*****2歳馬*****

【ハイファイスピード】

11月2日(土)京都・ファンタジーステークス(GⅢ・2歳オープン・芝1,400m・牝)に国分恭介騎手で出走する。

10月30日、宮本調教師から「先週CWチップコースで長目をしっかりやりましたので、今週は坂路で終い重点の追い切りを行っています。テンションが上がりすぎないように全体の時計を抑え目にして4ハロン55秒4、ラスト12秒1を計時しました。反応がものすごく良くて、本番が楽しみになる動きでした。当日までテンション面に注意しながら進めます」との連絡が入っている。

 

【レイナデアルシーラ】

11月2日(土)京都・2歳未勝利(ダ1,800m・牝)に岩田望来騎手で出走予定。

10月30日、西園正都調教師から「本日坂路で併せ馬の追い切りを行い、4ハロン53秒1、ラスト12秒1を計時して大変良い動きを見せてくれました。本番でも良い走りを見せてくれると思います。楽しみにしています」との連絡が入っている。

 

【ルージュレアリーズ】

本日はCウッドコースで追い切りました。

福永祐一調教師「最終追い切りはCウッドコースでおこないました。助手が乗って、テンションを上げないことと体力を温存することを目的に4ハロンから時計を出したのですが、軽く気合をつけられるとグッとハミを取って楽な感じで加速していました。助手によると、『坂路よりもリラックスしていたし、いいフォームで真っすぐ走っていた。馬場が重かった中でもしっかりした脚取りで、もっと追っていれば11秒台前半の時計が出ていたと思う』ということでした。仕上がりはいいので、あとは競馬でどういう走りができるのかといったところ。体つきから距離を長くするのは…といった感じですし、パワータイプではないので道悪も不安ではありますが、スムーズに運んで最後にどれくらいの脚が使えるのかみてみましょう」

※11月2日(土)京都4R・2歳未勝利(芝1800m)を岩田望来騎手で予定。想定から除外はありません。

 

【バティストゥータ】

チャンピオンヒルズで調整されています。29日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで3000~4000mを乗られ、坂路で週に1本、軽めキャンターのメニューで進めています。岡元厩舎長は「ペースはもう少し上げられそうですが、まだ調教後の息遣いなどが、いまひとつなので、様子を見ながら進めています。かなりの大型馬なので、やはり、ある程度の時間は掛かりそうです」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。この中間も、屋外ダート馬場にてハロン17~18秒のキャンターを3000~4000mと坂路を18秒で1本、週に2回は坂路で15-15を乗られています。菅野代表は「引き続き変わりなく順調です。体調は安定していますし、膝裏の張りには気を付けながらですが、特に問題なく進めることができています」とのことでした。

 

【メロディーロード】

栗東・寺島良厩舎で調整されています。先週は24日と25日にゲート試験を受けましたが不合格でした。改めて、今週は30日に川又賢治騎手が跨ってゲート試験を受けましたが、入りと駐立は問題なかったものの、ダッシュがワンテンポ遅く、不合格でした。寺島調教師は「トレセンの環境に慣れてきたのか、だいぶ気の強さを見せるようになってきましたが、それは、この馬にとっては良い雰囲気が出てきたと捉えています。先週の時点で、ゲートは入りと駐立は全く問題はなく、ただ、出の際に上に跳んだり、尻っ跳ねをしていたので、今朝の試験では抑えつけてゲートを出して行き、その分ダッシュが遅れました。それでも二の脚は速く、上手くカバー出来たと思ったのですが落ちてしまいました。残念です。それでも日に日に上手になっています。近いうちに受かるとは思います。現時点で体重は480キロを超えてきていますが、まだ成長しそうですね。見栄えのする馬体の『良い馬』ですが、まだつくべきところに筋肉がしっかりとはついていないので、身体が完成したらどんな馬になるのか、今からとても楽しみです。兄姉と比べるとちょっと奥手ですが、スピードがありますし、まだまだ変わってきそうです。今回はゲート試験に受かったら1度放牧に出す予定です。デビューは年明けの小倉開催辺りを考えています」とのことでした。

 

【リビングストン】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。今週末の出走に向けて、先週は10月26日にCWチップコースにて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、63.6-50.9-36.9-12.0を一杯に追われて計時し、併せた相手と同入しました。今週は、30日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、54.1-39.3-26.1-13.3を馬なりで計時しています。吉岡調教師は「どうしても気持ちが入ってしまう分、上手く身体を使って走れているとは言えないのが現状です。現段階では、競馬を経験させながら少しずつ矯正していくというスタンスですね。ただ、体調は良いので、現状でも前走位は十分走れると思います」とのことです。11月3日京都、2歳未勝利・芝2000mに西村淳也騎手で登録を行う行う予定です。

 

