【144走目(2779走目)・2024/8/14・大井3R・サンタマルティナ・・・4着】

【145走目(2780走目)・2024/8/14・大井10R・パレルモ・・・2着】

【146走目(2781走目)・2024/8/17・中京3R・レッドクレメンス・・・3着】

【147走目(2782走目)・2024/8/17・札幌11R・フェミナフォルテ・・・優勝!】

【148走目(2783走目)・2024/8/17・中京11R・レッドシュヴェルト・・・13着】

【149走目(2784走目)・2024/8/18・札幌3R・ゲンブ・・・14着】

【150走目(2785走目)・2024/8/18・新潟4R・エルキュール・・・14着】

【151走目(2786走目)・2024/8/18・札幌12R・レッドアウレア・・・6着】

 

***2024年 20-12-9-110***

(内 地方交流 1-0-0-4 地方5-4-1-13 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 299-281-250-1956***

(内 地方交流 9-10-9-34地方92-67-51-185 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

馬体重:441キロ

トレッドミルで運動を続けてきましたが、今週初めに馬房内で打撲し、左トモに血腫ができてしまったため、今週火曜日に処置を施しました。そのため、現在は舎飼いにとどめて経過観察を続けています。順調に回復していますし、これ以上悪化することは考えづらいことから、週明けには改めてウォーキングマシンやトレッドミル調整を始められそうです。暑い日が続いている中でも内面のコンディションは良さそうで、以前より食べる量も大幅に増え、馬体重も過去最高となっています。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重: 499キロ

引き続き調整は順調に進んでいます。先週土曜日に坂路で15-15を、今週火曜日にも13-13ほどの時計を出しましたが、まだ緩さがありパワー不足と感じる状態でも速いところを消化することができています。負荷を掛けたあとも食欲や馬体重は維持することができていますし、脚元などに疲れが出ることもなく、フレッシュさもキープ。現在厩舎サイドの受け入れ態勢が整うのを待っている段階で、いつ入厩の声が掛かってもいいようにしっかり乗り込んでいきます。

 

【エテルノレガーメ】

週2~3日坂路入りし、うち2日は坂路2本登板、それ以外の日は周回コースでのキャンターを消化しており順調。

担当者は「順調に乗り込みを続けており3F39秒ペースは楽な手応えで上がっています。大型馬ですが動きに軽さがあり、気性も普段はおっとりしていますがオンオフの切り替えが上手で動きのよさに繋がっている印象です。左手前のキャンターがやや苦手なようですが、左右バランスを意識しながら進めています。大変順調にきており、近日中に山元TCへの移動を予定しています」とのこと。現在の馬体重は530キロ。

野中調教師からも「順調にきているようで、近々移動の話が出ています。移動後の状態を見て入厩時期を検討します」との連絡が入っている。

 

【キングズトゥルー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。コンスタントに乗り込みながらも、体重は460kg台に乗ってきたのは良かったです。ゲートは合格レベルにあるものの、もう少し発馬の俊敏性が高まってくるとなお良いですね。昨日大竹調教師が来場して確認されていきましたが『右前脚の裏は念のためエコー検査をおこなっておいてください。馬は少しずつ良くなってきていますが、もう少し時間が掛かりそうな感じですね』と言われています」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(18~20秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も暑さに堪えることなく順調に進められています。良くも悪くもピリッとしてきませんが、攻めてきてもへこたれないのは頼もしいところ。気持ちが優し過ぎる馬なので、現状は競馬という感じが見えてきませんが、少しでも気持ちを出せるよう進めていくつもりです」(担当者)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。調子はいい意味で変わりなく、順調に乗り込めています。カイバ食いが良く体調面も安定しているので、この後もしっかり負荷をかけていけそうです」(担当者)

 

【ライラ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗り進めることができていて、坂路の本数を増やしたことによる馬体面の疲れなども感じさせません。走行フォームも安定しており、トモの筋肉の付き方にいい変化も見え始めています。今週末に15-15をおこなう予定で、特に問題がなければ来週からは週に2回の頻度で交えていくつもりです。

 

【ナンヨーユナの22】

現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。今週から騎乗を開始しました。洗い場などではだいぶ落ち着いてきたので乗り出しましたが、やはり馬装やコース入りの際はまだ緊張した感じが出ているため、スムーズに調教をおこなえるようになるにはもう少し時間がかかるかもしれません。日に日に慣れてきている様子は窺えるので、このままジックリ進めていきます。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:493キロ

週の前半はウォーキングマシン運動のみにとどめるなどリフレッシュを図り、週中から騎乗運動を再開。坂路では3ハロン42~43秒を出す日もあるなどスピード調教を消化しています。それでも疲労感はなく、馬体や脚元にウィークポイントのようなところも見当たらないのですが、欲を言えば体全体にもっとボリューム感が欲しいのと、普段うるさい割に調教で前に出ようとする意識がもうひとつで闘争心に欠ける感は否めません。そのあたりの改善、良化を促しながら引き続き入念に乗り込んでいければと考えています。

 

【ルージュルリアン】

馬体重:492キロ

入場後はウォーキングマシンで運動をおこなっています。馬体は順調に回復していますし、脚元にも異常はありませんが、背腰の広い範囲に疲労感があるため、明日(土)ショックウェーブ治療を施す予定。現時点で次走予定もないことから、乗り出すのは来週半ばになる見通しです。

 

【ジャンヌローサ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。周回コースでのハミ受けも徐々にバランスが取れてきたため、この中間からは坂路主体のメニューに切り替えており、ここからはトモの強化に力を入れていく考えです。先週から馬体重は変動ありませんが、負荷を強めてからも減らすことはなく、飼い葉もしっかり食べているので、このまま坂路メインに乗り込みを進めていきます。

 

【スノーディーヴァ】

11日(日)に函館競馬場のWコースで5ハロン69.6-56.4-42.4-14.7を単走で馬ナリに追われ、14日(水)にもWコースで5ハロン70.3-55.5-40.5-13.4を単走で強めに追い切りました。「引き続き調教自体は問題なく進められていて、本日札幌競馬場に移動しています。到着後も特に異常はなく、このまま進めていけそう。今週の感じからするとまだ少し重さを感じさせますが、今週末に少し負荷を強め来週追い切れば態勢は整うと思うので、週末の競馬を予定していきたいと思っています。これまで走ってきた距離と同じくらいが良さそうなので、8/24(土)札幌 3歳上1勝クラス(芝1800m)を目標とすることにしました。しっかり態勢を整えて送り出すつもりです」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

11日(日)に坂路コースで4ハロン57.9-42.2-27.0-12.6を単走で馬ナリに追われ、14日(水)にも坂路コースで4ハロン53.2-39.4-25.9-13.1を単走で末強めに追い切りました。「先週よりも全体の時計を詰めながらという内容で、この一本でまた変わってきそうな感触は掴めています。来週はもっと動けていいでしょう。ただ、正直なところを言いますと、いい頃に比べるとトモと背中の感じがもう一つ甘いような、完全には上がりきらない印象を受けます。目の周りがいくらか黒くなっているのを見ると、この暑さが堪えているよう。この差し迫った時期なので何とか乗り切ってほしい。この後はまず8/27(火)盛岡・エメラルド賞(ダ1600m)に申込予定で、選出とならなかった場合には来週の新潟ダ1800m戦に切り替えるつもりです」(稲垣幸雄調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:520キロ

引き続きウォーキングマシン運動にとどめています。楽をさせている分、体つきはいくらか緩んだ感じですが、それでも体調面や馬体、脚元には特に問題ありません。手術は今のところ全身麻酔下で喉の手術と去勢手術を同時に実施する予定になっており、クリニックの順番を待っているところです。

 

【ウィズアットダンス】

「再来週から始まる6回船橋開催(8/26~)での出走に向けて、14日(水)に半マイル55秒台を馬ナリで計時しています。持ったままの手応えで楽に回ってきましたし、調教メニューにメリハリをつけながら進めていることで、調子が落ちている様子もありません。来週もうひと追いすれば、いい状態に仕上がると思います」(林幻調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:514キロ

坂路で14-14のメニューを継続中。だいぶ集中力は高まってきていますし、稽古で動けるタイプの馬。動きに関してこれといった注文のない現状から、いかに気持ちの邪魔をせずに進めていけるかということに重きを置いています。乗り込みにあわせて体は締まってきていますし、暑さを気にすることなく体調面も良化を示していますので、この後もメンタルの変化などに注意しながら進めていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

