*****2歳馬*****

【アイムシンギング】

入厩後も順調。

4月9日、佐藤悠太調教師から「本日、ゲート試験を受けたのですが、2回目の発馬の際に尻っぱねをして出てしまい不合格となりました。走りに余裕がありすぎて跳ねた感じでしたし、枠入りや駐立は問題無かったので明日にでも再挑戦したいと思います」との連絡が入っている。

 

【ロゼア】

4月9日にチャンピオンヒルズへ移動しました。

 

坂東牧場で調整されて、この中間も屋根付き1000mダート周回コースでキャンター3500mと、週に2日は屋内840mダート坂路1本のメニューで調整されて、高野友和調教師の指示で、今後は滋賀県のチャンピオンヒルズで進めることになり、7日の馬運車で北海道を出発しました。坂東牧場の荒木マネージャーは「この中間、高野調教師から移動の指示があり、昨日の馬運車でこちらを出発しています。冬の間、状態は一定以上のレベルをキープし続けてきました。表面的な馬体の成長はあまり見られませんでしたが、本州へ移動させることで、気候や環境の変化が馬への刺激になって成長を促すことに繋がってくれたらと思います」とのことでした。

 

【リボンインザスカイ】

吉澤ステーブルで調整されています。8日現在、2歳馬の集団調教にて、場内の屋根付きウッドチップ馬場でダクとハッキングで準備運動を行ったあと、BTCの屋内600mダートコースと屋内1000mウッドチップ坂路を日替わりで使って乗り込まれています。鷲尾場長は「中間も引き続きハロン15秒ペースを強化ラインにして乗り込みを続けており、順調です。ただ、馬体を見ると筋肉量自体は以前より増えてきていますが、骨格の成長が続いているので、体格に対してという視点で見ると、現状は、まだ筋肉量がモノ足りない印象です。十分な力強さが身につくには、もう少し時間が必要かなと感じています」とのことでした。8日現在の体高163cm、胸囲184cm、菅囲20.0cm、馬体重は483キロ。

 

【ライトフライヤー】

チャンピオンヒルズで調整されています。8日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mと坂路に入って18-18を乗られ、先週末からは週2日ペースで15-15を乗っています。小泉厩舎長は「角馬場ではヤンチャな面を見せたりしますが、走路ではいまのところ真面目に走っており、調教中、だいぶ余裕が出てきたようなので、15-15を開始しました。結構、15-15でヘバっている馬も多いですが、本馬については15-15でも余裕で坂路を駆け上がってきますね。このまま徐々に時計を伸ばしていけたらと思います」とのことでした。8日現在の馬体重は497キロ。

 

【マルベック】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間は、徐々にピッチは上げて乗り込めており、8日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター3000mと、坂路1本を18-18で乗られ、週1日は坂路で15-15の時計を入れています。小泉厩舎長は「今週から15-15を開始していますが、まだフラフラするところがあるように、さらなる体力強化が必要だと思います。それでも、こちらへ来場した当初と比べると、この馬なりに力をつけています。牝馬ですが、調教の負荷を上げても飼葉食いが落ちる事なく、落ち着いて調教に取り組めており、その点は評価出来ます。短距離馬というタイプではなさそうです」とのことでした。8日現在の馬体重は482キロ。

 

*****3歳馬*****

【レイナデアルシーラ】

この中間も順調。4月20日(日)阪神・3歳1勝クラス(ダ1,200m)に向かう予定。

9日、西園正都調教師からは「変わりなく順調にきています。続けて使っていますし中2週ですので、当該週にサッとやってレースに向かいます」との連絡が入っている。

 

【バティストゥータ】

引き続き、チャンピオンヒルズで、週2日はハードに追われて調整されて、厩舎の馬房調整がついて9日の検疫で栗東・清水久詞厩舎に入厩しました。清水調教師は「8日に現地で視察して最終確認を行い、本日の検疫でトレセンへ移動させました。チャンピオンヒルズからも、もう出来ることはやれたということですし、13-13の中で12秒台が出るようにはなったので、正直、動き自体に物足りなさはまだ感じますが、今後はトレセンで仕上げていこうと思います」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されて、4日の検疫で美浦・和田勇介厩舎に帰厩しました。6日には坂路にて助手が騎乗して、57.2-42.2-28.1-14.1を馬なりで計時し、今週の追い切りは、9日に坂路にて助手が騎乗して、54.6-40.0-26.1-13.1を強めに追われて計時し、馬なりの古馬2勝馬に1.0秒先行して同入しました。和田勇介調教師は「先週末と今日の坂路の追い切りを見ると、前回在厩時よりも動けていると感じましたし、時計も出るようになってきました。次走ですが、今週末締め切りの24日浦和の交流競走に申し込む予定です」とのことで、24日浦和の牝馬限定3歳未勝利条件の地方交流競走・ツインメイト特別・ダート1400mに申し込みを行う予定です。

