*****2歳馬*****

【リビングストン】

西村淳也騎手 レース後コメント

「スタートして思ってた程自ら進む感じではなかったので、他の馬が行くなら番手てもと思いましたが、スローな感じでしたので主張していきました。ペースを握って後ろの馬にもある程度脚を使わせていける展開に持ち込めていたのですが、4コーナー辺りでもう1段ギアが上がって欲しいところで上がらず、バテてはいませんが、ワンペースのままでした。現状は、適性があるという事でもないとは思いますが、ダート戦に使っても良いかもしれません」

吉岡辰弥調教師 レース後コメント

「逃げの展開は想定の範囲内でした。向正面では離していましたし、流れ的には悪く無いなと思って見ていましたが、脚が溜まっていく様な感じで走れては無かったので、最後はワンペースのままでしたね。まだ、身体も持て余している感じですし、その辺りが変わって来ればと思います。この後ですが、ワンクッションは入れたいと思います。今後につきましては、ローカル開催などの番組も視野に入れながら、レースに使いつつ成長してくれたらと思います」

 

【レイナデアルシーラ】

11月23日(土・祝)東京・カトレアステークス(2歳オープン・ダ1,600m)に石橋脩騎手で出走し11着。

石橋騎手からは「内目の枠を引いたので行ければ行くつもりでした。ゲートの扉に反応して一歩目は立ち遅れ気味でしたが、横の馬が押さえているのを見て先手を取りに行きました。無理なく淡々としたペースで行けて脚もありましたし、今日の馬場なら残せるかと思ったのですが、メンバーも揃っていて最後は厳しくなってしまいました。岩田望来騎手から聞いていた通り、良いところのある馬ですし、これからもっと良くなる馬だと思います」との話でした。

西園調教師からは「行き切ってラチ沿いを進めましたし、この馬なりの力は出せていたと思います。今日は骨っぽいメンバーを相手に良く頑張っていました。続けて使ってきたので、ここで一息入れたいと思います」との話がありました。

 

【ブラゾンロワイヤル】

11月24日(日)京都・2歳未勝利(ダ1,800m)に▲柴田裕一郎騎手で出走し13着。

石坂調教師からは「前走のようにレースを馬群の中で運べれば良かったのですが、2コーナーまでに馬群に取りつくことが出来ませんでした。ジョッキーはテンに無理をしたくなかったようですが、強引に押していく位の方が良かったかもしれません。最後まで諦めずに追われたものの、離れた位置から上がって行く脚はありませんでした。今回は勝ち馬から大きく離され、タイムオーバーの制裁を受けましたので、一旦放牧を挟んで再調整することにします。本質的には芝の長距離馬だと思われますし、もう少し芯が入ってくれば変わってくると思うのですが」との話がありました。

 

【リビングストン】

23日の出走後、厩舎へ戻った後も特に異常はありませんでしたが、24日午後に馬房内で左前脚を気にしていたため、すぐにトレセン診療所でレントゲン検査を行ったところ、左前脚管骨膝裏部分の剥離骨折が判明しました。吉岡調教師は「レース直後は歩様に乱れなどもありませんでしたが、1日経って徐々に痛みが出てきたのだと思います。幸い、骨折としては軽度の症状で、獣医の診断でも『今後の競走能力に影響を与えたりする箇所ではなく、手術をする必要もありません。全治は3か月の見込みで、治療は自然治癒で回復を待つという形になります』との事でした。これから良くなってくる馬だと思っていたので、このタイミングでアクシデントが起こってしまったのはとても残念ですが、今後は少しでも早く戦列に復帰できるように治療に努めていきます」とのことで、今後は退院の許可がおりたタイミングで近隣の牧場へ移動して休養する予定です。なお、今回のアクシデントは、競走中の事故により、3ヶ月以上JRAの競走に出走できなくなった場合に支給される第11号見舞金の対象となります。

 

*****3歳馬*****

【サミアド】

11月24日(日)東京・アプローズ賞(3歳以上2勝クラス・ダ1,400㍍)に坂井瑠星騎手で出走し15着。

竹内調教師から「ゲートから自分の形に持ち込むことが出来ましたが、直線で並ばれた時に抵抗が出来ませんでした。ここはメンバーも揃っていましたし、昇級初戦でもあったので、クラス慣れが必要だと思います」との話がありました。

坂井騎手からは「大外枠からでも楽にハナをきれたロケットスタートは武器ですね。直線に入ってもハミを取って粘ろうとしたのですが、最後は一杯になってしまいました。それでも、オールダートの1,400㍍戦がベストに感じました」との話でした。

 

*****4歳馬*****

【スマラグドス】

11月24日・京都・花園ステークス(3歳以上3勝クラス・ダ1,800m・ハンデ)に国分恭介騎手で出走し9着。

国分恭介騎手からは「ゲートでチャカ付くところはありましたが、行き脚良く先行馬4頭を見る位置で進めることが出来ました。ハミを取り直線に向かったのですが、休み明けの分なのか最後は伸び切れませんでした。今日のような馬場も合わなかったかもしれません」との話がありました。

西園正都調教師からは「流れに乗って自分の競馬は出来たと思いますが、最後は休み明けの分かもしれません。この後のことは厩舎に戻ってからの状態を見て検討します」との話でした。

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

11月23日レース後コメント(3着)

T.マーカンド騎手「陣営からゲートの中で落ち着かず潜ろうとしたりするというのは聞いていました。確かに入ってから落ち着かなかったですが、首元を刺激したら大人しくなってくれましたし、一度大きく暴れた時も同じようにしたら落ち着いてくれました。スタートも普通に出ましたが、先生から前と離されすぎないポジションでと話していたのであの位置に。反抗することもなく、上手に走ってくれていましたよ。ただ体全体で大きな走りをする馬なのでこの枠は窮屈な感じがありましたし、最後も内に行くしかなかったですからね。外まで出せて伸び伸びと走らせることができれば、もっと脚を使えたかもしれません。自分を持っている馬でこちらの接し方次第なのかなという印象ながら、もっと自信を持って走れるようになればポテンシャルを活かし切れそうです。すごくいい馬ですよ」

蛯名正義調教師「今回はチークピーシーズを着用、騎手も替わって新たな面を引き出したいという思いで送り出した一戦でしたが、上手く乗ってくれたと思います。ゲートもしっかり出ましたし、内枠で仕方がなかったとはいえ、あの揉まれる位置で気を切らさず競馬できたのは収穫でした。直線では外に出せればというところでしたけど、馬も最後まで止めずに頑張ってくれましたから。とはいえ、上がってきてからの息を見ると、まだ全力を出し切っていない感じもしますからね。引き続き色々と工夫しながらやっていきます。今日の内容次第で次を考えるつもりでしたが、この競馬ができれば東京でなくても大丈夫だと思います。距離も現状のベストは1400mかなという気もするので、状態面に問題がなければ阪神カップを視野に入れて進めていくつもりです。勝てなかったことは残念ですけど、今日は変わり身を見せてくれて良かったです」

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

11月26日(火)船橋10R・フェイスフルブーツ特別(ダ1700m)に笹川翼騎手で出走が確定しました。