「前半1000mの通過タイムが1.04.2と超がつくほどのスローペース。前がまったく流れていなかったので、ジョッキーもある程度ポジションを取りに行く競馬を選択しています。道中は割とリズムよく運べていたものの、3~4角で急にフットワークがバラバラになり、走りのリズムを崩している。熱中症なども心配したのですが、上がってきてすぐに息が入っていましたし、暑さどうのが凡走した要因ではないと見ています。けっして乗り難しいタイプの馬ではないのですが、展開がどうであれ、やはり直線を向くまで自分のペースで運ばせないと力を発揮できません。優先を外してしまったため流動的とはなりますが、在厩のまま新潟と中京両睨みで調整を進めていきます」(高木登調教師)

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

15日(木)にWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、85.3-69.1-54.4-39.4-11.8を馬ナリに追い切りました。「前走後も大きな疲れはなく、頭数が多くならなそうなら今週の新潟・瀬波温泉特別(ダ1800m)に登録することも視野に入れていたのですが、登録頭数が多く出走のボーダーも高くなりそうでした。結局11節がボーダーでしたし、この感じだと最終週の新潟・両津湾特別(ダ1800m)も厳しいかもしれません。中京開催でも障害競走が組まれていることで、新潟が例年よりも空いていてフルゲート割れを起こしているため、このタイミングで障害に行くことも考えているところ。今週は同クラブのアメトリーチェを追走する形で良く動けていましたし、早ければ来週から投票することも視野に入れています」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を1本と、トレッドミル調整(ダク500m、ハッキング1200m)のメニューを日替わりでおこなっています。ここ一連の暑さでガクッときている様子もなく、先週から状態面に大きく変わったところはありません。引き続き与えた調整メニューを休まず継続することができており、稽古での脚取りにも疲れやダメージを感じさせる場面はありません。この後もコンディションをキープしていけるよう工夫しながら進めていきます。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「引き続き状態を見ながら調教をおこなっていますが、だいぶ調子が上向いてきたため、10回門別開催後半(8/27~)に組まれている8/28(水)門別・エフフォーリア・プレミアム(ダ1700m)に出走する方向で調整を進めています。そろそろ大一番の道営記念から逆算して使ってくる馬もいるので、前走より相手関係は強化されるかもしれませんが、アナザートゥルースも実績は上位ですからね。ここでもしっかり結果を残せるよう入念に仕上げていきます」(田中淳司調教師)

*****2歳馬*****

【レッドアトラーニ】

馬体重:506キロ

立ち上げ後も順調に乗り込みを継続。現在は週4日の坂路調教をおこなっており、3ハロン48秒程度のペースを継続して登坂することができています。乗り込んできましたが、歩様に問題はなくコンディションも安定していることから、この中間よりハロン15秒ペースでの登坂も織り交ぜるなど次のステップへと進めています。段階を踏んで負荷を強めながら、歩様等に異常がないかなど状態を確認。今後も馬の様子を見ながら、無理のない形で調教負荷を強めていきます。

 

【レッドエソール】

馬体重:500キロ

引き続き形成手術を受けた咽頭部には、吸入器ネブライザーを使用した薬の吸入を、朝と夕方におこなっています。先日、検査映像を社台クリニックに確認してもらいましたが、術後の経過が良好であるため、ネブライザー治療もあと1週間ほどで終えて問題ないとのこと。治療期間中はウォーキングマシン運動を継続するにとどめて、その後はトレッドミル調整で軽く動かしてみて動きや息遣いを確認、問題なければ騎乗運動へ移行といったイメージです。こちらも暑さがありますが、体調そのものに気になるところはありませんので、上々のコンディションのままメニューを進めていけるよう体調管理に努めていきます。

 

【ハイファイスピード】

8月10日・中京・2歳新馬(芝1,200m)でデビューし3着。

14日、宮本調教師から「レース後も脚もと等に問題は見られませんが、猛暑の中のデビューでしたのでいったん放牧を挟んでリフレッシュさせることにします。本日、ノーザンファームしがらきへ移動しており、順調に進むようなら次の中京2週目の芝1,200m目標で進めるつもりです」との連絡が入った。

9月15日(日)中京・2歳未勝利(芝1,200m)に向けて調整予定。

 

【ブラゾンロワイヤル】

8月2日より社台ファームで調整中。

担当者の話では「帰厩後のチェックでソエに少し痛みがあったことから現在はウォーキングマシンのみの調整に留めています。北海道も暑い日が続き、やや顔付きにも夏負けの様子が見られることから、ここは無理せずしっかりと体力回復を念頭に置いて、乗り出しの時期を考えたいと思います。まだ心身ともに幼いところがありますが、一度競馬を使ったことでの成長を期待しています」とのこと。現在の馬体重は524キロ。

 

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。13日現在、引き続いてBTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコース6周を乗るメニューを日替わりで進められており、週1本は坂路にも入って16-16で登坂しています。高沢場長は「中間は、馬装をする前から既に汗をかいているように暑さがキツくなってきたので、日によって内容を変えながら進めていますが、幸い、暑さがこたえている様子ではありません。それでも、恐らくお盆過ぎくらいまではこの暑さが続くかなと思うので、様子を見ながら無理しないように進めていきます」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。中間も、屋外ダート馬場にてハロン22秒のキャンターを2000~3000mと坂路を18-18で1本乗られています。菅野代表は「この中間も変わりなく乗り込んでいます。暑い日は無理のないように軽めに留め、暑さが落ち着いている日に坂路に入るようにしています。引き続き脚元に気を付けながら進めていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。13日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日で坂路に入って、そのうち1日は15-15、もう1日は13-13を計時しています。寺島良調教師は「先週末に宇治で状態を確認してきました。こちらへ来た当初と比べると、身体がだいぶ競走馬っぽく変化していますね。兄のメディーヴァルとは全然体型は似ておらず、こちらは胴伸びがあって、スラッとした体型をしていますし、走りが軽いので芝向きなのかなと感じています。体力的には、現時点でゲート試験までは、こなせそうだと感じました。もう少しこのまま宇治田原優駿ステーブルで進めてもらうか、それとも、一度トレセンへ入れてみて、馬に刺激を与えてもいいかもとも思うので、もう少し様子を見ながらどうするか検討します」とのことでした。

 

【リビングストン】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。8月11日の出走後も体調に変わりなく、14日現在、厩舎周りの曳き運動が行われています。吉岡調教師は「デビュー戦は少し不完全燃焼なレースでしたが、折り合いは問題はなさそうだった点は収穫だったと思います。入厩後、ゲートからデビューまで、ずっとトレセンで進めていますが、馬は全くヘコたれませんし、レース後も元気です。今は競馬の経験を積むことが大事だと思いますし、まだ馬が本気で走れていないので続戦させたいと思います」とのことです。次走は、9月1日中京、2歳未勝利・芝2000mに団野大成騎手での出走を予定しています。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。中間も変わりなく、屋外800mダート馬場にてハロン20秒程度のキャンターを4~5周と、坂路を15-15で週に2回乗られています。牧場スタッフは「この中間も問題なく、順調です。入厩の話はまだ出ていませんが、青木調教師には順調に進められていることは報告しています」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

茨城県のムラセファームで調整されています。引き続き、ウォーキングマシンを1日40分程度のメニューで進めて、今週からは馬場でダクとハッキングを開始しました。村瀬代表は「今週から馬場で運動を軽めですが開始しました。ただ、馬体重が今日の段階で455キロと、もう少し数字を戻して、身体をふっくらさせたいところです。まだ暑さもありますし、お盆明けくらいまではこのまま進めて、それからキャンターを開始していこうと思います」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井3R 2歳(五)(4着)

8月14日、大井競馬3R、2歳(五)・ダート1200mに出走しました。馬体重は前走からプラス2キロの466キロ。やや出遅れ気味のスタートで、押して前に進んで行き、後方3番手から。3コーナー手前から外目を上がって行って、9番手でコーナーへ入り、直線へ向くと馬場の中程から脚を伸ばしましたが、前3頭からは大きく離されてしまい、勝馬から3秒0差の4着でした。

鷹見陸騎手 レース後コメント

「今日はテンについていけないところがありましたが、競馬自体はすごく上手な馬です。砂を被っても大丈夫だし、馬群の間も追って行けるので、競馬自体はすごく乗りやすくて、いい仔だと思います。まだ完成形では全然ないでしょうけど、もっと馬がしっかりしてきたら、楽しみな馬だと思いますし、ゆくゆくは長い距離を視野に入れていけばいいとも感じました」

渡邉和雄調教師 レース後コメント

「今回は矢野騎手が乗れず、まだトモがしっかりしていない現状を考えて、2キロ減でしっかり乗れる鷹見騎手にオファーをしました。初戦はフケで動けなかったですが、2戦目以降はそれなりに動いてくれています。ただ、まだトモがしっかりしておらず力強さが出てこないので、どうしてもダッシュやコーナーでグンと来るところがなくて、まだいろいろと子供なのかなと感じています。ゆくゆくは動いてきてくれる馬だと思いますし、乗ってくれた騎手も口を揃えて、乗り味の良さと背中の素晴らしさを褒めてくれます。結果が早く欲しいので焦る気持ちがありますが、こういう馬は焦らない方がいいと思うので、レース後の状態次第で、ひと息入れて放牧に出して立て直しを図りつつしっかり成長を促すことを考えています」

