*****2歳馬*****
【アンデスクイーンの23】
年末年始期間にリフレッシュ調整を挟み、乗り出し後も順調。
担当者の話では「リフレッシュを挟んで順調に乗り進めてきており、現在は坂路を16~17秒ペースの登坂です。今週から坂路2本のメニューを再開しており、引き続き周回コース(2500m)のメニューとバランス良く組み立てて乗り込んでいきたいと思います。このまま順調に進むようなら5~6月頃に移動の目処を立てられるのでは」とのこと。現在の馬体重は500キロ。
【メールデゾレの23】
社台ファームで育成中。引き続き週5日馬場入りを目標に、うち4日坂路入りし1~2回は2本登坂。登坂時計は3ハロン48秒。周回コースでは最大4500mのキャンターで調整中。
担当者の話では「この中間は反復トレーニングをメインとして進めているため、調教負荷自体に大きな変化はありませんが、動きは良好です。パワフルな踏み込みで推進力は良いものがあります。余裕が出てきているのか集中力を欠いて馬っ気が出始めてきている様子が見られ、強いて現在の課題を挙げるとするならばメンタル面といったところです」とのこと。馬体重は487キロ。
【シングシングシングの23】
パッショーネで育成中。年末年始はウォーキングマシンやロンジングなど軽めの運動にとどめ、1月3日から騎乗調教を再開。現在はダート周回コース4000mのハッキングと、屋内ウッド坂路コースにてハロン15秒ペースで調整中。
担当者の話では「メンタル面が成長し、最近は淡々と日々の調教をこなせるようになってきました。その他も特に問題点はなく、至って順調に調整を進められています。まだ雪が積もり屋内馬場でが中心となりますので、現状のペースをペース維持していき、暖かくなってから屋外馬場をでペースアップしていく予定です」とのこと。現在の馬体重は450キロ。
【ジュリエットベールの23】
社台ファームで育成中。12月中旬に舌に裂傷を追い治療に専念。年末年始のリフレッシュ期間で傷は良化し騎乗を再開。現在は週2回F16秒程度で坂路2本を登坂するメニュー。その他の日は周回3000mハッキングやトレッドミルでの調整を行っている。
担当者の話では「騎乗を再開した後は順調で、良い意味で父の産駒らしい荒々しさが出て来て逞しさが増してきました。前進気勢が増してスクミが出やすくなってますので気を付けて進めていきます」とのこと。現在の馬体重は497キロ。
【ジーナスイートの23】
年末年始期間にリフレッシュ調整を挟み、乗り出し後も順調。
担当者の話では「リフレッシュを挟んで徐々に立ち上げ、現在はロンギ場での調整と坂路2本F17ペース中心の調整です。遅生まれでまだ心身ともに幼い印象が残りますので、慎重に進めたいと思っています」とのこと。現在の馬体重は413キロ。
【アースグリーンの23】
武田ステーブルで育成中。本場を拠点に週3日はBTCの調教場へ通い、周回600mコースにて2700mのキャンターを中心に、2日は坂路も織りまぜてハロン17秒ペースで登坂。
担当者からは「年末年始のリフレッシュ期間を挟み、1月3日から乗り始めて順調に調整中です。ひと息入れたことで心身共に良いコンディションを保ち、馬体も徐々にしっかりしてきた印象です。そろそろ調教の負荷を上げていける状態になってきたので、今月末か来月の初めにはBTC近郊の厩舎へ移動して進めていきます」との連絡が入っている。
*****3歳馬*****
【キングズトゥルー】
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2400m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。14日(火)から乗り出しを開始しました。速いところには入れていませんが、次走にむけて徐々にペースを上げていく予定です。まだ馬体には水っぽさがあり、顔つきにも幼さが残るので、これを機に全体的な強化と成長を促していきたいと思います」(担当者)
【ゴールドエンペラー】
現在はトレッドミルで調整しています。今週はトレッドミルで調教をおこなっており、ここまで傾斜、ペースと徐々に負荷を強めています。来週からは再度騎乗も交えていく予定ですが、馬格の割に筋肉量が少ないため、休まず乗り込んでいくことが必須課題となりそうです。
【ルジュウェール】
13日(月)に坂路コースで4ハロンから0.1秒先行して併せ、56.8-40.8-26.2-12.2を強めに追われ、16日(木)にはWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、66.2-51.6-37.2-12.1をゴール前仕掛けて追い切りました。「先週末に申し込んだ笠松の交流競走に選出されたため、そちらに向けて進めていくことに。昨日は併せ馬にて追い切りをおこなっています。競馬学校の騎手過程の生徒が乗り、斤量が軽かったこともあってそれなりの時計は出ました。ただ、ゴールを過ぎてからもしっかり加速していたので、そういう意味でも前回在厩していた時よりは体力もついてきているのかなという感じはします。変わり身はあると思いますよ。週末もしっかりと追ってレースに臨む予定です。あとは小回りの笠松なので、前々につけて運びたいですね。そういう機動力がどこまであるかが鍵となりそうです。メンバー的にも抜けた馬はいない印象ですし、ここは格好をつけないとなと思っています。笠松のリーディングジョッキーを確保できたので、何とかしたいところです」(小手川準調教師)
【ライラ】
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(15~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から15-15を織り交ぜながら進めていますが、大きな問題なくきています。体調もキープできているものの、少しテンションが高めなのであまり攻め過ぎないように進めていくつもり。メリハリをつけながらつみ重ねていこうと思っています」(担当者)
【スピアッジャローザ】
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。ショックウェーブ治療後は順調で、ペースを徐々に上げてきた中でも硬さが見られることはありません。入場当初の状態だと少し心配していましたが、この感じであれば小倉のスケジュールでも問題なさそうです。ここからさらに段階を上げていきましょう」(担当者)
