*****2歳馬*****
【プロピエダッド】
現在は週2日坂路にてハロン15秒ペースで登坂中。
担当者から「順調に乗り進め、先月末から15-15を開始しました。10月に入ってからは終い13秒まで伸ばし、今週は自らスッと動けるようになっています。脚もとは安定しゲート練習も徐々に進めているので、そろそろ移動の目処も立ってきました」との連絡が入っている。
【レッドエソール】
馬体重:496キロ
入場後の検温で38度5分と微熱が確認されましたが、ケアにより体温は平熱まで下がりました。到着時よりも活気が戻ってきていますし、飼い葉も残さず食べていることからも体調は回復傾向にありそうです。あと数日は楽をさせて長距離輸送の疲れを取る予定で、乗り出すのは早くても来週月曜日からになる見通しです。
【ルージュラティーナ】
馬体重:504キロ
今週月曜日に坂路でも乗り出し、火曜日には17-15ほどのペースで坂路を上がりました。緩さを感じ、やや前向きさも欠けるものの、前回滞在時よりはバランスが良くなったようには感じます。この後は時間を掛けて乗り込んで心身の成長、とくに筋力の強化を図っていく方針も食欲旺盛であることから馬体の維持については心配いらないでしょう。
【キングズトゥルー】
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。入場当初は左トモの引き付けが甘く庇いがあり、股関節あたりに筋痛症状が出ていました。週が明けて歩様は大分ナチュラルなんですが、大竹調教師からは『もう1回ショックウェーブ治療をしてから乗ってください。その間にもう少し体重を増やしてもらえれば』と言われているので、今週末か週明けに治療をおこなうつもり。その後の様子を見て調教を開始する予定です」(担当者)
【ゴールドエンペラー】
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。この中間もマシン運動を継続していますが、体に痛みなどが出てくる様子もなく、落ち着いた状態で過ごせています。もうしばらくは現状のメニューで調整を進める予定です。
【スピアッジャローザ】
9日(水)に坂路コースで4ハロンから0.1秒先行して併せ、59.6-44.6-30.2-15.6を馬ナリに追い切りました。「ゲート試験をパスしましたので、いよいよデビューを意識して動かし始めています。まずは15-15程度のところからスタートということで坂路に入れました。普段から大人しいのもあるのですが、まだ気持ちが前に出ていない印象を受けますね。気持ちさえ出てくればガラっと変わってきても良さそうなので、併せ馬を取り入れながらスイッチを入れていければと考えているところ。現状ではどの辺りを、こんな番組でとはまだ判断しにくく、もう少し進めてから具体的にしていくつもりです」(蛯名利弘調教師)
*****3歳馬*****
【サミアド】
10月9日撮影11日、牧場担当者から「この中間も背腰をケアしつつ、馬体を緩めないように調整を進めてきました。現況は週2日周回コースにて15-15を行なっています。体力に余裕も出てきたのか、少し煩い面も出すようになっています。馬体重は520㌔」との連絡があった。
竹内調教師からは「次走目標は、5回東京の1、2週目のダ1,400㍍戦を考えています」との連絡が入っている。
【レッドアトレーヴ】
馬体重:499キロ
この中間は坂路で速いところを消化しつつ、それ以外の日は周回コースでのキャンター調整。引き続き順調に乗り込むことができました。今日(金)午前、ノーザンファーム天栄へ向けてこちらを出発。天栄には明日(土)到着する予定です。今のところ10月23日(水)の検疫での帰厩が予定されているようで、それまでは天栄で乗り込んで帰厩に備えていくことになるでしょう。
【ルージュルリアン】
馬体重:514キロ
先週土曜日からペースアップ、2ハロン15-15を開始しました。体は大きくなっているものの、速いところにいってもこれまで通り動きは軽快ですし、息の乱れもまったくありません。じっくり乗ってきたことで下地が出来上がっているのでしょう。明日(土)には4ハロン60秒ほどの時計を出す予定で、来週以降も週に2回は坂路で強めの調教を消化して厩舎に送り出すことになっています。
【ジャンヌローサ】
この後はトレセン近郊のジェットレーシング(ミッドウェイファーム内)で調整することになり、本日11日(金)に移動しました。
「臆病なところがあるので、できれば前に行きたかったのはありますよね。ダートになっての変わり身を期待していただけに、残念に思ってしまうところ。前に行けさえすればまたレースぶりも変わってくるはずですが、もう少し本人の幼さが抜けてきてほしいです。レースでいくらか右前を中心に外傷を負い、傷口がまだジュクジュク。ケアをおこないながら今日まで様子を見させてもらった上で、リセットを目的に放牧に出しています」(蛯名正義調教師)
【スノーディーヴァ】