 

*****3歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「今日も坂路1本のメニューで乗っています。テンションは高くなっていませんし、硬さも出ていませんね。飼い葉もしっかり食べており、暑さがこたえた様子もなくコンディションは高いレベルで安定していると言えるでしょう。来週のレースに向けて、今の状態をうまく維持して送り出せるように努めます」

 

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「今日は坂路1本のメニューで乗りました。覇気があって動きもしっかりしていますし、飼い葉も完食しているように体調面に陰りはありません。今のところ不安なく進めることができていますね。レースを使っている馬ですから、週末、来週と2本の追い切りでレースへ向かうつもり。しっかりと状態を維持していきます」

※8月25日(日)中京4R・3歳未勝利(芝1400m)を団野大成騎手で予定。

 

【レッドクレメンス】

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「レースは延びていますが、好調をキープすることができています。今朝(木)は厩舎周りの引き運動で疲れを取りましたが、初めのうちは多少力んではいたものの、しっかりハミを取ってシャキシャキ歩いていましたよ。想定ではダート1800m、ダート1900mのどちらも出走できそうですが、やはりクレメンスには少しでも距離があった方がいいと感じているため、1900mに投票しました。動かせるジョッキーですし、具合もいいので期待は持っています」

※8月17日(土)中京3R・3歳未勝利(ダ1900m)に西村淳也騎手で出走します。

 

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「坂路・単走でサッとやりました。橋木太希騎手が追い切りだけでも乗せて欲しいということだったので乗ってもらったのですが、追い切り後にジョッキーは『切れる脚こそ使えそうにありませんが、パワーはすごく感じます。以前も乗せてもらったことがあるのですが、その時よりだいぶ良くなっていると思います』と話していました。これまでもお話ししてきたように、一度使ってから馬が大きく変わってきた印象。特に精神面が強くなってきていますね。今週もダート1800mとダート1900mの両睨みで明日(木)まで待機しますが、今は心身の状態がうまく噛み合っている状態ですから、前進を期待しています」

 

【ルージュルリアン】

本日(水)社台ファーム鈴鹿に移動しました。

藤原英昭調教師「レース中に自分の後ろ脚で前脚の爪をぶつけてしまったようで、翌日は歩様にも違和感がありましたが、処置したこともあり、経過は良好で歩様も改善しました。背腰に走ったなりの疲労感はあるものの、鼻出血は確認されていませんし、脚元についても見た目や触った感じからも大きなダメージはなさそうです。勝てても致命傷を負ってしまっては次がありませんから、まずは無事であることがわかっただけでも良かったです。連戦したこともあり、ここで放牧へ。今朝(水)社台ファーム鈴鹿に移動したところです。次走については未定で、コンディションが上がってきたタイミングでこちらに戻そうと考えています。本当に勝てて良かったです」

 

【アンデスビエント】

ノーザンファームしがらきで調整中。

9月26日(木)船橋・マリーンC(JpnⅢ・3歳牝馬・ダ1800m)目標で調整する予定。

西園調教師からは「順調にペースアップ出来ているようです。レースの約1ヶ月前をメドに帰厩させるつもりです」との連絡が入っている。

 

【サミアド】

8月18日(日)新潟・3歳以上1勝クラス(ダ1,200㍍)に☆原騎手で投票するも残念ながら除外となり、来週の同条件にスライドする。

14日、竹内調教師から「今朝はウッドチップコースにて併せ馬を行ない、先行から終い馬なりで半馬身ほど先着しています。先週の追い切りで、ほぼ出走態勢が整っていましたので、今週は息を整える程度の調整です。今週の想定を見る限り抽選になるかもしれません」との連絡があった。

 

【ディスペランツァ】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。8月11日の関屋記念出走後、体調面に問題はなく、14日現在、厩舎周りの曳き運動が行われています。吉岡調教師は「状態が良かっただけに残念な結果でした。1番枠と極端な枠だったので、難しい展開になるとは思いましたし、実際も不向きな展開だったとは思いますが、だとしても、もっとやれていい力はある馬です。その原因が左回りなのか、夏場が駄目なのか、はたまた休み明けの影響なのか、まだ掴めてはいませんが、馬はとても元気で、レース後もダメージは感じません。今度は右回りの中山で巻き返せたらと思います」とのことです。次走は、9月8日中山、3歳以上オープン・京成杯オータムハンデキャップ(GIII)・ハンデ・芝1600mに石川裕紀人騎手での出走を予定しています。

 

【ゲンブ】

11日(日)に函館競馬場のWコースで4ハロン56.6-40.9-12.7を単走で強めに追われ、14日(水)にもWコースで5ハロン70.9-54.7-40.5-12.8を単走で一杯に追い切りました。「稽古でもなかなか頭の高さは変わってこないものの、気性面の難しさなど出さずに、落ち着いて走れている点は好感が持てます。節を空けて今週ダ1000m、芝1200m戦どちらかに出走が叶えばと思っていたのですが、どちらも抽選対象にさえならない状況。短い距離の番組はもう期間内入りそうにありません。来週以降の未勝利戦はさらに出馬状況が厳しくなることも予想されるため、この番組への投票を決めています。距離延長で臨む今回は、先行する形でもある程度手綱を抱えながら運べるはず。あとは1700mが持つかどうかでしょう。雰囲気自体はけっして悪くないですし、条件替りで一変を狙います」(高木登調教師)

 

【エルキュール】

11日(日)に坂路コースで4ハロン58.6-42.6-27.6-13.1を単走で馬ナリに追われ、14日(水)にはWコースで5ハロン69.9-54.4-39.1-11.7を単走で馬ナリに追い切りました。「暑いなかでの輸送があることも考慮して、最終追い切りも単走でサッと流した程度になりますが、予定していた70秒くらいで回ってきてくれました。ビッシリと攻め込んできたわけではないものの、ここまで順調に本数を重ねて仕上がりは良好。目標としていた番組に投票し、無事出走が確定しています。芝を走るのは今回が3回目になり、1800m、1600mと1ハロンずつ短縮してきた内容から、この1400mで大きく前進してくれればと考えています」(天間昭一調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

角馬場で運動。

助手「追い切った翌日ということで、今日は角馬場で歩様を確認する程度に乗っています。しっかりした脚取りで動けていましたし、覇気も十分。飼い葉も与えた分は食べていますよ。台風の接近に伴い、中京競馬場へは今夜の便で移動することになりました。入念に準備していきたいと思います」

※8月17日(土)中京11R・豊明S(3歳上3勝クラス・芝1400m)にM.デムーロ騎手で出走します。

 

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

助手「今日はウッドで追い切っています。先週まで入念に乗り込んでいましたし、今週は中京までの輸送も控えているので息を整える程度の追い切りでしたが、素軽い動きで最後まで余裕のある走りを見せていたと思います。こちらの指示に対しても従順で、全体を通していい動きでしたね。態勢は整いましたから、予定通り今週の中京・豊明ステークス(芝1400m)にデムーロ騎手で投票します」

※8月17日(土)中京11R・豊明S(3歳上3勝クラス・芝1400m)をM.デムーロ騎手で予定。

 

【スマラグドス】

千歳・社台ファームで調整中。現在は週3~4日坂路入りし、周回キャンター最大3000m、登坂時計は3F42秒のところまで進めている。

担当者の話では「調整を進めてきて大分気持ちが乗ってきたようで雰囲気は良化しています。ペースの上がったキャンターでは前進気勢もあり良いのですが、ゆっくりとしたハッキングキャンターはあまり得意では無いようです。地道なトレーニングですが、移動までの間はそうした調教にもじっくり取り組んでいきます」とのこと。馬体重は491キロ。

 

【ミラクルティアラ】

8月10日・新潟・BSN賞(3歳以上OP・ダ1,800m・ハンデ・L)に出走し13着。

14日、野中調教師から「レースの後、左前膝に関節液がたまる症状が見られたため検査を行っていますが、骨に異常は無しという診断が下りています。元々放牧を挟むつもりでしたので、脚もとの経過を見ながら一息入れてもらいます。明日グリーンウッドTへ移動予定です。この後の状態次第ですが、10月辺りのレースを目指して調整することになると思います」との連絡が入っている。

 

【パレルモ】

大井10R 鐙坂賞(2着)