【パステルキュート】

美浦・青木孝文厩舎で調整されています。この中間は、10月27日に坂路にて助手が騎乗して57.0-42.4-27.5-13.5を馬なりで計時しました。今週の追い切りは30日に坂路にて長濱鴻緒騎手が騎乗して行われて、56.8-42.4-28.3-14.3を強めに追われて計時し、馬なりの古馬2勝馬に0.2秒先行して0.6秒遅れました。青木孝文調教師は「引き続き、状態面に問題はなく、馬は元気にしていますし、順調に来ています。出来れば競馬までに馬場で追い切りたかったですが、前捌きの硬さから角馬場で躓くこともあり、ここまで坂路コースで追い切りを行ってきました。今日の追い切りは、本番でも乗ってもらう長濱騎手に跨ってもらって感触を確認してもらいました。今日の馬場は、前日からの雨の影響でかなり状態が悪く、脚を取られる馬場だったこともあり、パワーがあるタイプではないパステルキュートにとっては厳しかったと思いますが、この馬なりに頑張ってくれていました」とのことです。11月2日福島、混合、2歳新馬・芝1200mに長濱鴻緒騎手で登録する予定ですが、フルゲート16頭のところ水曜日の想定段階で23頭の登録が見込まれており、うち4頭は除外の権利持ちで、12/19の抽選となる見込みで除外の可能性があります。

 

【ミッドナイトデュー】

ホースサポート櫻で調整されています。30日現在、角馬場でフラットワークを左右手前を替えながらダクとハッキングで行った後、屋外ダート馬場にてハロン18~20秒のキャンター2000mのメニューで調整されており、週1日は15-15を乗られています。24日には佐藤博紀調教師が来場して状態を確認しています。佐藤調教師は「10月はじめに見た時と比べると、身体がフックラして、ひと回り大きくなったような印象を受けました。いい感じで15-1で攻めることが出来ているようですし、この感じであれば、予定通り11月の川崎開催が終わったら小向に戻して12月の開催に向けて進めていけそうだと感じました」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。30日現在、BTCの屋内600mダートコース5周を乗られています。高沢場長は「競馬を経験している馬らしく、ペースが上がるといい気合を出すようになってきました。先週後半からは屋内600mダートコース5周のメニューで乗り込んでいます。今週末か来週辺りからは坂路調教を開始しようと思っています」とのことでした。30日現在の馬体重は500キロ。

 

*****3歳馬*****

【サミアド】

30日、竹内調教師から「今朝はウッドコースに入り、サミアドが先行し、直線強めに追って併走馬と併入しています。入厩当初は若干太く感じましたが、調教を重ねる毎に絞れてきました。来週の東京・ダ1,400㍍戦に菅原明良騎手で出走を予定しています」との連絡があった。

11月9日(土)東京・3歳以上1勝クラス(ダ1,400㍍)に出走予定。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「先週金曜日から騎乗運動を再開しましたが、特に問題なく立ち上げることができています。今日は坂路で軽めの調整。軽快なフットワークで動けていましたね。脚元は落ち着いていますし、飼い葉も完食していて体調面に陰りは見られません。来週の出走に向けて、週末から速いところを入れていきたいと思っています」

※11月10日(日)福島7R・3歳上1勝クラス(芝1200m)を斎藤新騎手で予定。

 

【レッドクレメンス】

昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

茶木太樹調教師「レース後も蹄など脚元の状態に問題はありません。歩様も大丈夫です。この後は予定通り放牧に出すことに決め、昨日(火)グリーンウッドトレーニングへ移動したところです。数か月にも及ぶ在厩期間で成果を上げられなかったことは申し訳なく思っていますが、クレメンス自身も心身ともにギリギリだったはずで、よくここまで耐え抜いてくれました。この後は状態次第で12月の中京開催に備えるつもり。関東馬の遠征もあり、出走頭数もこれまでのようにいかないかもしれませんが、左回りで距離を少しでも短くすることや馬具の力も借りて待望の初勝利を目指します」

 

【レッドアトレーヴ】

角馬場運動後、坂路1本。

手塚貴久調教師「今日は角馬場で軽めに乗って調整しました。しっかりした脚取りで動けていましたし、雨で緩んだ馬場もそこまで気にしていなかったですね。この中間も飼い葉はしっかり食べていて、コンディションは良好。追い切りは明日(木)消化する予定で、今日の午後にも状態を確認しつつ入念に準備をしていきたいと思います」

※11月16日(土)東京12R・3歳上1勝クラス(芝1600m)を横山和生騎手で予定。

 

【ディスペランツァ】

予定通り、26日に栗東トレセン診療所の入院馬房に移動しました。翌27日には、移植手術のために幹細胞の摘出を行いました。その後も体調面に問題はなく、30日にトレセン近郊の島上牧場へ移動しています。吉岡辰弥調教師は「この後は、摘出した幹細胞を使って、細胞の培養を2〜3週間程度かけて行いますが、その間、一旦、島上牧場へ移動しました。細胞の培養が完了したら、再度トレセン診療所へ移動して移植手術を行う予定で、それまでの間、疝痛防止のためにウォーキングマシン運動で動かしながら管理するように指示を出しました」とのことでした

 

