*****2歳馬*****

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。10日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで2000mと坂路をハロン18~20秒程度のペースで乗られ、週1~2日は坂路を15-15で乗り込まれています。騎乗スタッフは「勿論、乗り込んだ分だけ良くなってはいますが、成長の速度がゆっくりなのか、じっくりじっくりといった印象です。18-18程度ではだいぶ余裕が出てきましたが、身体が大きいので、動きは重い感じで、まだ力も付いて来ていないのだと思います。現状は、引き続き乗り込みながらというところだと思います」とのことでした。

 

【ルージュラティーナ】

本日(火)の検疫で帰厩しました。

 

【ハイファイスピード】

12月14日(土)中京・中京2歳S(2歳オープン・芝1,200m)に国分恭介騎手で出走予定。

11日、宮本調教師からは「本日、坂路で時計を出し、4ハロン54秒5、ラスト12秒8を計時しました。気難しさが出ないよう特に注意して進めていますが、ゴネるような素振りは見せずに順調に進めることが出来ています。動きも良かったですし、良い状態でレースに臨めると思います」との連絡が入っている。

 

【エテルノレガーメ】

右前膝下に不安が出てしまい、厩舎にて経過観察を行っている。

12月11日、野中調教師から「右前膝下のモヤモヤした症状について、獣医師から『時間を置いた段階で再検査を行って状態を確認したい』という話がありましたので、本日レントゲン検査とエコー検査を行っています。再検査の結果『骨や腱の異常は見られず、深管骨瘤の影響から来る腱鞘部分の炎症。炎症を落ち着かせる治療を行いつつ慎重に立ち上げるように』という診断でした。発症直後よりは症状は落ち着いてきていますので、いったんグリーンウッドTへ放牧に出し慎重に再調整してもらいます」との連絡が入っている。12日に移動する。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。この中間も、屋外ダート馬場にてハロン17~18秒のキャンター3000~4000m、坂路をハロン18秒ペースで1本を基本メニューに、坂路とダートコースで15-15をそれぞれ週1回乗られています。菅野代表は「この中間も変わりありません。牧場で乗り込むレベルではもう問題なく、余裕も感じられます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。11日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000m、さらに坂路1本を18-18で乗られ、週2日の内1日は15-15、もう1日は15-14-14-13を計時しています。田辺厩舎長は「見た目スラっとした体型なのは変わらずですが、馬体に幅が出てきたと思います。現状、乗り手からは反応が良くなっているとのことで、15-14-14-13では、ラスト1ハロンを13秒切る位で動けています。ただ、そこから、ひとつ時計を上げて15-14-13-13だと、最後が動き切れないので、今後どう変わってくるかです。兄姉の活躍ぶりを聞くと、まだ少し物足りなさは感じますが、メディーヴァルも時計はあまり出るタイプではないようですし、本馬も坂路が苦手なのかもしれません」とのことでした。11日現在の馬体重は480キロ。

 

【リビングストン】

吉澤ステーブルWEST湖南分場で舎飼されています。11日現在も馬房で大人しくして過ごしています。牧場スタッフは「前進気勢がかなり強い馬と聞いていたので、普段から煩いのかと少し心配していましたが、馬房では大人しいですよ。しっかりと休養出来ていると思います」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。12月9日のレース後の状態に変わりはなく、11日現在、厩舎周りの曳き運動が行われており、状態を見て走路で調教を開始していきます。佐藤博紀調教師は「最終追い切りでも終いが物足りない感じは変わらなかったので、月曜日の競馬は、まずはひと叩きのつもりで使いましたが、それにしても動けなさ過ぎでした。もう少しはやれるだろうと思って送り出しましたし、3コーナーの感じなら恰好はつけてくれるとも思いましたが、まだ息が出来ていなかったようです。一度叩かれての上昇に期待したいと思います。この後はお正月開催へ向けて進めていきます」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。11日現在、引き続き、BTCの屋内600mダートコースと屋内1000mウッドチップ坂路を使って日替わりメニューで乗られており、坂路で週2回は16-16を乗られて、うち1日は15-15で登坂しています。高沢場長は「先週土曜日に14-13を行きましたが、いい動きでした。成長を感じるかと言えば、そこはまだこれからかなとは思いますが、状態に関して言えば間違いなく上がっており、あと何本か速いところを行けばゴーサインを出せそうかなと思います」とのことでした。11日現在の馬体重は508キロ。