8月14日、大井競馬10R、B3(二)選抜特別・鐙坂賞・ダート1600mに、前回着けていたパシュファイヤーとシャドーロールは外して出走しました。馬体重は前走からプラス1キロの451キロ。ゲートの中で外を向いている時に扉が開き、出た瞬間は弱冠バランスが崩れ気味でしたが、押しながら態勢を戻して前へ進み、鞭を3発入れて気合を入れて、前の集団を見ながら6番手で1コーナーへ。そのまま向正面に6番手で出ると、ジョッキーが押して前に促しながら馬が気を抜かないようにして追走。3コーナー手前では再び鞭を数発入れて、3~4コーナーも追い通しで進むと、直線ではジョッキーのアクションに応えて外目からジワジワ伸びて、先に抜け出した勝馬には届かずも、渋太く脚を使って2着争いをクビ差制して、勝馬から0秒4差の2着でした。

笹川翼騎手 レース後コメント

「久し振りに乗せていただきましたが、いい意味でも、悪い意味でも馬は変わっていませんでした。ただ途中で止めそうなところも、今日は何とか止めなかったですし、結果、前の1頭は強かったですが、この馬の競馬は出来たと思います。内容は悪くなかったですよ」

米田英世調教師 レース後コメント

「中間、調教は遠慮せず、かなりビシビシやりましたし、追い切りも、狭い間隔でしたが、併せ馬で結構しっかりと遠慮せずにやりました。それでも体重は減っていないし、馬体の張りも良かったです。そして、前回は馬具をつけて良くなかったので、今回は外しました。大外枠だったのでメンコの耳も外しています。今日の結果を見ると、これからも調教はビシバシ鍛えるやり方が、パレルモには合っているのかもしれないですね」

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。14日現在、良い意味で変わった様子はなく、曳き運動15分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動10分で進めています。牧場スタッフは「流石に日中はかなり気温が上がるので、馬房で大人しくしていますが、毎日、元気にリハビリを行いながら過ごせています。暑い中、頑張っていますよ」とのことでした。

 

【フェミナフォルテ】

10日(土)に函館競馬場のダートコースで4ハロンから2.0秒追走して併せ、56.7-41.8-12.4を馬ナリに追われ、14日(水)にはWコースで4ハロン58.8-43.7-13.7を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末の動きを見て、まず状態だけならいけそうという判断。出走枠にも入りそうだったことから特別登録をおこない、ハンデも思った以上に軽いところで落ち着いたため、今週の出走に向けて進めていくことにしました。私も一昨日に函館に入って状態を確認したのですが、若干線を細く見せるものの、飼い葉はあげればあげただけ食べるというので心配はしていません。レースまでに少しでも腹回りを太くできるよう、体に余裕を持たせる意味でも切り草を少し増やしてみたりするつもりです。動きに関しても、先週自分で乗ってみましたが、違和感はありませんでしたよ。もう少しというところがあるにはあるのですが、そこまで悲観するような悪いところはないですね。追い切りは助手が乗って『いい動きでした。レースに行くにあたって問題はないと思います』とのコメントがありました。ハンデが軽かったので乗れるジョッキーが限られていたので、昨年騎乗経験のある小林勝太に依頼しています。その時は本人も『失敗しました』と言っていたくらいなので、あの苦い経験を活かしてきてもらえればと思っています。この条件も守備範囲であるのは分かっていますし、ここは上位争いに加わってきてもらいたいところです。明日札幌競馬場に移動する予定です」(小島茂之調教師)

 

*****5歳馬*****

【ルージュエクレール】

角馬場運動後、坂路1本。

萩原清調教師「今日は坂路1本のメニューで乗っています。推進力があり、それでいて軽快なフットワークで動けていましたね。息の入りも問題ありません。今回は天栄で入念に乗り込んでもらっていたこともあり、追い切りは週末と来週の2本で足りると判断しました。今日は速いところをやっていませんが、馬の雰囲気はしっかりしているので、このまま進めていきたいと思います」

 

角馬場運動後、Bコース1周。

萩原清調教師「昨日(火)帰厩しました。今日は運動初日ということで、角馬場とBコースで軽めに乗って調整しています。テンションは高くなっていませんし、リズム良くスムーズなフットワークで走っていましたね。暑さがこたえた様子はなく、いい状態で戻ってきてくれたと思います。次走は来週の新潟・朱鷺ステークス(芝1400m)を三浦騎手で予定しており、追い切りは明日か週末に消化することにします」

※8月24日(土)新潟11R・朱鷺S(L・芝1400m)を三浦皇成騎手で予定。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。中間も変わりなく、角馬場にてダクとハッキング、走路でハロン17秒のキャンターを1600m乗られています。後藤場長は「中間は角馬場でも良い意味でズブさも出すようになって、力まなくなりました。順調に乗り込めており、いつ帰厩の声が掛かっても良い状態です」とのことでした。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

昨日(水)今日(木)角馬場で運動。

助手「レース後ということで火曜日まで引き運動で調整していましたが、歩様は問題なかったですし、飼い葉食いも良かったので昨日(水)から騎乗運動を再開しています。出掛けの歩様は大丈夫ですし、覇気も十分。滞在競馬ということもあってコンディション自体はいい意味で変わりありませんから、調教師と相談して連闘することになりました。今週の日曜・札幌12レース(ダ1700m)に高杉騎手で投票します」

※8月18日(日)札幌12R・3歳上1勝クラス(ダ1700m)に高杉吏麒騎手で出走します。

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

本馬は8月10日の札幌競馬・大雪ハンデキャップ(ダ1700m)に出走して13着での入線。これまでの競走成績や近走のレース内容などを踏まえ、本馬の今後について関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。なお、本馬は乗用馬に転向する予定です。長い間、レッドエランドール号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。

田中克典調教師「今日(水)北海道から戻ってきました。特にダメージもなさそうで、馬体や脚元には問題ありませんね。ここ最近の結果を受けてクラブと協議いたしましたが、追い切りを見ても肉体の衰えは見られない反面、気持ちの面で踏ん張れなくなっており、特に前走であれだけ早めに止めてしまったところを見ると厳しいであろうということで、ここで引退とさせていただきます。ウチの厩舎にきた当初から非常に見栄えのするいい馬で、何とか結果を出さないといけないと思ってここまでやってきましたが、能力を完全に引き出してあげることができなかったのは申し訳なく思っています。冬場が全くダメで毎年ぬいぐるみのような見た目になっていたものの、暖かくなるにつれて同じ馬かと思うほど良化していくのは印象深かったですし、自分が開業して右も左もわからない時期から厩舎の支えとして頑張ってくれて感謝しかありません。この後は乗馬になるということで、第二の馬生で幸せに過ごせることを祈っております。今まで温かいご声援をいただき、ありがとうございました」

【136走目(2771走目)・2024/8/10・中京3R・ルージュルリアン・・・優勝!】

【137走目(2772走目)・2024/8/10・中京5R・ハイファイスピード・・・3着】

【138走目(2773走目)・2024/8/10・札幌10R・レッドエランドール・・・13着】

【139走目(2774走目)・2024/8/10・新潟11R・ミラクルティアラ・・・13着】

【140走目(2775走目)・2024/8/11・中京5R・リビングストン・・・6着】

【141走目(2776走目)・2024/8/11・札幌6R・レッドアウレア・・・12着】

【142走目(2777走目)・2024/8/11・新潟8R・グロリアスヒーロー・・・13着】

【143走目(2778走目)・2024/8/11・新潟11R・ディスペランツァ・・・9着】

 

***2024年 19-11-8-105***

(内 地方交流 1-0-0-4 地方5-3-1-12 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 298-280-249-1951***

(内 地方交流 9-10-9-34地方92-66-51-184 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【ハイファイスピード】

8月10日(土)中京・2歳新馬(芝1,200m)に国分恭介騎手でデビューし3着。

宮本調教師から「練習を重ねたのでもう少し出てくれるかと思いましたが、想定以上に後ろの位置からになってしまいました。でも、競馬の内容はすごく良かったと思いますし、競馬を使ったことでゲートの反応が変わればすぐにチャンスがありそうです。ジョッキーは『1,400mも問題無さそう』と話していました。この後のことについては厩舎に帰ってからの状態を見て検討します」との話がありました。

国分恭介騎手からは「ゲートは練習でも一息な感じで、初めての実戦は周りを気にするところもありタイミングが合いませんでした。後方からとなったためジタバタせずに競馬を教えるつもりで乗りましたが、促してからの反応は良く、スピードに乗って最後まで良く伸びています。競馬センスがあると感じましたし、ゲートをもっと上手に出られれば結果はついてきますよ」との話でした。

 

【リビングストン】

団野大成騎手 レース後コメント

「トレセンの練習ではそういった事はなかったですが、スタートでは音に反応してしまい、上に跳んでしまいました。道中は行きたがるところはありますが思ってたより折り合いもついて距離は問題ないと思います。終始周りを気にしている感じで、直線でも手応えはあったのですが、進路はあるのに周りの馬を気にして進んで行かない感じでした。馬込みに入れずに外を回したら、また違ったかもしれません。これが良い経験になってくれたらと思います」