*****4歳馬*****

【スマラグドス】

グリーンウッドTで調整中。

10月30日、西園調教師からは「今週金曜日の検疫で帰厩させる予定です。順調に仕上がるようであれば、4週目の花園ステークス(ダ1,800m・ハンデ)への出走を考えています」との連絡が入っている。

11月24日(日)京都・花園ステークス(3歳以上3勝クラス・ダ1,800m・ハンデ)に向けて調整予定。

 

【ミラクルティアラ】

10月17日よりグリーンウッドTで調整中。

30日、野中調教師からは「牧場で一息入れてもらい、状態は変わりなくきているようです。明日の検疫で帰厩させて福島に向けて調整します」との連絡が入っている。

11月17日(日)福島・福島民友カップ(ダ1,700m・L)に向けて調整する。

 

【レッドシュヴェルト】

ゲート練習後、Bコース1周。

尾関知人調教師「今日はゲート練習をおこなった後、Bコースで軽めに乗って調整しました。ゲート練習は落ち着いて対応してくれましたし、雨で馬場が悪かったですが、Bコースの調教でも脚を取られることなくバランス良く動けていましたよ。明日は追い切りを消化する予定で、今日の午後にも状態を確認しつつしっかり準備していきたいと思います」

※11月9日(土)東京10R・奥多摩S(3歳上3勝クラス・芝1400m)をC.ルメール騎手で予定。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションで休養しています。30日現在、引き続き、曳き運動20分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動20分が行われています。牧場スタッフは「少しずつですが、患部の状態に変化が見られるようになってきています。日によって熱感が治まっていたり、脚元もスッキリしている日が出てきています。今週末に検査をまた行いますが、いい方向に進んでいると思います」とのことでした。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。30日現在、競馬場の1400m内馬場と走路を使い、ダクとハロン20秒前後のキャンターを乗られています。米田英世調教師は「11月の発走調教再審査へ向けて、その前に2段階あり、今朝はそのうちの第1段階として、1分間の駐立確認を主催者サイドの職員が見守る中、行いました。特に問題はなく、今後は次の第2段階へ向けて進めます。帰厩してから馬も落ち着いていますし、この感じであれば再審査も大丈夫だろうと思います」とのことでした。

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

11月10日(日)福島・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)目標で調整中。

10月30日、宮本調教師からは「ゲート練習を並行して行いながら、本日坂路で時計を出しています。4ハロン54秒4、ラスト13秒1のタイムでしたが、この馬は坂路であまり時計の出ないタイプで、本馬なりの動きは出来ていましたし、調子自体は変わりなくきています。ゲートの練習もしっかり行っていますし、本番もスムーズな枠入りと走りで結果に繋げて欲しいです」との連絡が入っている。

 

【レッドモンレーヴ】

角馬場後、坂路1本。

蛯名正義調教師「立ち上げてからも問題なく順調にきています。今日は坂路で15-15くらいでしたが、行きたがったり嫌気を差したりすることもなく上手に走っていたようですよ。目一杯の競馬ではなかったこともあって引き続きエネルギーに溢れている感じですし、懸念していた一度使ってのテンションも今のところ使う前と変わらないですね。前回も状態は良かっただけに、あまりやり過ぎてピリピリしないようというところに気を付けていきたいと思います。前回は割と我慢できていましたが、まだ心配もあるので、どこかのタイミングでゲートも確認しておきます」

※11月23日(土)東京11R・キャピタルS(L・芝1600m)をT.マーカンド騎手で予定。

 

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。この中間も、曳き運動とウォーキングマシン運動を行っています。後藤場長は「都合によりエコー検査が明日に変更になったため、中間も乗り出しは待っている状態です。体調にも変化はなく、元気にしています」とのことでした。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日は金子光希騎手が騎乗してウッドで追い切りました。アウレアは3頭併せの3番手から。序盤は問題なかったのですが、雨で馬場が緩んでいたこともあって終いは脚を取られていましたし、最後も手前を替えられなかったですね。それでもジョッキーは無理に手前を替えず、なおかつスピードを落とさないように乗ってくれました。前の2頭にはやや遅れを取ったものの、直線で外を回しましたし、負荷はしっかりと掛かった中で集中力を切らさずに走ることができたのは良かったと思います。ただ、入線後に右トモを落とす素振りを見せていました。上がりの歩様は問題なかったのですが、午後にも脚元やコンディションを入念にチェックしておきます。今週のレースを使うつもりで準備してきましたが、今日の想定のメンバーや追い切った後の具合を確認したうえで今週に投票するのか来週にスライドするのかを決めさせていただきます」

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

厩舎周りを引き運動。

鹿戸雄一調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動で調整しています。歩様に気になるところはありませんが、左前の球節や繋に浮腫と熱感がありますね。レースでしっかり走り切ったような感じが窺えるだけに、やはり年齢的なものがあるのかもしれません。念のため明日は左前球節や繋のエコー検査をおこなう予定で、検査結果が分かり次第、報告させていだだきます」