 

【レッドアトラーニ】

坂路1本登坂後、ゲート試験を受けて合格。

国枝栄調教師「今日は坂路1本乗った後にゲート試験を受けました。二度も不合格になってしまったものの、その中でこの馬なりに慣れが出て試験に対応できるようになっていましたね。今日はスタートも頑張って出てくれて、2本とも内容は良かったと思います。ようやく合格できて、まずはひと安心。この後は追い切りを開始し、年明けの1回中山開催でのデビューをイメージしています。これからしっかり乗り込んでいくつもりです」

 

【ルージュレアリーズ】

本日は坂路で追い切りました。

福永祐一調教師「今日(水)の1週前追い切りは岩田望来騎手を乗せて坂路で併せ馬。1馬身ほど後ろから進めて最後は併入に持ち込みましたが、ジョッキーの話からも全体的に課題が多く残る内容でした。スタートしてからは左に流れていたようですし、最後は右にも流れてしまっていたということ。まだ力がないうえにバランスも整っていないだけに、坂路では思ったように動けないのでしょう。それでも調整自体は順調で必要な負荷はしっかり掛けられていますから、予定通り来週のレースに向かいます」

※12月21日(土)京都4R・2歳未勝利(芝2000m)を岩田望来騎手で予定。

 

【ルージュラティーナ】

本日は坂路で追い切りました。

福永祐一調教師「今日(水)の1週前追い切りは岩田望来騎手を乗せて坂路で併せ馬。1馬身ほど後ろから進めて最後は併入に持ち込みましたが、ジョッキーの話からも全体的に課題が多く残る内容でした。スタートしてからは左に流れていたようですし、最後は右にも流れてしまっていたということ。まだ力がないうえにバランスも整っていないだけに、坂路では思ったように動けないのでしょう。それでも調整自体は順調で必要な負荷はしっかり掛けられていますから、予定通り来週のレースに向かいます」

※12月21日(土)京都4R・2歳未勝利(芝2000m)を岩田望来騎手で予定。

 

*****3歳馬*****

【ディスペランツァ】

競走馬リハビリテーションセンターで休養中です。11日現在、舎飼されており、問題なく過ごせています。スタッフは「凄く扱い易い馬で、普段も大人しく手が掛かるようことはありません。毎日洗い場まで歩かせて、身体を動かしています」とのことでした。

 

【レッドアトレーヴ】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

手塚貴久調教師「今日はウッドで追い切りました。併せる予定の馬が馬場入りを嫌がっていたこともあってフォーメーションが乱れてしまったため、単走で時計も速くないものになってしまいましたが、終始リラックスしていいフォームで動けていたと思いますし、上がりの息もしっかりしていましたよ。負荷をもう少し掛けたかっただけに物足りなさは残るものの、コンディション自体は良さそうです。予定通り、今週の日曜・中山12レース(芝1600m)に横山和生騎手で向かいます」

※12月15日(日)中山12R・3歳上1勝クラス(芝1600m)を横山和生騎手で予定。

 

【ルージュルリアン】

本日(水)イクタトレーニングファームへ移動しました。

藤原英昭調教師「レース後であり、鼻出血発症後でもあるため引き運動のみの調整です。止血剤は投与済みですが、吸入で炎症を抑える薬も入れて経過観察中。今後については長く休んだ後も再発するリスクと向き合いながら進めていく必要があり、勝つために必要な負荷を掛けづらいということは受け止めていて、進退についても悩みはしましたが、出血量自体は少なかったということや、身体能力が高く1勝クラスにとどまる器ではないと感じていることからも、しっかり休ませて再起を図ることにしました。本格的なトレーニングを始めるまでにはしばらく時間がありますし、操縦性の向上を図るためにも今回の放牧はイクタトレーニングファームにお世話になることを決めたところ。今日(水)午前に移動しました」

 