 

*****3歳馬*****

【ルージュルリアン】

8月10日レース後コメント(1着)

松山弘平騎手「枠もスタートも良かったので前へ。正直ハナで競馬をするつもりはなく、2番手からをイメージしていたのですが、行く気になっていましたし、トビも大きい馬で溜めていいタイプとは感じなかったので、馬自身の気持ちに任せて伸び伸びと走らせました。前半に脚を使ってしまったので最後は一杯一杯になってしまったものの、根性と能力で押し切ってくれて。馬の奮闘に感謝したいです。ありがとうございました」

藤原英昭調教師「みなさんおめでとうございます。これからの馬とはいえ、まずは一つ勝たないとこの先どうしようもないですから、この勝利は非常に嬉しいです。今日は松山弘平騎手が馬の能力を引き出してくれたのは疑いようのない事実でも、これだけ走れたのは普段調教をつけてくれている小牧加矢太騎手のおかげでしょう。あとでしっかりお礼しておかないといけませんね。これまでもお話ししたように一つ勝つためにダートを選択しただけのことで、本質は芝馬だとみているところ。一つ勝ったことでこれから色々とチャレンジしていけるので楽しみになりました」

 

*****4歳馬*****

【ミラクルティアラ】

8月10日(土)新潟・BSN賞(3歳以上OP・ダ1,800m・ハンデ・L)に吉原騎手で出走し13着。

野中調教師から「軽い斤量と、直線が平坦の新潟コースは良い条件に思いましたが、オープンクラスのペースでは余裕を持って走れませんでした。ただ、まだ4歳ですし、馬体に成長の余地も残しているので、本馬に合う条件を探りながら育てていきたいです。この後については、レース後の状態を確認して放牧を予定しています」との話がありました。

吉原騎手からは「ある程度は溜めていこうと思っていましたが、控えると下がっていきそうで、出して行くと走りがバラける感じでした。道中も外から煽られ気味で厳しい展開になり、最後まで集中力が保てませんでした」との話でした。

 

【ディスペランツァ】

M.デムーロ騎手 レース後コメント

「スタートは出られましたが、馬の進みが良くなかったです。瞬発力のある馬なので、直線で内が空くのを待つよりも外に出すことを選びましたが、手前を何度も替えていて、ジリジリ伸びてはいるのですが、前に入るスペースが空いても周りの馬を気にして入っていけませんでした。返し馬もすごく良かったですし、これまで乗った中で今日はベストの状態だと思いました。僕の意見ですが、もしかすると左回りは得意ではないのかもしれません」

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

★8/11(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800m)津村明秀騎手  結果13着

「スタートをポンと切ってくれて道中はいい感じで運べました。以前にも乗せてもらった事があるのでその経験をもとに運んだのですが、あまりにもペースが遅かったので3コーナー手前から上がっていこうと促しました。ただ、そこからフォームがバラバラになり、リズムが悪くなってしまいました。結果的に道中はジッとしていた方が良かったかもしれません」(津村明秀騎手)

 

*****6歳馬******

【レッドアウレア】

8月11日レース後コメント(12着)

黛弘人騎手「ゲートの出は悪くなかったですが、速い展開になりそうだったので後ろからレースを運びました。リズム良く走れていましたし、道中は抱えるところを作ることもできました。このままの感触でペースが上がった際もスムーズに上がっていきたかったのですが、左手前に変わらず終始右手前で走っていたため直線でもスピードに乗せることができず、最後も反応がなかったです。先生と話していた通りの展開で流れは向いてくれましたが、上手くエスコートすることができませんでした…すみません」

尾関知人調教師「すみませんでした。メンバー的にペースは流れると思って、ジョッキーとも前半は脚を溜めて終いを生かす競馬をという話をしていました。立ち回りも良かったですし、ペースなど展開も予想通り。あとは勝負どころで先団に取り付いて上位争いに持ち込めればというところでしたが、右手前のままで走っていた影響からスピードが乗らず、ポジションを押し上げることもできませんでした。ジョッキーから話を聞いてもブリンカーが逆効果になったということはなさそうですが、この馬本来の力を引き出すことができませんでした。まずは上がりの状態を確認。馬体のメンテナンスを入念におこないながら、続戦も視野に進めていきたいと思います」

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

8月10日レース後コメント(13着)

亀田温心騎手「ゲートの出も良かったですし、内枠を生かして自分の形で競馬をすることはできたかと思います。ただ、2番手の馬からのプレッシャーが強く、こちらもペースを上げて距離を取ろうと試みましたが、楽についてこられてしまって抜く場面を作ることができませんでした。3コーナーから他の馬が捲ってきた際には抵抗できる脚は残っておらず、直線でもダラッと走るような感じになってしまいました。ハンデも軽かったので、もう少しゆったり運べていたら最後ももう少し脚は使えたと思います」

田中克典調教師「すみませんでした。好枠で自分のレースはしてくれましたが、後ろからのプレッシャーが厳しかったですね。こちらがペースを上げても相手は持ったままの手応え。入線順位もあちらの方が先ですから、言い方は悪くなりますが上手く潰されてしまったように思います。ただ、エランドール自身も抵抗できない面があったので、年齢的な衰えは否めません。今日の結果を受けて、今後について関係者間での協議が必要かと思っています」

*****2歳馬*****

【レイナデラルシーラ】

9日にノーザンファームしがらきへ移動。

担当者の話では「到着後も状態面に問題は無さそうです。脚もとも変わりない様子ですが、1週間程度は様子を見た上で進めていくつもりです。しっかりリフレッシュさせて仕切り直します」とのこと。

 

【キングズトゥルー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。相変わらず右前脚の裏が張りやすいところがあるので、慎重に進めているところ。暑さが堪えているのか軟便も多いので、飼い葉を変えつつ経過を見ています。ただ、体調自体は悪くありませんよ。入場当初に見られた馬っ気は全然出していませんし、ゲートは合格レベルまできました。あとは基礎体力をつけていくだけですね」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(18~20秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き速いところを織り交ぜながら進めていますが、暑さが厳しくなってきたこともあり気温を見ながら強弱も付けています。順調にきていますよ。タフな馬なのでこのままビシバシ攻めていきたいところ。乗り込み量を増やしながら積み重ねていきます」(担当者)

 

【ルジュウェール】

この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整を進めることになり、3日(土)に移動しました。

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。そこまで疲れている感じもなかったので、すぐに乗り出しを開始しました。トレセンでゲート試験まで進めたことでいい意味で気持ちの面がピリッとしてきましたね。そうした変化もあって調教は進めやすいですし、体調面の問題もありませんよ。このまま乗り込んでいこうと思います」(担当者)

 

【ライラ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。やや胴長の体形ということもあってか、ここまで馬体の変化が目立つ方ではありません。まだ全体的に緩さも残っており、筋肉が付いてくる余地はかなりありそうなので、坂路の本数を増やしたことで体つきが良化してきてくれればと思います。順調に成長すれば、牝馬ながら逞しい競走馬になりそうな雰囲気です。

 

【ナンヨーユナの22】

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。まだこちらの環境に慣れていないこともあり、洗い場などでソワソワした素振りを見せるときがあります。そのため乗り出す前段階のいまのうちに、しっかりコンタクトを取れるようにしておこうと思います。飼い葉食いなどは問題なく、輸送で減った馬体重も戻りつつあるので、来週からは騎乗へ移行する予定です。

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:432キロ

暑さが厳しいうえに次の移動までしばらく時間があるため、今週月曜日以降はトレッドミルでダク・キャンター調整をおこなっているところですが、少しずつでも硬さは取れてきています。また、飼い葉食いは良好で馬体重も増えてきており、体も細くは映りません。しっかり疲れを取り除きフレッシュな状態で立ち上げを迎えられるよう、来週も乗らずにトレッドミル調整を続けることになるでしょう。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重: 494キロ

この中間の調整も順調に進んでおり、連日周回コースを3000m乗ってから坂路をハロン17秒ほどのペースで上がっています。週に2回は坂路で強めの調教を消化中で、今週火曜日からは13-13ほどの時計も出し始めました。暑さには適応しており、普段から活発ですし、調教の動きも軽やか。また気持ちが強いタイプながら操縦性は高い1頭です。あと数週間牧場で乗り込んでから入厩する見通しです。

 

*****3歳馬*****

【アンデスビエント】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「順調に進めることが出来ています。今週から15-15を乗り出しており、帰厩に向けて徐々にペースを上げていけそうです。良化の余地も感じられ、レースまでまだ時間もありますので良化を促しつつ乗り込みます」とのこと。9月26日(木)船橋・マリーンC(JpnⅢ・3歳牝馬・ダ1800m)目標で調整する予定。馬体重は500キロ。

 

