCWチップコースにて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、82.6-68.0-54.3-39.9-12.8を馬なりで計時し、併せた相手と同入しました。今週は、28日に芝コースにて調教助手が跨って追い切りが行われ、68.5-53.5-39.4-12.9を馬なりで計時しています。吉岡調教師は「騎乗者からは、具合は良いという報告を受けていますし、状態が大きく変わることなく進める事が出来ているのは何よりです。前走の走りが、この馬の能力の全てではないと思っています。巻き返しを期して進めていきます」とのことです。引き続き、9月8日中山、3歳以上オープン・京成杯オータムハンデキャップ(GIII)・ハンデ・芝1600mに石川裕紀人騎手での出走に向けて進めていきます。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場で運動。

音無秀孝調教師「昨日までは引き運動でしたが、今日から騎乗運動を再開しています。連戦の疲れはそれなりにあるものの、担当者が入念にケアしてくれていることもあり、今のところガクッときている感じはありませんし、飼い葉も食べていますよ。今日の状態を見ても今週の出走に向けて支障はないと判断しましたので、連闘で今週の土曜・中京4レース(芝1400m)に引き続き団野騎手で向かいます。明日は馬の状態を確認してから坂路に入れるかどうか決めるつもりです」

※8月31日(土)中京4R・3歳未勝利(芝1400m)を団野大成騎手で予定。

 

【レッドクレメンス】

本日は坂路で調整しました。

茶木太樹調教師「治療を継続してきたことで蹄周辺の痛みは取れましたが、ずっと患部を庇っていたせいか右肩に筋肉痛の症状が出てしまいました。そちらについても日曜日から乗り運動を始めたことで日に日にほぐれてきていて、今朝(水)の前運動中の歩様に問題もなかったので坂路でキャンター調整をおこないましたが、乗っていても脚元を気にする感じはなし。現状から明日(木)以降もコース入りすることができそうですが、思っていた以上に乗れない期間が長くなり、少し緩んだ印象があるので、ここから順調にトレーニングを積むことができたとしても出走するのは再来週の1勝クラスになる見通し。そこでどんな走りができるかによって進退を決めることをクラブとも確認しています。相変わらず何度も立ち上がったり、騎乗者の指示に反抗してみたりするなど幼い面を見せているだけに、アクシデントに注意しながら進めていきます」

 

【サミアド】

28日、竹内調教師から「レース後の脚もとや馬体に気になる箇所はありません。今日から騎乗運動を再開しましたが、歩様に硬さは見られませんでした。4回中山2週目を目標に調整を進めていきます」との連絡があった。

 

*****4歳馬*****

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。28日現在、曳き運動20分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動15分で進めています。牧場スタッフは「先週から今週にかけて雨が強かったり、天候が目まぐるしく変わる日が続いていますが、体調に変わりはなく、きちんとリハビリを行っています」とのことでした。28日現在の馬体重は505キロ。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。引き続き、次走に向けて順調に調整されています。米田英世調教師は「まだ日中は暑いですが、それでも先週辺りと比べると、朝の風が変わってきたと感じるようになりましたね。馬は、若干疲れがあるのか、右トモの歩様に硬さを感じますが、それ以外は特に気になる点はなく、次走へ向けて進めることが出来ています。競馬は、来月の開催の4日目に組まれている1600mをもう1回使いたいと思います。追い切りは今週末に1本目を行こうと考えていますが、台風の動向次第で変更する可能性があります」とのことです。今後は、9月8日から始まる9回大井開催4日目のB3(二)・宮益坂賞・ダート1600mへの出走を視野に入れて進めて行きます。

 

*****5歳馬*****

【ルージュエクレール】

厩舎周りを引き運動。

萩原清調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動での調整です。歩様には出ていないものの、左前膝に腫れと熱感とがあります。触診すると少し反応があるため、明日(木)レントゲン検査をおこなうことにしました。レースで心身がうまくリンクしていなかったのは、脚元にアクシデントがあったからなのかもしれません。大事に至らなければいいのですが…。今日の午後も入念にケアしていきます」

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されて、23日の検疫で美浦・高木登厩舎に帰厩しました。この中間は、25日にポリトラックコースにて助手が騎乗して追い切りが行われ、54.4-39.5-12.8を馬なりで計時しました。今週の追い切りは、28日にウッドチップコースにて助手が騎乗して行われ、52.6-37.3-11.8を馬なりで計時しています。高木調教師は「先週の検疫で帰厩させました。いつもと特に変わりなく、今日もまずまずの追い切りができたと思います。順調なら4回中山開催2週目の出走を考えています」とのことでした。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

★8/28(水)門別・エフフォーリア・プレミアム(ダ1700m)服部茂史騎手 結果2着

「今日は早めに動いていって、1番人気馬シルトプレにも脚を使わせる競馬を考えていました。その作戦どおり服部ジョッキーがうまく乗ってくれて、直線は2頭のマッチレースに持ち込めたのですが、最後に交わされてしまいましたね。ただ、アナザートゥルースの方がシルトプレより斤量が1kg重く、それでこの着差(1/2馬身差)ですから、よく頑張ってくれたと思います」(田中淳司調教師)

【152走目(2787走目)・2024/8/24・札幌7R・スノーディーヴァ・・・9着】

【153走目(2788走目)・2024/8/24・新潟11R・ルージュエクレール・・・12着】

【154走目(2789走目)・2024/8/24・新潟12R・サミアド・・・14着】

【155走目(2790走目)・2024/8/25・新潟1R・エクストラノート・・・8着】

【156走目(2791走目)・2024/8/25・新潟2R・タキザクラ・・・3着】

【157走目(2792走目)・2024/8/25・中京4R・レッドエヴァンス・・・3着】

 

***2024年 20-12-11-114***

(内 地方交流 1-0-0-4 地方5-4-1-13 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 299-281-252-1960***

(内 地方交流 9-10-9-34地方92-67-51-185 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)