 

【メロディーロード】

栗東・寺島良厩舎で調整され、5日のレース後は特に異常は見られず、6日にトレセン近郊の島上牧場へ移動しましたが、同日午後に、左トモ飛節が腫れていたため、すぐに開業獣医の診察を受けてレントゲン検査を行いました。レントゲン画像に影が確認出来る状況で、骨片が飛んでいる可能性が高いとの検査結果です。寺島調教師は「レース直後は、特に歩様にも出しておらず、異常はなかったのですが、島上牧場に移動してから腫れが出始めたようです。島上牧場で行ったレントゲン検査の画像を見ると影があり、骨片が飛んでいる疑いがあるとのことです。9日夜にトレセン診療所に移動させて精密検査を受けて、改めて左トモの状況を確認する予定です」とのことでした。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。9日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで3000mと、坂路1本を18-18で乗られ、週2日は15-15の時計を出し始めています。小泉厩舎長は「今週から時計を入れ始めています。18-18程度では息遣いは良いですが、15-15だとまだ息遣いは物足りないところがありますね。動きも重たいですし、時計を入れながら変わってきてくれればと思います」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、9日現在、競馬場の走路で乗り込まれており、明日、本追い切りを行う予定です。渡邉和雄調教師は「中間、状態が急激に上がったり、下がったりということはないですが、変わりなく来ています。来週15日の1600mを予定しており、追い切りは今回中2週の間隔なので、中1週だった前回よりも少し強めに追い切って競馬に向かいたいと思います」とのことです。15日、大井競馬3R(15:35発走)、3歳(十、十一、十二)・ダート1600mに鷹見陸騎手で登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【レッドエソール】

本日はCウッドコースで追い切りました。

杉山晴紀調教師「1週前追い切りは今朝(水)Cウッドコースでおこないました。3頭併せでしっかり負荷を掛けたところです。相手が動く馬だったこともあって遅れてゴールしたもののエソール自身の動きは悪くなく、残り200mくらいの所でグッとハミを取って脚を伸ばしていました。騎乗した助手によると、『動きは悪くなかったし、止まってもいなかった。トップスピードに上げてからも息遣いに違和感はなかった』ということでした。牧場でも息遣いについては気にならないということでしたし、調教でも動けていますね。既に手術を終えているだけに喉のことを気にしても仕方がありませんから、レースに向けての仕上げに集中します」

※4月19日(土)福島5R・3歳未勝利(芝1800m)を泉谷楓真騎手で予定。

 

*****4歳馬*****

【アンデスビエント】

4月3日・園田・兵庫女王盃(JpnⅢ・4歳以上牝馬・ダ1,870m)に出走し5着。

9日、西園調教師からは「早めに来られた分、最後は厳しくなりましたが、ブリンカーも効いて最後まで諦めない走りを見せてくれたのは良かったと思います。4日(金)にノーザンファームしがらきへ放牧に出しており、短期放牧を挟んでエンプレス杯に向けて調整したいと思います。レースから逆算し、状態を見て帰厩させます」との連絡が入っている。

5月14日(水)川崎・エンプレス杯(JpnⅡ・4歳以上牝馬・ダ2,100m)に向けて調整予定。

 

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。引き続き、患部の状態に変わりはなく、9日現在、ウォータートレッドミル運動が行われています。スタッフは「先週末にエコー検査を行い、患部の状態を確認しましたが、変わらず血流が確認出来る状況です。悪化はしてませんが、血流が確認できる範囲は変っておらず、今後も大きく変わる事はないのかもしれません。14日に吉岡調教師が来場される予定なので、その時に今後について色々とお話しする事になると思います」とのことでした。

 

【レッドエヴァンス】

本日は坂路で追い切りました。

東田明士調教師「来週まで2本しかできないので、今日(水)は併せ馬でビッシリやっておきました。4ハロン51秒台くらいでも十分と考えていただけに、49秒台を示すモニターを見て驚いてしまったくらいです。簡単に出る時計ではありませんからね。騎乗した助手に聞いても『テンから気合をつけていったが、動きも反応もかなり良かった。集中力や力強さが増している』とのことでした。牧場からかなりいい状態で帰ってきたようには感じていたのですが、それだけではなくこの血統らしく成長してきているのかもしれませんね。来週は輸送が控えているだけに、4ハロン55秒ほどにとどめて反応だけ確かめるつもりです」