【ゲンブ】

7日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン68.8-54.0-39.7-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「状態面はいい意味で変わらずですね。美浦と比べて涼しいこともあり、夏負けの兆候は見られずにテンションも落ち着いています。今回は短いところを使いたい考えですが、今週の出馬状況を見る限り最低でも4、5節は必要となり、芝となるとさらに節がいるのは明らか。来週で4節のゲンブはなかなか厳しい立場で、傾向からして1700m戦というのが現実的ではあるでしょう。番組は流動的になってしまいますが、いずれにしろ来週から使えるように出走の態勢を整えておきます」(高木登調教師)

 

【ジャンヌローサ】

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。周回コース、坂路コースともに右手前のキャンターで走ろうとする面があり、左トモをしっかり使えていない印象です。坂路主体に鍛えていきたいところですが、まだ飼い葉食いが安定せず、もう少し馬体に余裕を持たせたい気持ちもあるため、うまくバランス取りながら進めていければと考えています。

 

【エルキュール】

7日(水)にWコースで6ハロン84.3-67.4-52.2-37.6-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「暑い中でも体調面は問題ありませんし、飼い葉も食べているのですが、相変わらず体つきはややシャープに映るため、今週の追い切りも終いをサッと伸ばす形で済ませています。来週8/18(日)新潟・3歳未勝利(芝1400m・混)に向けては新潟までの輸送もあるため、このままソフトに仕上げていく考えですが、動き自体は悪くありません。前走からレース間隔は空くものの、もうひと追いすればいい状態に持っていけると思います」(天間昭一調教師)

 

【スノーディーヴァ】

7日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン70.8-55.7-41.2-13.3を単走で強めに追い切りました。「函館競馬場に移動後も順調で、今週から時計を出し始めています。水曜日にウッドコースで単走にて追い切りを消化。最後は少し強めに追って、まずまずの動きを見せています。ただ、まだ少し動き、息遣いともに重さを感じさせますし、良い頃と比べると少し物足りないので、今後も乗り込みを重ねていきたいところ。来週追い切った感じを見て具体的な目標を決めるつもりですが、今のところ再来週の競馬を考えています。いろいろな条件が組まれているので、状態をよく見ながら判断しようと思っています」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

4日(日)に坂路コースで4ハロン61.3-45.5-29.8-14.9を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にも坂路コースで4ハロン54.7-40.1-26.0-12.9を単走で強めに追い切りました。「追い切りでの動きは決して悪くはありませんが、息遣い含めてもう少し本数は必要な印象。今週の感じだと来週はまだ早く、再来週が仕上がりのタイミングとしてはちょうど良さそうです。追い切り後には左前のソエに反応はあるものの、それ以上のものはありません。全体を見れば状態面としては良好で、背腰に関しては休ませたこともあって前よりいいのは明らか。以前は馬場入りの際にテンションが上がるような場面が見られましたが、そういったこともありません。リフレッシュできた分だけでなく、本人が大人になったのもあるのだと思います。精神面での成長が感じられるこの頃です」(稲垣幸雄調教師)

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:485キロ

引き続き坂路主体の調整でトレッドミルとの日替わりメニューにはなるものの、坂路では15-13、15-14、15-15くらいのところを1日2本乗るなどジワジワと負荷を掛けています。それでも馬体重は減らしていませんし、動き自体も全く問題なく、及第点を与えられる状態にあると言えるでしょう。今後も馬体増を促しながら入念に乗り込みつつ、そろそろ内地への移動も視野に入れて態勢を整えていければと考えています。

 

*****4歳馬*****

【ウィズアットダンス】

「日が昇る前の時間帯にトレーニングをおこなうようにしていますが、連日の暑さで調教後は息遣いなどから体力を消耗している様子が窺えるため、オーバーワークにならないよう注意しながら進めています。今朝はサッと15-15程度で流しており、次走目標の6回船橋開催(8/26~)に向けて、体調などを見ながら徐々にピッチを上げていければと考えています。飼い葉食いに関しては特に心配ない状態ですよ」(林幻調教師)

 

【フェミナフォルテ】

7日(水)に函館競馬場のダートコースで5ハロンから0.7秒追走して併せ、71.4-55.9-43.0-13.4を馬ナリに追い切りました。「帰ってきた感じは、一応順調といえば順調です。ただ、楽をさせたぶん見た感じのシルエットやトモの肉も少し落ちていますね。今週から徐々に負荷を掛けているのですが、水曜日の追い切りでは3歳未勝利、2歳新馬を追い掛け、余裕を持って併入できています。今のところいつものフェミナより少し良い感じですね。今週末に追い切った感じを見て、来週の芝2600m戦に行くのか、行くにしても来週の動きを見て最終判断をするつもりですが、特別登録のメンバーを見てでも良いかなと思いますし、あまりにも頭数が多くなるようなら登録自体を見送ることも考えています。一時期ネックストレッチを着けて調教に臨んでいましたが、それを取ってから余計に良くなったような感じがします。走るフォームやハミの受け方がネックストレッチを着けたことで良くなったものの、若干過度にハミを受けさせる形になっていたところ。取ったら余計に柔らか味が出ましたし、顎とか首の譲りが良くなっている感じがあります。もう一歩踏み込めたら本当に良くなってくると思うので、そこらへんを探りながら進めていきたいと思っています」(小島茂之調教師)

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:512キロ

入場後はウォーキングマシン運動にとどめて様子を見ています。状態面は特に問題なく、手術に向けて体調を整えているところです。手術の日程については調整中で、獣医やクリニックの都合がつき次第、実施することになるでしょう。

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

7月25日よりドラゴンファームで調整中。

担当者の話では「連闘後になりますが、脚もとや体調面に問題はなく、到着後から徐々に進めてトラックコース3000mで軽めの調整を行っています。キャンターでは行きたがる面のある馬なので、リラックスして動けるようじっくりと乗り込んでいるところです。到着時に440キロだった馬体重も456キロまで増え、体調は良く元気にしています。暑さが厳しい時期ですので体調維持に重点を置いて進めたいと思います」とのこと。

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重:520キロ

今週は坂路で14-14のメニューで乗っています。先週はとぼけながら走るような様子もありましたが、まだ本気で走っていない感じこそあるものの、ペースアップしたことで先週よりも集中力は増しているように感じます。フォームに問題はありませんし、ポテンシャルの高い馬。普段の稽古から集中力をキープしていけるよう、しっかりと乗り込んでいきます。

 

【ルージュレクレール】

馬体重:444キロ

今週も追い切りは周回コースで70-40といった内容でおこなっています。バランス良く動けていますし、年齢を重ねてリラックスして走れるようになっています。飼葉もこの馬なりに食べており、状態面に気になる点はありません。あまりトレセンにいる時間を長くせず、予定しているレースには10日競馬で向かおうという考えは萩原調教師とも共有できています。今週末か来週の帰厩予定となっていますが、このパターンが好結果に繋がればと思います。移動に向けて引き続き乗り込みつつコンディションを整えていきます。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「交流競走でしたし、地方の馬場は合いそうな感じがしたのでもう少しやれると見ていたんですけどね。結果的には後ろから運んだ馬が来ているので、エクストラもいつもの形だったらまた違ったのかなとも思っています。レース後も大きな問題はなく、無事に美浦に戻ってきています。今後についてですが、例年だと新潟の障害戦はある程度の節が必要となってくるのですが、今週はフルゲート割れをしているところ。来週は平場の特別戦も組まれていますし、双方の出馬状況を見ながら平場、障害どちらかに照準を絞って次走を決めたいと思っています」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:537キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を1本と、トレッドミル調整(ダク500m、ハッキング1200m)のメニューを日替わりでおこなっています。何とか暑さには耐えてくれているような感じですが、稽古で見せるフットワークはこの馬らしいものですし、飼葉も残さずちゃんと食べてくれています。あと数週間は現行メニューで調整と考えているところで、暑さが和らいでくるのにあわせて負荷を強めていくつもりです。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「調教再開後も疲労の回復具合を見ながら進めていますが、普通キャンターの18秒くらいでは乗っています。このまま調子が上向いてくれば、次の10回門別開催(8/20~)での出走も考えるつもりですが、暑さのピークが過ぎるまでは無理をさせたくはありません。あくまで状態最優先で、態勢が整わないようであれば1開催スキップし、11回門別開催(9/03~)に向かう予定です」(田中淳司調教師)

【135走目(2770走目)・2024/8/6・盛岡10R・エクストラノート・・・7着】

 

***2024年 18-11-7-99***

(内 地方交流 1-0-0-4 地方5-3-1-12 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 297-280-248-1945***

(内 地方交流 9-10-9-34地方92-66-51-184 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****3歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場で運動。