「現在は内馬場でダクとハッキングの後、ダートコースをキャンター3500~4500mのメニューで調整中です。この中間もペースを変えずに長めをじっくりと乗り進めています。メンタル面を意識しながら進めていますが大きな問題もなくきていますよ。ただ、少し馬体に余裕があるので引き締めていきたいところ。深山調教師からは『福島開催を目標にします』と言われているので、このまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)
【タキザクラ】
「現在はダク2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に左前の蹄鉄を打ち替えたのですが、釘が当たってしまい出血しました。若干脚元を気にする素振りが見られたため、大事を取って今週半ばまで乗り運動を控えています。常歩は問題ないもののダクまで進めると気になってくるようなので、慎重に乗っていくつもりです。週明けごろ入厩予定と聞いています」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドシュヴェルト】
馬体重:496キロ
今週も坂路で14-13のメニューで乗っています。パフォーマンスもだいぶ上向いてきていますし、息の入りも安定していますね。飼葉も安定して食べてくれており、順調に調子の底上げを図ることができています。この後も入念な乗り込みを継続、トレセン帰厩に向けて態勢を整えていきます。
【追記】
当初予定していた馬が入厩変更になり、本馬が本日(金)の検疫で帰厩することになりました。
【レッドルヴァンシュ】
馬体重:528キロ
トレッドミル調整を経て既に騎乗運動へ移行しており、三日ほどロンギ場でダクまで動かして歩様や動きを確認し、現在は周回コースを軽めのキャンターでジックリ乗っているところです。まだハッキングに毛が生えた程度のペースにとどめているため、息遣いの変化については何とも言えませんが、去勢した効果で動きに柔軟性が出てきた印象を受けます。引き続き様子を見ながら進めつつ、徐々にピッチを上げていくつもりです。
【ウィズアットダンス】
「現在はダク2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。週明けから乗り運動を開始しました。入場時から体は増えてきて、カイバ食いも良くなってきてはいるものの、トモはまだ寂しく映りますね。運動開始後も特に体調面の異常はないので、少しずつ体を戻しながらペースを上げていければと思います」(担当者)
【フェミナフォルテ】
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。今週からペースを上げて乗り進めていますが、しっかり動けるようになってきましたよ。体重は増加傾向ですし、体にも張りが出てきて良い頃の感じになってきました。そう遠くないうちに帰厩となりそうなので、このまま更なる良化を促していきます」(担当者)
*****5歳馬*****
【グロリアスヒーロー】
この後はトレセン近郊の松風馬事センター小野町で調整することになり、8日(火)に移動しました。
「在厩調整で4戦目でしたが状態は悪くなかったですし、この馬本来の走りが出来れば上位争いに加われるだろうと思っていたんですけどね。前半少し出していこうとはしていましたがその後に影響するような感じはなく、外目の良い位置を追走できているように見えていましたよ。4コーナーでは外から被されてもうやる気がなくなっていましたし、目に見えない疲れなどもあったのかもしれません。いい走りをさせられずに申し訳ありませんでした。こういう結果に終わってしまいましたし、連戦続きだったのでここで一息入れることにします。まずはしっかりとリフレッシュを図ってもらい、立て直した後にまた今後のことを考えていくつもりです」(高木登調教師)
*****6歳馬*****
【レッドアウレア】
馬体重:502キロ
周回コースでダク500m、キャンター2000mのうち前半5ハロンを18-18で入って、後半5ハロンを15-15といった内容の調整をおこなっています。速いところはフラットコースでおこなっていますが、動きを見てもそこまで硬さは感じませんし、推進力もちゃんとありますね。息の入りも良化してくれていると思います。飼葉も安定して食べてくれており、調子も上がってきていますので、このまま入念に乗り込んでいきますよ。
*****7歳馬*****
【エクストラノート】
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。毛ヅヤもグッと良くなっているように先週今週と状態は上がってきました。今週からは15秒ペースを週2回に増やしてと、乗り重ねてきて反動が見られるようなこともなく、順調に段階を上げられています。背腰の具合もだいぶ戻ってきました」(担当者)
*****10歳馬*****
【アナザートゥルース】
「前哨戦を勝利で飾り、今年も胸を張って11/07(木)門別・道営記念(H1・ダ2000m)に向かうことができますね。ステップとしてここを選択しましたが、単純にタイムだけで比較すれば先月の重賞レースよりも速かったように、強敵ベルピットにも対抗できるはずです。年齢的に今年がラストチャンスかもしれませんので、昨年以上の仕上げで臨みたいと考えています」(田中淳司調教師)