※4月19日(土)中山9R・袖ケ浦特別(4歳上2勝クラス・芝1200m)をJ.モレイラ騎手で予定。

 

【レッドアトレーヴ】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

助手「今日はウッドで追い切りました。アトレーヴが先行する形でしたが、下ろしがけから走りのリズムは良かったと思います。上体を起こして、いいフォームで動けていましたね。溜めも作れていたので、最後もスピードに乗っていい走りができていたと思います。息もすぐに入っていて、今週の出走に向けてコンディションは整いました。予定通り、今週の中山・あけぼのステークス(芝1600m)に横山和生騎手で向かいます」

※4月12日(土)中山10R・あけぼのS(4歳上3勝クラス・芝1600m)を横山和生騎手で予定。

 

*****5歳馬*****

【マランジュ】

帰厩後は順調にキャンター調教を重ねており、きょう9日(水)は井上騎手を背にCWコースで追い切って、5F66.6-51.4-37.2-11.5秒を終い重点でマークしました。

田中調教師は「仕掛けてからの反応は良好で、この馬らしい動きを見せていました。気候が暖かくなってきたこともあって、体調の良さも感じさせますので、次走へ向けて態勢を整えていけそうです。その次走ですが、いまのところ4月27日(日)福島・芝1200m(若手騎手限定)戦を予定していて、鞍上は引き続き斎藤新騎手に依頼しています」と話しています。

 

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

4月9日、西園調教師からは「強目を乗り込まれ帰厩の態勢が整ったようですので、11日(金)の検疫で帰厩させることにしました。障害練習を開始し、適性を見たいと思います」との連絡が入っている。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで調整されています。今週から角馬場でフラットワーク運動をメニューに取り入れて進めており、9日現在、トレッドミル運動15分と、厩舎周りで軽めの騎乗運動10分、角馬場でフラットワーク15分を行っています。スタッフは「徐々に運動量を増やしてきましたが、脚元に変化はありません。今週からは角馬場に入れて進めています。ゆっくりとですが順調だと思います」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。来週の出走に向けて、9日現在、競馬場の走路で乗り込まれており、明日、本追い切りを行う予定です。米田英世調教師は「引き続き、身体に張りがあって毛艶も良く、体調の良さが伝わってきます。明日、最終追い切りを行って、週明けの競馬に向かいます。使ってきている馬ですので、そこまでビシッとは行きませんが、競馬に向けて併せ馬で馬に気合をつける感じでやる予定です」とのことです。14日、大井競馬12R(20:50発走)、B3(二)選抜特別・木の芽坂賞・ダート1600mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

尾関知人調教師「先週金曜日に帰厩しました。今日は角馬場と坂路で軽めの調整。背腰の感触は良かったですし、気も入っていますね。最後にゲート練習をおこないましたが、入りからスタートまで問題なく対応してくれましたよ。次走は4月27日(日)東京・湘南ステークス(芝1400m)をルメール騎手で予定しています。明日から追い切りを開始するつもりです」

※4月27日(日)東京9R・湘南S(4歳上3勝クラス・芝1400m)をC.ルメール騎手で予定。

 

*****6歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

坂路下馬場で運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

蛯名正義調教師「先週金曜日に帰厩し、今日は坂路にて併せ馬で追い切りました。テンから併せていきましたが、気持ちが走る方に向いているのでしっかりとスピードに乗せることができていますし、それでいてコントロールも利いていましたね。1本目の追い切りということもあって時計こそ速くありませんが、最後まで余力残しで動けていて、息遣いも良くなっています。来週からは負荷を強めていく予定。いい状態に仕上げていきたいですね」

※5月3日(土)東京11R・京王杯スプリングC(G2・芝1400m)を田辺裕信騎手で予定。

 

*****11歳馬*****

【アナザートゥルース】

★4/08(火)名古屋・東海桜花賞(SP1・ダ2100m)服部茂史騎手 結果5着

「吉原ジョッキー騎乗のヒロイックテイルが手強いとみていて、それを真後ろでマークしながら一番いいポジションを運べたと思うのですが。相手が向正面で下がってきたためにこちらも動くに動けず、勝負処で後手を踏む形になりました。最後はよく脚を伸ばしてくれたものの、不完全燃焼な内容になりましたし、休み明けのぶん反応ももう一つだったようです。連覇とならず申し訳ありません」(田中淳司調教師)