音無秀孝調教師「今日から騎乗運動を再開しています。角馬場で軽めに乗ってみましたが、硬さはそれほどありませんし、連戦で使っている割に覇気もしっかりありますね。飼い葉も完食しており、乗った感触では引き続き状態も維持できていると思うので、8月25日(日)中京4レース(芝1400m)に引き続き団野騎手で向かうことにしました」

※8月25日(日)中京4R・3歳未勝利(芝1400m)を団野大成騎手で予定。

 

【ルージュルリアン】

本日は引き運動をおこないました。

藤原英昭調教師「追い切り後も変わりありません。馬体重は488キロで前走時と同じ体重ですが、筋肉が付いてきたせいか体を大きく見せています。最終的には草の量をカットするなど調整しますし、輸送もあるのでマイナス体重で出走することになるかもしれません。鼻出血を発症した経験のある馬でビッシリやれないだけにモヤモヤしますが、調整自体は順調ですからね。コンディションにも自信があるので、あとはレースでどうやって戦うかジョッキーとも打ち合わせをしておきます」

※8月10日(土)中京3R・3歳未勝利(牝馬・ダ1800m)に松山弘平騎手で出走します。

 

【レッドクレメンス】

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後もいい雰囲気ですよ。疲れは見せていませんし、馬体の張りもすごくいいと思います。今朝(木)の時点での馬体重は490キロで前走時からプラス6キロということですから、出走する場合は前走と同じくらいの数字になるのではないでしょうか。問題は今週出走できるかどうか。出走できる可能性が高いのは日曜日のダート1900mですし、1900mの方が競馬はしやすいと思っているのですが、想定を見ると、もし他のレースから1頭でも権利持ちやクレメンスより出走間隔を持った馬が回ってきたら弾かれてしまう位置。来週にスライドしても問題なさそうな状態ではありますが、何が起きるかわかりませんからね。何とか今週に出走できることを願っています」

※8月11日(日)中京4R・3歳未勝利(ダ1900m)に西村淳也騎手で投票しましたが、除外(非抽選)となりました。

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

厩舎周りを引き運動。

尾関知人調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しています。程良い気合乗りでしたし、出掛けの歩様は問題なく、トモの踏み込みもしっかりしていましたね。飼い葉食いも良好で、いい状態にあると言えるでしょう。このまま来週のレースに向けて進めていきますよ」

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

4日(日)に坂路コースで4ハロン58.2-42.0-26.7-12.4を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、68.3-52.9-38.1-11.8を馬ナリに追い切りました。「先週の段階で粗方仕上がっていましたので、今週はサッと終い重点。併せ馬でもやや軽めの内容にとどめて追い切りを消化しています。帰厩当初は少し夏負け気味の感があったものの、中間だいぶ活気を取り戻して立ち直ってきている。休み明けでも馬の雰囲気は悪く映りませんし、展開であったりメンバー次第で十分勝負になると思っています。ジョッキーも以前この馬に騎乗した経験があるのは強み。得意の左回りで好走を期待しています」(高木登調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

昨日(水)札幌競馬場・ダートコースで追い切り。

本日(木)厩舎周りを引き運動。

尾関知人調教師「先週土曜日に函館から札幌競馬場に移動しています。昨日はダートコースにて単走で追い切りました。今回はブリンカーを装着してみたところ、効果もしっかりあったようで、キビキビとした動きをしていましたし、最後まで余力を残して動けていたと思います。騎乗した黛騎手も好感触を得ていたようです。今日は引き運動で調整していますが、歩様の硬さは見せませんでしたし、飼い葉食いも良好。いい状態に仕上がりましたね。今週の日曜・札幌6レース(ダ1700m)に黛騎手で投票します。追い切りで着けたブリンカーは、レースでも装着する予定です」

※8月11日(日)札幌6R・3歳上1勝クラス(ダ1700m)に黛弘人騎手で出走します。

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

昨日(水)函館競馬場・ウッドチップコースで追い切りました。

今日(木)函館競馬場・ダートコースでハッキング調整をおこないました。

田中克典調教師「函館への輸送も無事にクリアできましたし、到着後も元気一杯で調整も順調です。今週末のレースに向けて、昨日(水)函館のウッドで最終追い切りを消化したところ。2歳新馬との併せ馬で、ほぼ仕上がっているエランドールは相手の動きに合わせただけでしたが、並び掛けられるとグンと進んでいったということで、変わらず好調さはキープできているようですよ。今回のメンバー構成だと、ここ数戦より自分の形に持ち込みやすそう。これまで通りの積極策で結果を求めたいと思っています」

※8月10日(土)札幌11R・大雪ハンデキャップ(3歳上3勝クラス・ダ1700m)に亀田温心騎手で出走します。

*****2歳馬*****

【ハイファイスピード】

8月10日(土)中京・2歳新馬(芝1,200m)に国分恭介騎手でデビュー予定。

7日、宮本調教師から「先週しっかり追っていますし、暑さの厳しい中でもあり、当該週の今週は坂路単走で無理せずサッと追い切っています。控えめの内容ですが動きは良く、しっかりと態勢は整いました。先週金曜には国分恭介騎手に跨ってもらい、ゲートの確認を行いました。出については今回も一息な感じでしたが、入りや駐立はスムーズで問題無く、以前の練習の成果は出せていると思います」との連絡が入っている。

◆出走予定:8月10日(土)中京5R・2歳新馬(混・芝1200m)国分恭介騎手(55キロ)

フルゲート18頭(出走予定全14頭)

 

【レイナデアルシーラ】

8月3日・2歳新馬(ダ1,800m)でデビューし5着。

7日、西園調教師からは「ゲートで出遅れて結果を出せず残念でした。ただ、戸崎騎手も話していたように、力はすごくありそうですし走りは良かったと思います。母に似た気の悪いところも見せつつ最後は掲示板まで来ていますし、これからの馬だと思います。レース後も脚もとなどに問題はありませんが、いったん放牧を挟んで次走を検討します」との連絡が入っている。

 

【リビングストン】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末のデビューに向けて、4日にCWチップコースにて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、84.5-67.8-53.2-37.7-11.6を一杯に追われて計時し、併せた相手と同入しました。今週は、7日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、55.4-40.1-26.2-13.2を馬なりで計時しています。吉岡調教師は「先週末の追い切りは併せた相手に少し見劣りましたが、相手が思ったより動いただけで、リビングストン自身、良い動きでした。ただ、やはりハミをグッと噛んで行きたがっており、そんな状態なので、最後、追い出してからビュッと切れる感じではなかったです。ただ今日の追い切りでは、弾むような感じで走れていました。状態は良いと思います。芝2000mの新馬戦ですから、きっとスローペースになると思います。恐らく行きたがるでしょうが、そこをしっかり我慢出来るかどうかです。後々の事も考えて、今回は我慢させる事を教えながら競馬をさせるつもりです」とのことです。11日中京、2歳新馬・芝2000mに団野大成騎手で登録を行う予定です。

 

【ミッドナイトデュー】

茨城県のムラセファームで調整されています。村瀬代表は「到着後、まずは獣医に馬体をチェックしてもらいました。獣医によると、そこまで酷くへばっていたり、夏負けを起こしているという感じ迄ではないとのことですが、まだ身体も幼くて、身体が出来ていないので、この暑さが多少なりともこたえているようだとのことでした。そのため、まだ運動は開始しておらず、普段は冷房の効いた馬房で過ごしており、ウォーキングマシンを1日40分程度のみのメニューで留めています。暑さも依然として厳しいですし、まずはこのまま様子を見て行きます」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。7月31日のレース後、使ったなりの疲れは見られましたが、8月7日現在、疲労も抜けて、競馬場の走路でダク2000mとキャンター3200mを乗られています。渡邉和雄調教師は「2度使いましたが、周りの馬達の中には結構この暑さがこたえている馬が出てきている中、それなりにフレッシュな状態を維持できており、このまま状態に変わりがなければ、来週の大井開催に使う予定で進めています。ただ、この暑さと中1週を考慮すると、追い切りは行っても3Fを流す程度で直前に1本で、様子を見て必要なしと感じたら追い切りなしで競馬に直接向かうかもしれません。まだ現状は本来の能力を出せていないと判断していますが、中間、幾らか馬がピリッとしてきた感じがありますので、前進を期待したいところです」とのことです。12日から始まる8回大井開催3日目の競馬に登録する予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****3歳馬*****

【レッドエヴァンス】

厩舎周りを引き運動。

音無秀孝調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動で様子を見ています。出掛けの歩様は問題ありませんし、覇気もありますね。飼い葉食いも良好で、コンディションは維持できていると言えそうです。明日から騎乗運動を再開する予定で、その感触を確かめたうえで次走の番組を決めようと思っています」

 