【レッドクレメンス】

舎飼。

茶木太樹調教師「ご心配をお掛けしていることを重ねてお詫び申し上げます。クレメンスは栗東トレセン到着後、自厩舎で過ごしています。患部を固め、痛み止めの投与を続けて静養しているところです。栗東トレセン診療所での精密検査は今日(水)午後に済ませたところで、最終的な診断は明日(木)以降になるとのこと。検査結果については判明し次第、改めて報告させていただきます」

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

今週12月14日(土)中京12R・芝1400m戦に藤懸騎手56kgで出走を予定しています。フルゲート18頭のところに39頭の出走表明があり、想定段階では本馬の出走間隔では除外対象になっています。ただし、翌日(日)中京・芝1600m戦と両睨みの馬も多いため、同じ出走間隔の馬と抽せんになる可能性も残ります。きょう11日(水)はCWコースにて藤懸騎手を背に追い切り、6Fから87.1-69.2-52.7-37.3-11.6秒をマークしました。

田中調教師は「終いの反応はやや物足りなかったものの、テンションの維持を重視して乗り込んできたことで、以前と比べてだいぶコントロールはよくなっています。なんとか出走できると良いのですが」とコメントしています。

 

【スマラグドス】

12月15日(日)中山・北総ステークス(3歳以上3勝クラス・ダ1,800m)に石橋脩騎手で出走する。

11日、西園正都調教師からは「本日CWチップコースで単走の追い切りを行いました。6ハロン82秒6、ラスト11秒7をマークし、相変わらず抜群の動きを見せてくれました。この動きがレースに繋がってくれればと思います」との連絡が入っている。

 

【ミラクルティアラ】

12月15日(日)中京・コールドムーンステークス(3歳上オープン・ダ1,400m)に西塚騎手で出走予定。

11日、野中調教師から「本日、坂路で時計を出しました。4ハロン54秒2、ラスト12秒6をマークし、引き続き至って順調です。中3週で状態もキープできており、良い状態で臨めそうです」との連絡が入っている。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで休養中です。11日現在、舎飼されており、問題なく過ごせています。スタッフは「凄く扱い易い馬で、普段も大人しく手が掛かるようことはありません。毎日洗い場まで歩かせて、身体を動かしています」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。4日のレース後も状態に変わりはなく、中間は次走に向けて調教を開始しています。米田英世調教師は「レース後、使ったなりの疲れは見られましたが、この程度であれば問題なく次走へ向けて進めて行けそうです。馬のテンションも特に上がったりはしていません。ひと叩きして状態的には上積みが見込めると思いますので、年末の大井開催へ向けてしっかり進めて行きたいと思います」とのことです。今後は25日から始まる暮れの大井開催へ向けて進めていく予定です。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドにて単走で追い切りました。バランス良く動けていましたし、掛かるようなところもなく折り合い面はスムーズ。仕掛け所でスッと反応し、直線でもしっかりとしたパフォーマンスで動けていたと思います。息遣いも良化しており、今日のひと追いで出走態勢は整いましたね。今週の京都・東山ステークス(芝1400m)にルメール騎手で投票します」

※12月15日(日)京都12R・東山S(3歳上3勝クラス・芝1400m)をC.ルメール騎手で予定。

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

12月7日・中京・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に出走し16着。

11日、宮本調教師から「レース後も脚もと等に問題は見られません。中京では新馬戦以降、結果を出せていないので、次走は年明けの小倉開催を目標に再調整したいと思います。12日にドラゴンファームへ短期放牧に出します」との連絡が入っている。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。この中間も、角馬場で騎乗運動が行われています。後藤場長は「先週末のエコー検査では状態は変わりなく、血流は見られるものの悪化はしていないので、引き続き軽めに乗っています。高木調教師にもお伝えして、『このまま順調に乗り込むことができれば、年明けの中山開催で出走も考えている』とお聞きしました」とのことです。10日現在の馬体重は498キロ。

 

【レッドモンレーヴ】

乗り運動後、ウッドチップコースで追い切り。

助手「今日はウッドコースで3頭併せを消化しました。モンレーヴは3番手から進めましたが、行きたがるようなことはなくこちらの指示にも従順でしたし、最後までいい手応えで動けていたと思います。操作性、息の入りともに良く、1週前追い切りとしてはいい内容だったのではないでしょうか」

※12月21日(土)京都11R・阪神C(G2・芝1400m)を予定。