【ルージュレアリーズ】
馬体重:437キロ
1月11日(土)に入場し、現在はウォーキングマシン運動にとどめて楽をさせています。馬体や脚元に異常はありませんし、入場時から馬体重が10キロ以上増えているように回復傾向にはあるのですが、体に張りがなく毛ヅヤもくすみ気味。全体的に萎んで見える印象は否めません。活気にも乏しく、目つきや顔つきを見ても覇気に欠ける感じ。まずは心身両面のリフレッシュを図りつつ、ジックリ成長を促していければと考えています。トレッドミルから徐々に立ち上げていく予定ですが、移行のタイミングは慎重に探っていきます。
*****4歳馬*****
【ゲンブ】
これまでの戦歴およびレース内容と現状を踏まえて柏原誠路調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。
なお、本馬は来週1月23日(木)に開催されるサラブレッドオークションに出品する予定です。
ゲンブ号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「昨日は申し訳ありませんでした。こちらでのデビュー戦こそ3着と悪くない結果だったのですが、そこからどんどん成績を下げてしまうことに...。使っての上積みがあまり感じられませんでしたし、性格的にも難しいというか、少しだらしないところがあったので、そういう面が良化の妨げとなったのかもしれません。中央での成績からもう少しやれておかしくないと思っていたのですが、このような成績に終わらせてしまって心苦しい限りです。力及ばなかったこと、重ねてお詫び申し上げます」(柏原誠路調教師)
【ジャンヌローサ】
「現在はダートコースでダクとキャンターを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週からピッチを上げて乗り進めていて、徐々に良化傾向にありますよ。硬さが抜けてトモの入りも良くなってきたところ。週を追うごとにバランスも整ってきました。この感じをキープしながら乗り込みを重ねていきます」(担当者)
【スノーディーヴァ】
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。もっと落ち着いて走ってくれるのが理想的ではありますが、飼い葉食いは良好で体つきをフックラと見せ、いいフォルムに変わってきました。トモの踏み込みに関しても特に問題ないため、引き続き坂路主体に乗りながら状態次第で15-15を開始しようと考えています。
【タキザクラ】
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3400~3800m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は右トモに結構疲労感が出ていたため、筋注処置をおこなっています。まだ軽めに乗っているところですが、飼い葉は食べていますし、体調面も悪いところはなさそう。来週から坂路調教も織り交ぜていこうと考えています」(担当者)
【レッドアトレーヴ】
馬体重:499キロ
今週は坂路で14-13のペースでの調整をおこなっています。終いのペースを上げてみましたが、推進力もしっかりありますし、最後まで手応えには余力がありました。飼葉も安定して食べてくれていますよ。今のところ2回中山開催での出走が目標とのことですので、引き続き乗り込みながらコンディションを整えていきます。
【レッドエヴァンス】
馬体重:514キロ
引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっており、週に2回は坂路で14-14ほどの時計を出しています。走り出すと真面目でスピード感もありますが、前運動中はチャカチャカしたり物見をしたり気が小さくて子供っぽい面を見せています。年齢的にももう少しメンタル面が安定してほしいところです。しばらくは同じメニューを継続し、帰厩の予定が立ったところで13-13といった速い時計を出して送り出すことになるでしょう。
*****5歳馬*****
【フェミナフォルテ】
ヒモリファームで調整され、本日17日(金)に帰厩しました。
「今週はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整を行いました。11日(土)にはウッドコースで追い切りを行いましたが、乗り役の感触としては『坂路よりも全然動けていた』とのこと。軽いフットワークで走る馬なので、やはり傾斜のきつい坂路は得意としないのかもしれませんね。体調や脚元は引き続き落ち着いており、馬体も細くは見せません。いい状態で送り出せたかなと思います」(担当者)
【ミラクルティアラ】
鼻出血の休養期間と心房細動の影響を考え合わせ、今後について協議を行った結果、誠に残念ではございますが同馬を引退させることになりました。
なお、同馬は獣医師からの移動許可を得て17日にグリーンウッドTへ移動致しております。念のためにしばらくの間経過観察を行い、体調が安定した段階で中央競馬の馬名登録を抹消させて頂く予定です。
【レッドルヴァンシュ】
本日(金)吉澤ステーブル湖南へ放牧に出ました。
*****6歳馬*****
【グロリアスヒーロー】
13日(月)に坂路コースで4ハロン57.6-42.1-27.0-12.9を単走で馬ナリに追われ、16日(木)にはWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、86.1-69.8-55.1-39.7-12.0を強めに追い切りました。「休み明けで体力が有り余っているためか、馬は煩いくらいに元気いっぱいの様子。飼い葉をしっかり食べれており、この時期でも毛ヅヤや馬体の張りは良好に映ります。ただ、今週からペースアップを図り、70-40あたりの時計を消化し始めましたが、さすがにまだ息遣いが荒くて動き自体も重たく感じられますね。あまり促して行くとフットワークがバラバラになりがちなので、普通キャンター(16~17秒)の際もリズムよく走れるよう、注意しながら進めているところ。ひとまずは来週末が期限の地方交流競走(川崎・フェブラリースター賞)に申込を入れて、もし選出が叶わなければ東京開催の番組に向かうプランとしましょう」(高木登調教師)