【ルージュルリアン】

本日はCウッドコースで追い切りました。

小牧加矢太騎手「入りで15秒を切らないくらいにとどめて、終いも無理のない範囲内で伸ばしました。先生からは『手綱を緩めない中で大きなフットワークで走らせて欲しい』と要望がありましたが、その通りノビノビと回ってくることができたと思います。口向きも自分の中ではしっかりできていると感じていますが、前回から大きく変わってきたのは息遣い。すごく良くなっていますよ。あとは競馬に行っての折り合いひとつでしょう」

※8月10日(土)中京3R・3歳未勝利(牝馬・ダート1800m)を松山弘平騎手で予定。想定から除外はありません。

 

【レッドクレメンス】

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「今週末のレースに向けて坂路で追い切りを消化しました。既にいつでも出走できる態勢は整っているので無理せず微調整といった感じでしたが、単走ながら道中は集中していましたし、行きっぷりもかなり良かったです。最後は時計が速くなり過ぎないよう引っ張ってセーブしたほどでした。予定通り今週に投票しますが、一度使ってからの上積みは大きく、前回以上の走りを見せてくれるだろうと期待しているところ。中京・ダート1800mとダート1900mのどちらに向かうのかは、想定を見てから判断させていただきます」

 

【ディスペランツァ】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末の出走に向けて、先週は、3日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、51.3-36.9-23.8-11.8を一杯に追われて計時し、併せた相手に先着しました。今週は、7日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、56.6-41.5-26.8-13.4を馬なりで計時し、併せた相手に先着しています。吉岡調教師は「先週末が実質的な最終追い切りでしたが、動きに関しては何も言うことはありません。併せた相手も動く馬ですが、しっかりと先着していますし、時計も馬場が重たかったので、もし乾いた馬場なら、あと0.5秒は縮まっていたと思います。今はスタートも問題なく出ますので、状態に関して何も不安はありません。体重も先週の木曜日時点で520キロでしたので、さらにもうひと絞り出来ていると思います。レースは、恐らくスローで流れて瞬発力勝負になると予想していますが、後ろからの競馬になるにしても極端な位置取りでなくて、ある程度のポジションで進めていければ差し切れる脚はあると思います」とのことです。11日新潟、3歳以上オープン・関屋記念(GIII)・芝1600mにミルコ・デムーロ騎手で登録を行う予定です。

 

【サミアド】

8月7日、竹内調教師から「今朝はウッドチップコースにて3頭併せを行ないました。道中は最後方から追走し、終い強めに追って併入しています。加速する際にややモタつきましたが、スピードに乗ってからは良い走りでした。まだ、馬体に若干の緩さもあるので、現状は前めの競馬が合いそうです。今回は原騎手でレースに臨みます」との連絡があった。8月18日(日)新潟・3歳以上1勝クラス(ダ1,200㍍)に出走予定。

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドで追い切りました。変にテンションが上がらないように引き続き単走での追い切りですが、下ろしがけは引っ掛かり気味で入ってはいるものの、ある程度は緩急を付けることができていますね。来週は中京への輸送が控えているため、レース当該週はサラッとやる程度にとどめておきたかったので、1週前追い切りとなる今日は終い強めに追いましたが、反応は先週より良かったですし、手応えにもまだ余裕があったと思います。ここまでは順調そのもの。週末、来週と追い切って、しっかりと仕上げていきますよ」

※8月17日(土)中京11R・豊明S(3歳上3勝クラス・芝1400m)をM.デムーロ騎手で予定。

 

【ミラクルティアラ】

8月10日(土)新潟・BSN賞(3歳以上OP・ダ1,800m・ハンデ・L)に吉原騎手で出走する。

7日、野中調教師からは「本日坂路単走で追い切りを行い、4ハロン53秒6、ラスト12秒6をマークしました。当該週なので無理せずサッとやりましたが、動きは良く良い状態で臨めそうです。ゲートで周りの馬を怖がる面があるので、隣の枠にも馬を入れて練習をさせています。初めは緊張が感じられましたが、練習を重ねて大分良くなっていますので、今回はゲートを決めて欲しいですね。鞍上は地方所属の吉原騎手に声をかけています」との連絡が入っている。

◆出走予定:8月10日(土)新潟11R・BSN賞(3歳以上OP・ハンデ・国際・ダ1800m)吉原寛人騎手(53キロ)

フルゲート15頭(出走予定全19頭)*自身、賞金順で出走可能

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。7日現在、曳き運動15分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動10分を行っています。場長は「暑い日が続いていますが体調は良さそうですし、しっかりと運動も消化出来ています。良い意味で変わりはありません」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。1日のレース後も酷いダメージなどはなく、7日現在、調教を再開しています。米田英世調教師は「7月31日のゲート練習でパシュファイヤーを試した時は、ゲートも普通に出てくれましたし、その後もスムーズに行き脚がついて進んでいったので、効果ありと判断して競馬でも着用しましたが、競馬では完全に逆効果でした。難しいところのある馬ですが、調教で気持ちを乗せる事がまず先決のようです。ただ、以前から気持ちの面に難しいところがあった馬ですが、最近は集中して走れていない感じがより強くなっているように感じます。何とか普段の調教や追い切りの中で、そこを少しでも改善できるように意識して進めていこうと思います。レース後は特段ダメージは感じられず、既に走路で調教を開始しており、間隔は詰まっていますが、来週の大井開催へ登録する方向で考えています」とのことです。14日、大井競馬10R、B3(二) 選抜特別・鐙坂賞・ダート1600mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****5歳馬*****

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。7日現在、角馬場にてダクとハッキング、走路ではハロン17秒のキャンターを1600m乗られています。後藤場長は「先週末から走路に出て乗り出しました。この暑さですが、馬体重は中間500キロまで増えた日がある程で、脚元を含めて体調は問題ありません」とのことでした。

*****2歳馬*****

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。6日現在、BTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコース6周を乗るメニューを日替わりで進められており、週1本は坂路にも入って16-16で登坂しています。騎乗スタッフは「普段は馬房でもボーッとしていることが多いですが、速いところを行けばハミをしっかり取って行きますし、上の兄姉達のことを考えると、いまこちらで進めている段階では、これ位のテンションの方がいいだろうと感じています。逆にこちらにいる時から気合が入り過ぎる位だと、トレセンへ行った時大変になりそうですからね」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。6日現在、屋外ダート馬場にてハロン22秒のキャンターを2000~3000mと坂路を18-18で1本乗られています。菅野代表は「今週から坂路調教を再開しました。動きも問題なく乗り込めていますが、両前脚は締まってきてはいるものの、まだ張りは出やすいので、気を付けながら進めていきます」とのことでした。6日現在の馬体重は523キロ。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。6日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日で坂路に入って、そのうち1日は15-15、もう1日は13-13の時計を出しています。田辺厩舎長は「先週末からもう1段負荷を上げています。出来れば15-15は馬なりで楽々と、13-13も手綱を抱えたまま位で上がってくることを目標に乗り込んでいますが、まだそこまでは動けていません。それでも馬体は凹凸が出来て見映えがするようになりました。割と胴長の体型ですし、普段のんびり屋さんでもあるので、見た目はスプリンターという感じはしません。ただ、血統的から見ると、兄姉は皆、短い距離で走っているので、レースに使うとガラッと変わってくるタイプかもしれません」とのことでした。6日現在の馬体重は475キロ。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。中間も、屋外800mダート馬場にてハロン20秒程度のキャンターを4~5周と、坂路を15-15で週に2回乗られています。牧場スタッフは「引き続き、問題なく順調に進めることができています。全身を使って走ることなど、課題はある中でも、前進気勢がある走りが良いですね。引き続き入厩を目指して進めていきます」とのことでした。

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

引き続き周回コースでは4000mのハッキングキャンターを消化してから、坂路コースに入ってハロン17秒ペースで元気に駆け上がっています。さらに週2日に増やした速め調教は、ハロン14~15秒ペースまで上げています。調教負荷を上げても、右前肢の状態は安定していて、この厳しい暑さにもうまく対応できている様子です。このコンディションを維持しながら、もうひと段階ピッチを上げていきます。現在の馬体重は457kgです。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

★8/06(火)盛岡・東京カップ けやき賞(ダ1600m)坂口裕一騎手 結果7着

「ある程度脚を溜めて終いに賭ける感じで乗ってきてほしいとお願いしていたのですが、前半で少し攻め過ぎましたかね。結果的にエクストラより後ろにいた馬が来ているので、いつもの形で見たかった気持ちはあります。ジョッキーは『返し馬で少しズブさを感じたので、盛岡コースのことも考慮してあの位置から運びました。3、4コーナーでもズブいところがありましたし、早めから仕掛けていきました』と話していました。キックバックを嫌がることも伝えてありましたが、進路どりはうまく考えて乗ってくれたと思います。結果は出ませんでしたが、やはり障害練習の効果でトモを含めていろいろ鍛えられていそうですね。トレセンに帰ってきた馬の感じを見て、また次のことを考えていきます」(加藤和宏調教師)